表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
理想の国を作ろう!  作者: 夢探し
9/9

9話 誕生

【持ち物】

紙3400枚、香辛料34個

【世界の情勢】

アイデノン村102人、ハヤテ島100人


プレーヤー「アイデノンから3人の者が仲間になった。」

ヌゴー「これが教義もない連中か」

アミー「何お前むかつくんだけど」

ザム「おい、本当にこんな奴らと一緒に暮らすのか。」

キゴー「ありがたやありがたや」

ザム「ありがたさの一つもないんだが」

プレーヤー「落ち着いてくれ。君たちが新天地でどう過ごそうがそれは自由だ。関わり合いを避けたいならそれでも構わない。」

ザム「そうさせてもらうぜ」

ウゴー「人数が少なくてもこれじゃあねえ。」

アミー「それでこれから一体全体どこへ行くんだい」

プレーヤー「では行こうか新天地へ」


プレーヤー「リサ、元の国はどういう状況?相変わらず荒れ果ててるの」

リサ「そうですね。あの辺りは草ボーボーです。」

プレーヤー「土地を使わないならわざわざ乗り込んでこなければいいのに」

リサ「まああれはあなたがリンゴが禁忌だったアイデノンにリンゴを横流ししたのに怒ったから乗り込んできたんでしょう」

プレーヤー「まあそうだけどさ。今もアイデノンは巡回してるの」

リサ「してますね。2ヶ月に1回ってとこでしょうか。」

プレーヤー「巡回の規模は?」

リサ「一回武装した10人が見回りにくるとのことです。」

プレーヤー「おーけー、そしたら巡回が終わった直後に移住だ。」


キゴー「おお、ここが新たな土地か!ありがたやありがたや」

プレーヤー「住む区画を分けよう。キゴー、ウゴー、ヌゴーが住む区画、アミー、ザムが住む区画にしよう。」

ザム「俺はそれがありがたいね」

ウゴー「まあ致し方なしでしょう」

プレーヤー「左区画がザムたち、右区画がヌゴーたち、中央区画に集会所を設けよう。全員で議論する時には中央区画を使う。」

ヌゴー「区画分けについては、教義が守られるから賛成だ。」

プレーヤー「今からしばらくはこの土地は安泰だ。しかし、アイデノンがいつこの村に気付くかは分からない。私は策を練るため、しばしこの場を離れることにする。」

アミー「おれらの新しい土地に祝福を!」


プレーヤー「リサ、ハヤテ島に行こう。」

リサ「ハヤテ島ですか。」

プレーヤー「ハヤテ島の王様に合わせてくれ。」

リサ「ご案内しましょう。私はナビゲーターのリサですので。」


ハヤテ16世「お前のことは伺っている。なんでもアイデノンから離脱したようだな。」

プレーヤー「そのとおりでございます。」

ハヤテ16世「して、何用か」

プレーヤー「この度はハヤテ様に助けて頂きたく、参上した次第です。」

ハヤテ16世「ほう、我に助けを請うとな。」

プレーヤー「そうであります。我々はアイデノンから確かに離脱したのでありますが、近々奴らはそのことに気がつくでしょう。そうなっては我々は消されましょう。そこでハヤテ様のお力をお貸し頂きたいのです。」

ハヤテ16世「なぜ我がお主ら小国のために力を貸さねばならんのだ。貸すからには何か旨みがないとのう。」

プレーヤー「その旨みでありますが、もはやかつてのセバスチャンはないのでございます。アイデノンは武力でもってセバスチャンを屈服させることは叶いませんでしたが、共通の神を崇め、もはや精神的一心同体となり果てたのです。」

ハヤテ16世「だから旨みはなんなのだと聞いておる。」

プレーヤー「アイデノンが武でもってセバスチャンを征服したのなら、ハヤテ様がアイデノンに侵攻する大義があります。なぜならセバスチャン村はハヤテ島と同盟関係にあったのですから。しかし、今!ハヤテ様にはアイデノンに攻め込む大義がないのであります。これでは単にアイデノンが勢力を増やすことを指をくわえて見ておるようなものでございます。」

ハヤテ16世「誰に向かって口を開いているのか分からぬようだな。」

プレーヤー「そこで我々は立ち上がったのです。ハヤテ島に忠誠を誓い、ハヤテ島とアイデノンが火花を散らす最先端に己が陣を張ると!今我々が滅ぼされてはアイデノンとの拮抗を元に復する機を逸しますぞ。」

ハヤテ16世「ぬはははは、うはははは!助けを求めてきたかと思えば、脅しにきたとな。ただ、お主なにか一つ頭から抜けているように思える。大義がないと言ったが、なぜ大義が必要なのか!大義がなければ勝ってから大義を塗りたくればいいもの。そうやっていつの世も歴史というものは塗り替えられてきたのだ。」

プレーヤー「大義とは!島民に示す大義にございます。武をもって大義なくして制すれば一時は楽でしょう。だが、それで散るは島民の命!その島民の怨念は、おいおいハヤテ様の首を締めましょうぞ。」

ハヤテ16世「か!我にはお主が次に言うことが分かっておる。助けるついでに独立を保障してくれとぬかすんじゃろ。良かろう。その望み、全て叶えてみせようぞ」

プレーヤー「ありがたき幸せ」

ハヤテ16世「して、お前の国の名は?」

プレーヤー「我々の国はイデアと申します。」

ハヤテ16世「イデアか、良き名だ。イデアの主よ、褒美として我が軍5名を連れて行け。」

プレーヤー「我がイデアはいつ時もハヤテ様と共に。」

ハヤテ16世「下がれ。」

プレーヤー「は!」


ハヤテ島の軍人5名が仲間になった。

【持ち物】

紙3400枚、香辛料34個

【世界の情勢】

イデア11人、アイデノン村102人、ハヤテ島95人

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ