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理想の国を作ろう!  作者: 夢探し
2/9

2話 逃亡

【持ち物】

リンゴ7個、紙100枚。


リサ「国を追われ、これからどうしますか。」

プレーヤー「とりあえずさ、仲間がほしい。近くにはアイデノン村しかないの。」

リサ「アイデノン村とセバスチャン村があります。」

プレーヤー「アイデノン村の人口ってどのくらいなの。」

リサ「アイデノン村は100人です。」

プレーヤー「その内の20人がやってきたのか。戦争しかけられたみたいなもんじゃん。」

リサ「まあ、あなた戦力ありませんので。」

プレーヤー「セバスチャン村は人口どうなの?」

リサ「セバスチャン村は人口10人です。」

プレーヤー「どんな村なの?リンゴ食べるの?」

リサ「セバスチャン村もリンゴは食べません。」

プレーヤー「はーーーん。食べないの、やっぱり。なんで?」

リサ「口に合わないそうです。辛い物が流行るようです。」

プレーヤー「それじゃあセバスチャン村行ってみるか。」

プレーヤーはセバスチャン村に到着した。

店主「にいちゃん、香辛料買わないかい。」

プレーヤー「無理。今リンゴと紙しか持ってないんだけど。」

店主「今なら安くしとくよ。」

プレーヤー「無理だって。カネないんだよ。いくらなの。」

店主「カネってなんだい。にいちゃんの持ってる紙ってのはどうやって使うんだい。」

プレーヤー「紙知らないの?」

店主「知らないねえ。食えるのかい。」

プレーヤー「食えないよ。リサ、紙知らないとか衝撃なんだけど。」

リサ「そういう設定なんです。動じないでください。」

プレーヤー「紙はね、自分の考えとか、出来事を書き留めておくことができるんだよ。」

店主「なんだよ、すげーな。でも真っ白じゃねーか。」

プレーヤー「リサ、シャーペンある?」

リサ「あなたの持ち物はリンゴと紙だけです。シャーペンなんてありません。」

プレーヤー「ファック!!!そんなバカな。」

店主「なんだよ。騙しかよ。帰れ帰れ。」

プレーヤー「はーーー、貴重な交渉の機会が、、、。なんか書く物ないの。」

リサ「ありません。」

プレーヤー「しょぼん。とりあえず鉛筆ってどうやって作るのよ。」

リサ「鉛筆の芯は黒鉛と粘土で構成されています。」

プレーヤー「こういう所では、親切なのね。グーグル先生ありがとう!黒鉛ってどこで手に入るの?」

リサ「黒鉛は天然鉱物ですので、鉱山で掘削する必要があります。」

プレーヤー「そんなスキルはない。だめじゃん。しょうがない、書き物は諦めるしかないか。。。あ!!店主!!この紙ってさ、遊びにも使えるんだよ。」

プレーヤーは紙を消費して、折り紙で鶴を作った。紙は99枚になった。

店主「ワンダフル!置物にもできるな。」

プレーヤー「そうそう。折り鶴っていうんだけど、1000個繋げて千羽鶴っていうんだよね。」

リサ「千羽鶴には、病気快癒・長寿がかなうという俗信があり、贈り物にもなります。」

店主「すごい!!お前すごいな。紙と香辛料、悪くないじゃない。」

プレーヤーは折り鶴1つと紙9枚を店主に渡し、香辛料5個を手に入れた。


【持ち物】

リンゴ7個、紙90枚、香辛料5個

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