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裕香ちゃんのお姉さん一日体験! その2

今回は短いかも(汗)


えっとひなた編です!!

「ここがわたしの自宅ですよ」

「わ~、寮暮らしなんだね」


にこにこと笑いながら自宅を案内するひなた。

部屋の内装を見てわくわくした様子で見ている裕香。

ファンシーな雰囲気のある小物やぬいぐるみなどがそこらへんに飾られている。


「セキュリティがしっかりしている寮にしなさいって言われましたので」

「そっか、心配だからそう言うよね」


ひなたが裕香をリビングに案内しながら言うと、裕香は納得した様子でつぶやいた。

リビングのある部分にバイオリンが置かれていることに裕香は気づいた。


「ひなた姉ちゃん、バイオリンするの?」

「え? あ、はい。 昔はできなかったんですけどね、やっているうちに楽しくなってバイオリンを弾くんですよ。 だから、音楽科を選んでいるんですよ」


裕香の興味のある視線にひなたは笑顔を見せて答える。


「じゃあ、すごい努力したんだね」

「えぇ、慣れるまでは大変でしたけど。 できるようになるととにかく楽しいんですよね」


裕香が笑顔でひなたを見ると彼女は笑って頷いた。

そしてバイオリンをケースから取り出すとそれを持って裕香に近寄る。


「? ひなた姉ちゃん?」

「聞いてみますか? 裕香ちゃんさえよければ、ですけど」


首をかしげる裕香に満面の笑顔で尋ねるひなた。


「え、いいの?」

「はい、裕香ちゃんが気に入ってくださればよいんですけどね」


目を輝かせて尋ねる裕香にひなたは笑みを浮かべて頷いた。

そしてバイオリンをかまえて、バイオリンの弦で音楽を奏でるひなた。


「うわ~♪」

「ふふ♪ こんなのもできちゃいますよ?」


拍手して笑う裕香を見てバイオリンを弾いていくひなた。

子供受けしそうな音楽を奏でる度にひなたは目を輝かせている。

そんなことをしてから暫くして裕香と料理をして、リビングでテレビを眺める。


「えへへ♪」

「少しは緊張もほぐれたみたいですね♪ よかったです」


ソファーに座り楽しそうに足を揺らしている裕香を見てひなたは笑みを浮かべる。

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