表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様からの贈り物  作者: 仰木 桂
8/8

最後のギフト

ー・・・眩しい光に包まれ、再び瞳を開いた詠真(えま)

前には……泣きながら驚く家族の顔があった。

出棺前の棺の中で、突然息を吹き返した詠真に

周りの親戚たちも駆け寄り涙を流してくれた。



【奇跡が起きた】とーー・・・



あれから、20年ー・・・すっかり健康になった

詠真は今度は自分が、同じ病気で苦しむ人達を

救うため猛勉強して心臓外科医となっていた。



あの日、叶えられなかった最後の【願い】を

ずっと願い続けながら……




『やっと逢えたね?詠真(えま)ちゃん…』




舞い散る桜の中で、懐かしい面影を宿した

一人の青年が微笑む。




『やっと君を迎えに来れる年齢になれたから…

待たせて、ごめんね?ずっと逢いたかった…』




6歳上で、初恋の幼馴染みのお兄ちゃんは

20年後、6歳下の恋人となった。





(完)





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ