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プロジェクトが終了致しました。



 9月末をもって、エンデの絶版本『影の縫製機』復刻クラウドファンディングが終了しました。


 それはもう心配で心配で、毎日プロジェクトの進捗を見に行きました。


 実際は毎日どころじゃなかったですけどね。


 朝目が覚めたらチェックして

 出勤中の電車の中でもチェックして

 勤務中の昼休憩時間にもチェックして

 帰宅中の電車の中でもチェックして

 風呂入りながらチェックして

 寝る前にチェックして

 夜中に目が覚めた時にもチェックしてました。



 きっと画面の向こうで『うんうん』ってうなづいている同志がいるはず。

 絶対にいる。

 見える。私には見えるよ。

 うなづいているあなたの姿が。



 それにしてもラストスパートの追い上げは、本当にすごかったですね。



 コメントのひとつひとつに愛があふれていて、読むたびに心がじんわりとあったかくなりました。


 活字離れなんて言われる昨今、こんなにも本を愛する同志たちがいるんだって勇気づけられました。


 本を読む人、そして本の話ができる人、残念ながら私の周りにはそういう人は、家族以外に誰もいないんですよね。


 たまに電車で本を読んでる人を見かけるだけで嬉しくなってしまうくらい、本当にいないんです。



 でも、私の仲間はちゃんといるんだなって実感することができました。

 ひとりじゃないんだなって心強い気持ちになりました。


 共通のイベントに参加することで、私の心に帰属意識らしきものが芽生えたようです。



 仲間って素敵。

 みんなで目標に向かって心をひとつにするって素敵。


 いまさらながらに青春のようなものを味わっています。



 そんな同志たちの熱い想いを感じることができて、割と最近は情緒が穏やかな今日このごろです。



 そんな本好きを自称する私ですが、こういう活動を知る機会に巡り会ったのは、本当につい最近です。



 当然のことですが世界にはたくさんの良書があって、日本語訳になっていないものがまだまだたくさんあるんですよね。


 世界で売れてるんなら、日本でも売れるだろってな感じで積極的に翻訳してるもんだと思ってましたけど、実際は版権とかいろいろあって簡単なことではないんですね。



 それにプラスして世界的な資源不足と物価高騰の影響もあり、これから書籍はさらに高価になり、ますます紙の本を作ることはハードルが高くなっていくことでしょう。


 今後は書籍というものは基本電子がメインで、紙書籍の出版はクラウドファンディングのように、一定数の賛同と資金提供を得られたものだけが残っていく未来になっていくんだろうなという気がします。


 印刷された本は贅沢品。

 そんな世界になっていくのかもしれません。


 もしそんな世界になったとしても私は欲しいと思った本や、これからも残す価値があると思えた本には、お金を惜しまず出せる人間でありたいと思います。



 本が誕生する瞬間、その場に立ち会えて、投資することができたのは本当に貴重な経験でした。



 さて。



 プロジェクトが終了した今、これでようやく心置きなく叫べます。




 では、失礼して……。







 うおっしゃぁ―――――――――っ!!

 エンデ――――――ッ!!

 やったぜ――――――――っ!!

 早く完成品届いてくれ――――――っ!!

 他の本読んで待ってるからな――――っ!!

 バスチアンもアトレーユも待ってろよ――っ!!

 満月の夜の伝説も読んでやる――っ!!

 鏡の中の鏡も読むからな――――っ!!

 うお――――――っ!!

 みんな――――――っ!!

 やったな――――――っ!!

 ベッポじいさんの勝利だ――――っ!!

 うあ――――――――っ!!

 ちょ――っ! うれし――――っ!!

 うきょ――――――っ!!!

 みんなありがと――――――っ!!

 大っっっ好きだ――――――っ!!


 

本が送られてくる春まで一旦完結にしときます。

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