第27話 電磁突撃銃(レールガン・アサルトライフル)
レールガン・アサルトライフル
分類 攻撃魔法
コスト 雷のエレメントとアサルトライフルの射出経験
属性 雷
弾丸を磁力によって高威力かつ高速で放つレールガン、
元々巨大な兵器だがアサルトライフルに凝縮すると
射ち出す物を属性弾に限定すれば簡単に使えて強力な
武器になる。
ただしあくまでもレールガンを使っているので
生半可な集中力ではすぐに疲労困憊になるだろう。
本来は軍人以外使用不可である。
素人三人の一貴たちと戦闘のプロ、ランカーキラーモーターズ鬼島率いる精鋭達10名。その実力の差は圧倒的である。
「大振りにすりゃ、一発でもあたんだ…ろっ!」
「…(随分と舐められたものだな)」
(ダーク・キャリバー)で魔導刃を持てるギリギリまでリーチを伸ばして横一線に薙ぎ払った。
しかしあまりにも大振りな一撃は疑われながらも普通に躱される。しかも反動で大きくずっこけた。
「大丈夫かよ!?」
「問題ねえ!カズ!こんくらいしかできねえぞ!
良いんだよな!?」
「全然オッケーだ!まだへばってねえよな!?」
「くぅ〜…早く帰りてえ!」
修太がリカバリーをカバーしながら派手に暴れている。(ファイアー・ベール)で牽制しながら相手を常に警戒させている。
「おいおい、ウチのオフィス壊す気かよ」
「どうせ国から狙われてんだろ、悪く思うなよ」
「ふっ…これではどちらが悪人かわからんな」
鬼島と一貴が衝突する!
「青電拘束刃!」
「氷刃狂襲舞踏!」
激しく輝く青い雷と光を跳ね返し眩く輝く
氷のトリシューラが力一杯ぶつかり合う。
ひとつひとつ、また一撃一撃を与えて行くたびに一貴は感じとっているものがある。鬼島から受け取る幾多の修羅場の経験数。そればかりは、幾らクラスメイトを利用している人間相手とは言え、尊敬に値する者だった。
「残念だぜ…アンタが教師だったらって、
不覚にもそう思っちまうんだよなア!」
「この状況で他者を褒める胆力があるとはな。
お前も黒男も実に面白い…!」
「黒男…!お前も対面済みだったのか…!?」
一貴は好奇と見つつ、尚更今は生きて逃げ延びねばならない実感する。もし黒男の事を知っているなら何かしらの取り引きをすれば情報を聞き出せるかもしれない。
「"揺らぎ"を見せたな
電磁突撃銃!」
「しまっ…!ぐぅぅ…!!!」
「俺らも遊びで族名乗ってる訳じゃねえんだ。
街じゃ路頭の迷い他人なんて謳われてるがな」
「修太…!フェーズ2だ!脱出するぞ!」
「よっしゃ!一貴は俺が送る!
冥斗は大鷹で窓から飛んで逃げろ!」
「やっとかよ!めちゃ怖かったー!」
逃すまいと基礎攻撃魔法を撃つ精鋭達。
満身創痍で脱出へと行動を移す。
「タイマンから逃げる気かよ。
せっかく邪魔が入らねえ様に打ち合わせたのによ」
「いや…一対一は続けようぜ…
納得いくまでやらねえと…アンタ何かするか
わからねえしよ!」
アサルトライフルが雷を撃ち、
ピナーカが冷気で全て凍りつかせる。
「深遠の妖火!」
「窓に向かって滑空だ、ホーク!」
冥斗はそのまま資料を持ったまま脱出。
修太はドラゴンフィッシュに幻惑を見せて
その隙に階段を飛び降りた。
「追うぞ、無論…"道路に出してからだ"」
「御意」
精鋭達も修太を追う。
オフィスに残ったのは鬼島と一貴だけになった。
「随分と広くなったもんだな…」
「ああ…決着をつけるぞ、暴走族のボスとやら!」
「鬼島だ。一貴と言ったか…
お前の事は勝から聞いている、始めよう」
早撃ち勝負に手を出す鬼島。(ボルト・サブマシン)で手持ちサイズのサブマシンガンを持ち、弾数で一貴を強襲する。
受け身と氷のスライディングで回避しつつ
氷壁を生み出して的確に防御する。アサルトライフルも持ち替えて二丁拳銃で次々に氷を砕いて行く。時を見計らってジャンプし、上からサブマシンガンで叩き込んできた。
「こいつから逃れるためには
何か決定的な"衝撃をぶつけるしか無い"…!」
「わかったかよ、ガキと大人の格の違い」
「わかりたくもないね、そんなこと!」
一貴が渾身の力で氷の阿修羅像を武装する。
冷酷修羅武装が迫る弾を無茶苦茶にぶった斬り、めった打ちにした。
その時、一貴の胸にしまっていたペンダントが輝く。外に出すと俄雪が降り出しやがてあたり一面が猛吹雪に包まれた。
「何ッ!?ぐ…ぐおおおおッ!?」
「(なんだこれ!?あたり一面クリスマスなのに
俺だけかな?全然寒くねえや!)」
明らかに攻撃を目的とした猛吹雪。
ペンダントはなんの目的で一貴を守ったのか。
真相はわからず一貴は部屋を後にした。
数分後、雪に埋もれた鬼島が連絡を取った。
「…運営か?
悪いがこのミッションはリタイアだ。
それとジャッジを入れろ…今すぐにだ…!」
鬼島はそのまま力尽きた。
「なるほど…筑前一貴…
彼は相当な魔術の天才と見れる」
「祈然課長、どう取りましょう。
鬼島も相当な手練。このまま放っておく訳には」
「いけないのはわかっている。
でも僕らにはやるべき事がある。
だから今回は様子見だ。行こうか。」
カラーレスビル。未だに人質はいないようだ。
しかしこれに焦りを見せることはなかった。
祈然左京は寧ろニタリと不気味に微笑んでいる。
「課長、人の納品は未だに0です。
やはり項目から外すべきでしょう」
「人を攫うから得られるものがあるんだ」
「…例えば、"陽動"だとすれば?」
「流石だね、ちなみに鬼島はもう見つけたらしいよ」
「まさか!?」
「もうすぐ手に入るよ…
たった数グラムで超広範囲にユートピアシティの
箱を構成してくれるインフレーション鉱物が
アヴァロード大鉱石が」
閲覧いただきありがとうございます!
突然ですけどどなたかAEDの衝撃を連続で放てる
そんな武器知りませんか?
え、スタンガンで良くないか、と?
まあ、それは確かに。




