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お月見の季節です?

お月見にちなんでやってみたり?

今回も深紅の義理の母であるエリザの屋敷でお月見パーティとなった。


「みゅ~」

「そうそう上手だよ、つぐぴょん」


仲良くつぐみとつぐぴょんはかぼちゃをレンジで温めて、やわらかくなったらかわと取りフォークでマッシュする。


「みっくーも上手やな~」

「やでやで~♪」


ボールに白玉子とかぼちゃをいれてよくこねている深紅とみっくー。


「次は絹ごし豆腐ですね」

「みぃみぃ!」


絹ごし豆腐を少しづつ投下してよくこねだすみなもとみなちゃん。

いままでの過程でよく混ぜてこね終えたら、丸め出す。


「何個したらいいの?」

「裕香ちゃん、20個くらいだよ」


呼ばれたつぐみは近寄ると、裕香の手伝いをすべく団子にするべく丸めていく。


「次はお湯で沸騰させなあかんな」

「ですね! 浮いてきてさらさらに2分くらい茹でるといいみたいですし」

「そしたら氷水で冷やさないといけないけどね」


深紅・みなも・つぐみは鍋にいれた団子を眺めている。

それからしばらくして茹で上がると、つぐみはすくいあげる。


「裕香ちゃん、ざるは用意できた?」

「うん! ボールの準備もできたよ!」


つぐみに言われて裕香は笑顔で頷いた。

氷水がはいったボールに小さめのザルにいれた団子ともどもにつける。


「ん~、もういいかな」


つぐみは時間をはかって言うとザルを持ち上げて、水気を切る。

ザルからおろしてキッチンペーパーでも水気をとり、皿に並べる。

かぼちゃの団子は上にかざった。


「次はみたらし団子ですね!」

「みぃ~♪」


みなもが笑顔で言うとみなちゃんが飛び跳ねる。

作るのが楽しくなったのだろう。

みたらしのたれとみたらし団子もつくり、ススキと萩をかざり、真っ白い満月が浮かぶ頃には準備はできていた。


「綺麗だね~♪」

「ふふ、そうだね♪」

「みゅみゅ~♪」


つぐみと裕香は満月を眺めて楽しそうにしている。

つぐぴょんは月に向けて手を振っているようだ。

里芋・枝豆・栗も月が見える場所に飾れているのがわかる。

お神酒はエリザさんが楽しく飲んでいるようだ。


「大きいな~。 こう、ウズウズしてくるで」

「やでやで!」


深紅とみっくーは笑顔で会話をしているようだ。

なぜか屋根の上にいるのは謎だが。


「みなちゃんははじめてでしゅかね?」

「みぃ!」


みなもに問われてこくこくと頷くみなちゃん。

そっかっと笑顔を浮かべるみなもとみなちゃんはどこかほんわかしているように見える。


「月を見ながら酒もいいだけどな~」

「………(駄目だよ、りゅうくん!)」


龍星は残念そうに言うと腰に手を当てて注意する芹香。


「綺麗だな、ひばり」

「うん、見ていて落ち着くよね」


和明とひばりは仲良く並んで月を見上げていた。

ひばりの膝にはこばりが乗っており、団子を食べているようだ。


「月が綺麗なのはいいね~♪」

「瑠奈ちゃん、そう思うのはわかるけど、おろしてよ!?」

「ごめんね、つぐみちゃん!」


呼ばれている瑠奈はつぐみを抱き上げており、困っているつぐみと謝る希の声が響く。

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