8人の薔薇の巫女とは
ファンタジーで書きたいような内容です。
この世界『エイン』には薔薇のカタチをした刺青をもつ少女達がいる。
それぞれ黒・白・桃・赤・青・黄・緑・赤と、色が違う。
なぜ、そのような刺青を持っているかと言われても理由は不明である。
また、文献にも薔薇の巫女に関してはそれほど詳しく書かれていなかったりする。
わかることと言えば、産まれた日が皆既日食の時だったくらい。
ちなみにその痣は母から子へと受け継がれていくことが主らしい……が。
まれに異世界から召喚されし異界の魂が薔薇の痣を持って現れることもまたある。
もしくはクローン技術で巫女の先代の血を復活させて痣を受け継がせようとするものもいるようだ。
まあ、クローン技術はそれほど進歩していないのでそれはないだろう。
ちなみに大抵はエインにいる住人が薔薇の巫女となるものが多い。
異世界召喚で呼ばれて薔薇の刻印を持つことになるのはそうそういない。
薔薇の色と刻印に意味があるかと言われるととある特殊な武器を扱える者という意味があるようだ。
その特殊な武器はある存在に抗う為に作られた武器なのだとか。
そのある存在はどんなものかはいまだに不明である。
これが私、ノエル・フィールドの知っていることである。