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95話:勝利の行く末

更新頻度を毎日投稿から、週3~4の更新にさせていただきます。

毎日更新できるようでしたら、可能な限りやって行きますのでご了承ください。

最近やけに書けなくて……ぴえん

シュトルツが拳をレイド目掛けて振り抜いた。

同様にレイドも拳を握りしめ、シュトルツの迫る拳を躱し、胴体目掛けて振り抜いた。


ズドンッという重く鈍い音が響き渡る。


「ガァッ!?」


シュトルツから苦しそうな声が漏れ、ズズッと衝撃によって地面に後を残しながら後退した。


レイドは止まらない。

そのままさらに肉薄し追撃しようとしたところへ、シュトルツの巨木の様に太い腕が迫っていた。


顔を逸らしてギリギリで躱し、その腕を掴み背負い投げをする。


綺麗にレイドによって背負い投げをされたシュトルツは、背中から落ちて地面に蜘蛛の巣状の亀裂を形成した。


少しして立ち上がろうとするシュトルツに、レイドは火球(ファイヤー)で追い討ちをする。


魔力を多めに込めた攻撃だが、レイドはこれで倒せるとは思ってはいない。


限界突破をしているこの状況もそう長くは持たない。


ゆっくりと立ち上がるシュトルツは、レイドを睨みつける。


「許サナイ。コロス、全テヲ、滅ボス……!」


そう言った瞬間、シュトルツを魔力が包み込む。

魔力はそのままガパッと開いた、大きな口へと収束していく。


集まる魔力は膨大。あれが暴発でもしたら王都はひとたまりもないだろう事は、レイドにも予想ができた。


シュトルツは、ここでレイドを仕留める気でいるようだった。


最大限まで集まった魔力。


「――全テ滅ビロッ!」


まるでドラゴンのブレスかの如く、強大な魔力が込められたものが、レイド目掛けて放たれた。


だが、シュトルツがブレスを放とうとしたのと同時に、レイドも拳に自身の魔力を一点に集中させていた。

迫るブレスを見ながら腰を深く落とす。

そして……


「――ぶっ飛べっ!」


レイドはそのような声とと共に、自身に迫るブレスに向かって拳を振り抜いた。

レイドが放った拳とブレスが衝突する。


そのまま拮抗する。


「はぁぁぁぁっ!」


気合の声と共に足に力を込めて、踏ん張る。

レイドの足元に亀裂が走り、周囲の建物は衝撃の余波だけで崩壊し吹き飛んでいく。


それは両者の技の激突に、それだけの威力があるという証明でもあった。


国民たちが、逃げた先の遠方から二人の戦いを見ていた。


「あ、ああ、なんていう事だ……」

「まさか王都がこんなことになるとは……」


各々が嘆く中、一人の少年が指をさした。


「あの怪物は、魔物なのか?」


怪物。それはシュトルツのことを指していた。


「恐らくな。魔族が解き放ったんだろう。絶対に許さない」

「ああ、魔族は許せない。いつか絶対に復讐してやる!」

「そうだ! 家族があの怪物に殺されたんだ!」


誰もが怪物と戦うレイドを見て、勝利を願うのだった。






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