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第17話 「深淵との契約(アビス・エンゲージ)」

アビス・エンゲージ

分類 化身解放・契約魔術

コスト 主人のエレメントと魔素全般

属性 闇


召喚した分身は契約しなければならない。

さもなくば体を蝕み、主人を乗っ取るからだ


恐るな

どんなに姿が歪でも

それは術者の信念でしかない。

「いくぜ…召…喚!うおおおっ!」

晴樹の胸元に魔法陣が現れると中から何かが

現れた。


属性は火、類目は牙永類。出てきたのは…

「うおお!…なんだコイツ?」

ずこっとこける周囲の人間。


出てくると空中の魔素に体をゆらめかせて

主人を見つめている。


出てきたのはドラゴンフィッシュ(ワニトカゲギス)。本来ならバナナと同じくらいしか大きさが

ないがその体見た感じ4メートルぐらいある。


「「「でっか!?」」」

「あとなんかかっこよくね!?」

「いいから契約しろや!

 暴れ出すとあぶねえぞ!」


(アビス・エンゲージ)を掛けると

魔法陣の中に戻っていった。


そして放課後…

晴樹はドラゴンフィッシュがなんなのかを

探る事にした。契約した以上はどうしても

使いこなしたい。


「舌にまで牙が生えてる深海魚

 噛みついた獲物を掴んでは離さない…」

「メンヘラみてーな魚だな

まさか晴樹お前…」

「いやいやいや!

そう言うあらぬ疑いかけるやめろや!?」

図鑑で見る分と本物で見る分はかなり違う。

召喚獣の方は幾分か武装が施された。


「…おい、伊藤、船波

お前ら許可なく召喚魔術を使いやがったな…」

「うわ!不審者!…じゃなくて先生」

「ぶちのめすぞ…というか使うなって言っただろ」

「そう言う先生こそどこから見てたんだよ…」


魔素を使うことはスマホで例えるなら

電波を使う事になる。ようする学校のWi-Fi

を使ってスマホを使用するようなものだ。


また、魔力は感知できる。


「うわ…先に言えっての…」

「そういう問題じゃねえだろ…」

「知ってたら使わないって」


次の授業でまた召喚については触れるから

これ以上使うのはやめろと厳重注意が入った。


一方の一貴達は帰る途中で宮前とばったり会う。

話をするときに二学期以降の授業について聞いた


「あー、確かに二学期から結構ハードな

授業が来るわな。みんなが言っているバトル

みたいなモノってそれだわ」

「じゃあ本格的に殺し合いとか…」

「いやいや!流石に教育委員会が黙っちゃいない

なんかなバディー・ポッターで出てきたアレ…

わかるかね」

「あー…なんかチームでほうきにまたがって

飛び回るボールを追いかけるやつ…」

「そう!そんな感じのをやる」


とは言え何が起こるかはあらかた想像がつく。

表情から余裕がすっと消えていった。


「まあ…ヘマしなければ死ぬ事はない

とだけ言っておくわ」

「へぇ…」


プロスポーツにも魔法が取り入れられる時代。

厳しいルールはあるが使いこなせば虎に翼の

必殺技になる。


その日の夜…セボドにて着信があった。

「おーす!二次関数教えて!」

「嫌」

「なんでよ!www」

「眠たいからに決まってんだろ!www

あー…早く済ませるぞ!どこの問題?」


「おわったわー!ありがとう!

そういえば黒男のヤツどうなったんだろ?」

「ああ?ほっとこうやあんな物騒なヤツ…」

「そだな。また明日!」

「オーケー、おやすみ…」


時を同じくして

カラーレスビル地下3階

「もしもし、今大丈夫ですか。」

「大丈夫だ、用件は何だ」

「それが…信じられない事に

 アイツが忍び込んでいます」

「あの黒づくめが…」

「連絡は以上ですが

 職員にはなるべく触れないようにと」

「わかった…じゃ、朝までよろしく」


「やれやれ…

 全く、ゼリーみたいに分裂するんだなぁ」


その日の夜、魔鉱石が倉庫から幾分か

盗まれてしまっているようだ。


魔鉱石は近くの廃倉庫の中へ静かに転送されていた。

犯人が転送魔術でここまで移動させたのである。


「さて、検品開始と行こう

 大事な体の一部を放っておくわけにはいかない」


自らの体の一部が混ざっているであろう

ダークマターインゴット塊の積み上げ荷物。

(アイ・デザーム)でしっかりと確認するが…


「やはり移送済み…

 そんな事は想定済みだ」

ポケットからスマホを取り出すと誰かに連絡を取る


30分後

黒塗りのベンツからスーツを着た女が降りてきた


「お疲れ様です

 端的に言いまして、交渉は決裂しています」

「ご苦労様。やはり、と言ったところね」

「大規模な結界魔術といいましょうか…

 まさかホログラムを隠していたとは。

 私の失態ですね」

「いいえ、寧ろ…

 彼らの素性が明かされただけ十分よ」


黒男は不敵に笑みを浮かべる


「…突然どうしたの?」

「いや…戦前を思い出してな。

 皆痩せこけ根性論一つで弱っていたが…

 この時代の人間を見てると

 どうしても"豊かな暮らしの人"が欲しくなる」

「過去は変わらないけど…

 貴方が非検体でよかったわ」

「むしろ感謝するのはこっちほうさ

 何よりあの子供達…良い腕をしているよ…!」


黒男の中で何かが掻き立てる

久しく見た強者に死に目に会うような本気の戦い。

ハリボテとはいえ計画が倒れた時の焦燥感。


歴戦の兵士だった自分の中で

勝負に対する強い感情が動き出す


「困ったなぁ…

 オジさん、どうやらまだ死ねないらしい…!」

閲覧いただきありがとうございます!

黒男の空襲時の演技はハッタリだったことになります


…が、ちょっとわかりづらいですよね。

すいません、設定というか流れが曖昧に…

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