5話 流布
【持ち物】
リンゴ3個、紙2800枚、香辛料34個
プレーヤー「もっともっとリンゴが必要だ。」
リサ「なんでそんなにリンゴがいるんです。」
プレーヤー「リンゴでアイデノン村を陥れる。名付けて、リンゴしてやったり作戦。」
リサ「恥ずかしい作戦名ですね。」
プレーヤー「頭文字をとると、RSY作戦!」
リサ「リンゴはRINGOなんですね。とほほ。」
プレーヤー「カルロ!香辛料あげるから、リンゴを売ってくれ。」
カルロ「お前30個持ってたじゃねえか。」
プレーヤー「いいからいいから。」
カルロ「それじゃあリンゴ1個で香辛料15個だな。」
プレーヤー「高すぎる。。。」
カルロ「これからはセバスチャン村ではリンゴがらしがもっとブームになる。当然の価値だ。」
プレーヤー「くーー。。」
プレーヤー「くそ!リンゴの価値が跳ね上がってる。」
リサ「リンゴがらし、香辛料15個で売ってたくせに。しかも競り売り。」
プレーヤー「あれはあれでよかったんだよ。くそー。リサ、リンゴの木、他にはえてないの?」
リサ「ありましたよ。あなたがいた国の周りに。」
プレーヤー「それじゃあ、そこから収穫すればいいじゃん。」
リサ「全てアイデノン村が伐採しました。」
プレーヤー「えええええ。」
リサ「あなたが大量にアイデノン村にリンゴを流したからですよ。悪の根源を断つのは当然の成り行きです。」
プレーヤー「こうなったら、策に出るしかない。リンゴ3個をさらに売ろう。アイデノン村で欲しい人は?」
リサ「さらに欲しい人が10人増えました。」
プレーヤーはリンゴ3個を一つずつ競り売りして、紙600枚を得た。
プレーヤー「リサ、アイデノン村はどうなってる?」
リサ「リンゴを欲しい人が30人に到達しました。拘束者は4人に上っています。住民の反発は日に日に強くなっています。」
プレーヤー「アイデノン村に情報を流そう。セバスチャン村にはリンゴがある。美味しい物を禁忌にする国なんてくそくらえだ。セバスチャン村には自由がある!!そう伝えるんだ。今なら何人か動くかもしれない。」
リサ「分かりました。その情報を流します。」
その後アイデノン村から1人がセバスチャン村に逃亡した。住民はセバスチャン村12人、アイデノン村97人になった。
プレーヤー「今度はアイデノン村からセバスチャン村に逃げた奴がいるぞ。今逃げないと締め付けがより強まって逃げれなくなるぞっていう情報を流すんだ。」
リサ「承知しました。その情報を漏洩します。」
その後アイデノン村から2人が逃亡した。住民はセバスチャン村が14人、アイデノン村が95人になった。
アイデノン村から1人の使者がセバスチャン村に訪れた。
セバス「これはこれはよく来られました。」
使者「昨今我が村ではあなた方の村から禁忌の果実が流入してきて、住民によからぬ考えが芽生えている。断じて許されない。」
セバス「アイデノン村から村人が3人移転したことは知っているが、我が村がリンゴを流していることはない。私があずかり知らぬことだ。」
使者「なるほど。あなたは無関係ということか。あなたがこの事態をなんとかしなければ、我々は黙っていない。」
セバス「ほう。それはハヤテ島と敵対するということか。」
使者「ハヤテ島と敵対するつもりはない。我々はハヤテ島にも使者を送っている。」
セバス「ハヤテ島があなた方のこの村への干渉を許すとは思えないが。」
使者「繰り返す。リンゴを売っている者を始末して頂きたい。」
セバス「ご意見は伺った。こちらでも検討はしてみよう。」
プレーヤー「アイデノン村の使者がご立腹で帰って行ったようだね。」
リサ「そのようですね。村長もリンゴの味が忘れられないようですね。」
プレーヤー「アイデノン村に打てる手はひとまずこのくらいか。」
リサ「あら、この程度なのですか。」
【持ち物】
紙3400枚、香辛料34個
【世界の情勢】
セバスチャン村14人、アイデノン村95人、ハヤテ島100人