ロビー
8月12日12:15 電脳軍人総会会場受付前 「いらっしゃいませ!電脳軍IDと所属とユーザーネームをお願い致します!」と受付の元気の良い女性に言われていた。「えっと、リョウスケ イザキ 所属は、無しです。」とIDを見せながら言う。「はい!イザキ様ですね!これで受付は完了しました!中へどうぞ!」と言われ中へ入る。ついでに、説明しておくと俺がいままでしていたことは、戦争である。 2XXX年になり。戦争を直接するのは愚かだ。という意見から、戦争の舞台は電脳世界へ移った。その時出来上がった機関が「全世界電脳戦争委員会」である。 この電脳戦争の空間には、世界一の防衛システムにより不正アクセスや、チートの使用などが完全に不可能なためふざけた輩がいないので戦争で一方的に不利になることはない。しかし、人手は、国によって違うため中国などの人口の多い国は、そこそこ強い。なので、この国も人手を増やすべきだ!という意見は多数ある 「ん?あれは?」会場のロビーに入ると、赤色の服を着た男が見えた。あの赤服の男は、 明石陸亜 赤皇隊の隊長である。ちなみに、隊は赤皇隊を合わせて4隊ある。 まず、明石陸亜率いる赤皇隊。 水谷理恵率いる水鈴隊。 風間宗太郎率いる暴風隊。 そして、黒野嶽率いる暗殺者隊の、4隊である。それぞれの隊には、500人ずつの隊員が割り振られており、一番人気な隊は黒野嶽率いる暗殺者隊であるが、簡単に入れずに暗殺者隊にいるのは、わずか100人程度だと聞く。 ついでに、落ちた人間は、所属無しとなる。 所属無しの人間は、報酬も安く対した仕事もできない。逆に隊長職で、手柄を立てた人間は報酬は、所属無しの50倍になるという。 「お、総会が始まるみたいだな。」と陸亜が言った。すると皆次々に会場に入って行く。 「さて、今回はどんな話し合いになるのかな?」そうつぶやいて会場内に入っていった。