魔力球の公開
アイヴィーから二年生からは魔力球を使うように言われた。
積極的に目立つように指示が変わっている。
魔法実技の授業の時に私は担当教師に言ってから魔力球を使った。
学校中が大騒ぎになった。
無詠唱の攻撃魔法。
連発が出来て破壊力がずば抜けている。
その情報はすぐに王家に伝えられる。
次回の魔法実技の授業では宮廷魔導師長のメロウ・キッシュと数名の宮廷魔導師がやってきた。
私は的に向けて魔力球を撃ち込む。
驚く宮廷魔導師達。
宮廷魔導師長のメロウ・キッシュが質問をしてくる。
「エルシー嬢。その魔法はどのようにすればできるようになるのだ?魔法の詠唱をしていないようだが?」
「魔力を直接放っています。右手に魔力を集めて、それを球状になるイメージにしています。あとはそれを放つだけです」
宮廷魔導師達はすぐに魔力球を試してみる。
誰もそんな事はできない。
小一時間ほど経った時に宮廷魔導師長のメロウ・キッシュが口を開いた。
「これはエルシー嬢しかできないのかもしれないな。今後、この魔法を調べてみたい。協力をしてくれんか?」
「私は学生の身ですので、申し訳ございませんがそんな時間は取れないです」
「それならば授業の一環としてならどうだ。魔法実技の授業で手伝ってもらえれば良い。学校にはこちらから頼んでおく。当然、魔法実技の成績は満点になる」
「わかりました。それなら問題は無いと思います」
「おぉ、助かるぞ。この魔法が使えるようになればエクス帝国など恐れるに足りず。国防の強化にも繋がるな」
こうして私は労せずして宮廷魔導師との繋がりができた。
アイヴィー:やっと30話まできたな。
エルシー:ここまで【世界征服のお手伝い】を読んでいただいた読者様には感謝ですね。
アイヴィー:作者の葉暮銀は10話ごとにこのような後書きを書くつもりみたいだな。
エルシー:本編を読んでくれている読者様の邪魔にならなければ良いけど。
アイヴィー:で、できれば、下の星を……。
エルシー:ん? なんですか?
アイヴィー:い、いやなんでもない。





