ライン型幾何学都市と資源の枯渇について
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鉄鉱石や銅、石灰石などは、簡単に掘り起こせる採取場所がどんどんなくなりつつあります。
よって、これらの素材は時間を経るごとに価格が上昇していくことが予想されます。
さらに、地球人口の増加と発展途上国の進歩成長により、資源の争奪戦は加速し、これも資源価格の高騰に拍車をかけます。
現在の住宅やビルやインフラ類は、50年~100年周期で総建て替えが必要な構造になっています。
現在の日本の経済力があれば、建て替えにそれほど苦労はしませんが、100年後、200年後、あるいは1万年後はどうっているかは定かではありません。
もしもその時に経済力が低下していて海外から資源を輸入できない状態に陥っていたとしたら、すべてのインフラは崩壊し、庶民の暮らしは江戸時代にまで逆戻りすることになります。
簡単に取り出せる資源は、鉄鉱石は70年後に、銅は35年後に枯渇すると言われています。
そこから先は取り出し困難な地中深くや、あるいは海水やマグマの中から抽出することになるので、単純計算で10倍以上のコストとなり、言い換えると9割の国民はそれらの資源の恩恵を受けられなくなることを意味します。
一方、ライン型幾何学都市は一度建造すれば3000年間はそのまま使用できるため、非常に経済的であり、資源の浪費も極限まで低下させることが可能となります。
住居費は一日当たり1円以下となり、ほとんど全ての平野部を農地化させることが可能となるので、食料自給率も120%以上となり、大飢饉の発生などに対しても相当な耐性がつきます。
現状120万キロ以上ある上下水道管や道路や電線も、それぞれ3万キロまで圧縮できるため、仮に資源価格が40倍に跳ね上がったとしても、対応、維持することが可能になります。
ライン型幾何学都市への移行は今後100年をかけてゆっくりやるべきであり、それに伴って旧市街地は徐々に段階を踏んで縮小、取り壊し、そして農地に変換していくことがベストであると言えます。
全世界の国家がこの新型都市への変換プロジェクトに参加し実現できたとすると、全人類に対して最低限度の快適な生活を保障したうえで、おそらくは300億人分くらいの農作物を毎年毎年収穫することが可能となり、世界から貧困と飢えを完全になくすことが可能となります。
個人的な思いではありますが、その夢の世界への第一歩を踏み入れる筆頭国家は日本であるべきだと考えております。
その理由はいろいろとありますが、最も大きな理由は、今の日本にはそれを行うだけの十分な余裕があるということです。
平和な時代にこそ、改革を進めておくべきであると思います。
危機が訪れる前に。




