表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
126/187

神社で初詣!

「うわ~、すごい人数だね~」

「それだけ繁盛してんだろうな」

「そうみたいですね、いつもより忙しいってつぐみちゃんが言ってましたから」

デイジーの華柄の振り袖を着ている裕香と紋付袴姿の裕樹と同じく花柄の桃色振り袖のみなも。

裕香もみなももかわいいかんざしをつけて髪をまとめている。

「3人とも、こっちこっち~!」

そういう声が聞こえてきたので振り向くと赤い袴に白い着物装束のいわゆる巫女服を着たつぐみがいた。

狩人みたいな服を着た富士也と秀久もそこにはいた。

どうやらのつぐみの手伝いとして呼ばれたようである雰囲気があった。

秀久はどこかぶっちょうづらであるが富士也はにこにこと笑っているあたり楽しんでいるのかもしれない。

「つぐみ姉ちゃん! 秀久お兄ちゃんに富士也お兄ちゃんも!」

「おー、巫女服か」

「ヒデくんたちもよく似合ってますね」

3人で仲良く手をつないで歩いていたままつぐみ達に近寄る。

「今日は来てくれてありがとうね♪」

「いらっしゃい、裕香ちゃん。 今日は人手が足りないからな、つれてこられたんだよ。 まあ、暇だったしな」

「なんで俺までつれてこられなきゃならないんだよ」

笑顔でいうつぐみとケラケラと笑う富士也と複雑そうな表情の秀久。

「まあ、いいじゃないか。 つぐみの手伝いも必要だぞ?」

『そうだよ、ヒデくん! かわいいつぐちゃんになにかあってからじゃ遅いんだからね?』

「しろも手伝うですの♪」

そんな秀久を見て近寄るのわれらが兄貴こと榊龍星ときれいなお姉さんの瀬川芹香と榊白姫。

龍星は紋付袴に芹香と白姫は振り袖であるが、巫女服を手に持っているようだ。

「ないない~♪」

「わふう!」

「せりかっか♪」

「ふんぬぅ!」

足元から声がするのでみると振り袖をきたつぐぴょんとせりかさんとしろしろ。

紋付袴を着たりゅーさんとしゅうやん。

「わ、かわいい~♪ おいでおいで~♪」

甘えるのも甘えられるのも大好きな裕香はぷちに近寄る。

つぐぴょんがさきに飛びついて楽しそうに笑う裕香。

それを見て裕樹はなごむな~とほほえましそうに見ている。

「ね、姉ちゃん(汗」

『わかってくれるよね、ヒデくん!』

芹香の気迫に後ずさり気味の秀久。

龍星はそれを見て芹香を引き寄せてとめている。

「そうだ、そろそろおがんできたらどうかな?」

「あ、そうだな。 どうせならつぐみもしたらどうだ?」

つぐみが笑顔でいうと裕樹は視線を向けて問いかける。

「わたしはまだすることがあるから、後になるよ」

つぐみは苦笑しながら言った。

感想お待ちしております♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ