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学園都市の体育祭 その1

学園都市のグラウンドにてつぐみ達は集まっていた。

体操服に身を包んだつぐみ達。

「これより学園都市の体育祭を行います」

グラウンドの壇上には生徒会の会長の霜月が立っている。

開幕を宣言すると生徒達から歓声があがる。

「体育祭かぁ、憂鬱だよ」

「運動が苦手な私たちには難しいれしゅからね」

しょんぼりしながら会話するつぐみとみなも。

二人の背後にどんよりとしたオーラが。

「ないない?」

「キュー?」

つぐぴょんと青い龍が不思議そうに落ち込んでいるつぐみ達を見ている。

「みぃ♪」

「ピュイ?」

みなちゃんと赤い鳥がみなもの肩に乗っていた。

「気楽に行こうぜ、気張っていたら勝てるもんも勝てないぜ?」

《そうだよ、気楽に行こう?》

龍星と芹香はつぐみ達に近寄ると言う。

「せりかっか♪」

「ふんぬぅ‼」

せりかさんとりゅ―さんがつぐみを励ますように鳴いた。

「うまくできるかなぁ?」

「大丈夫だって練習どおりにしたらいいんだから」

ひばりも不安そうに言うと綾香が笑顔で近寄ると励ます。

「だぜ‼」

「ヒヒン‼」

綾香に同意するあやっぺとセレーナ。

「ひよよ!」

こばりが励ますように声をかける。

『大丈夫ですよ~、マスター』

桜樹がひばりの肩に乗って笑顔を見せる。

『そうそう、気楽に行こうよ!』

焔羽もひばりを励ますように語りかける。

『マスター、そんなに気張っていては楽しくできないぞ』

風華も近寄るとひばりにつげる。

『ま、マスター……落ち着いて頑張ればいいと思います!』

握りこぶしをして氷月がひばりに言う。

ひばりはそうだね、と笑い声ながら答えた。

「ひばり、彼女達の言うとおり普通に参加したらいいよ」

「かずくん、うん」

ひばりは和明を見て静かに頷いた。

そんな会話が終わる頃、テントのような建物では?

「お疲れ様、会長」

「ありがとう、あなた達も参加する種目の時は一休みしていいからね?」

澪次が笑顔で言うと霜月は笑顔を見せながら言う。

「はい、わかりました。 でも、会長も一休みした方がいいかもしれませんよ?」

「確かに疲弊しているように思えるな」

怜奈が笑顔で霜月を見て言う。

それに裕樹は同意するように頷いた。

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