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裕香のお姉さん体験をしよう! その1

リクエストに答えてみたけど、最初は誰にしようか悩みますなぁ

「いいこと思いついたよ♪ みんなで裕香ちゃんのお姉さんになるのはどうかな?」


と、響がにこにこ笑顔で言ってきた。


「ナイスでス! ヒビーキ♪ そレいイでス!」


アホ毛がぴこぴこ動かしながら笑う明香。

いったいどういう仕組みでどうなっているんだろうか、彼女のアホ毛は。


「あきかっか♪」

「くじゅ~♪」


同じようにアホ毛を動かして笑っているあきかさんと楽しそうなくじゅー。

彼女も不思議なところがあるといわざるおえない。


「い、いきなりだね。 響ちゃん」

「そ、そうだね。 かなりいきなりだよ」


響の言葉を聞いて苦笑を浮かべるつぐみとみなも。


「ないない♪」

「みぃ~♪」


つぐぴょんとみなちゃんはコロコロと転がっているようだ。

多分じゃれあいなるものをしているのだろう。


「可愛い裕香ちゃんの為だよ♪」

「ソーでスよ、二人共!」


にこにこ笑顔で裕香の頭を撫でる響。

明香も賛同のようで笑顔でつぐみとみなもを見ているようだ。


「ねえねえ、それって姉妹体験ってこと?」

「うん、そうだよ♪ まずは順番を決めないといけないけどね」


裕香に手を引かれて響は視線を合わせるようにしゃがんで頷いた。


「そっか、楽しみだな~♪」

「ふふ、楽しんでもらえるとボクも嬉しいかな♪」


嬉しそうな笑顔を浮かべる裕香に響もにこにこ笑顔でいた。


「くじゅ~?」

「かっか?」

「うん、すごく楽しみだよ♪」


くじゅーとあきかさんが裕香に近寄り、尋ねると笑顔で裕香は頷いた。


「ああいう笑顔されると、拒否なんてできないよね」

「うん、あんなに楽しそうな笑顔をみるとね」

「裕香ちゃんすごく楽しみなんでしょうね」


つぐみとみなもとひなたは裕香を眺めてぽつりとつぶやいた。


「つぐみ姉ちゃん達は楽しみじゃないの?」

「そんなことないよ? 裕香ちゃんとの姉妹体験はすごく楽しみだよ」


裕香の不安そうな視線に気づいてつぐみは笑顔を見せて答えた。


「よかった~♪ みなも姉ちゃんとひなた姉ちゃんは?」

「私もすごく楽しみだから安心して」

「私もですよ、裕香ちゃんみたいな妹さんは歓迎ですよ」


嬉しそうに笑いながら裕香はみなもとひなたにも尋ねる。

みなもとひなたは笑みを浮かべて裕香の頭を撫でると答えた。


「みゅ~♪」

「みぃ~♪」

「えへへ、うん! つぐぴょんやみなちゃんも楽しもうね」


つぐぴょんとみなちゃんが近寄ると裕香は笑顔で二匹を抱き上げると笑った。


「さて、最初は誰にしようか」

「ソこガ悩ミどコろデすネ~」


響と明香はう~んと腕を組んで悩みだす。

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