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22話:元勇者、魔法を学ぶ

みなさんおはようございます。

あらすじにも記載してあります通り現在見る時間が取れないため、感想欄を一時的に閉鎖しております。

ご了承ください。



この度9月1日の時点で日間総合25位、ジャンル別8位でした。

みなさまのお陰です。

この場を借りて感謝のお礼を指せていただきます。

ありがとうございます!!


レイドが聖剣を使わない理由は28話に書きました。

謎に思っている人がいたと思いますので……


それでは本篇どうぞ!!

 レイドは一人、近郊の森で大剣の試し切りを行っていた。


 集中して――一閃。

 剣閃が煌めき少しして目の前の巨木がゆっくりとズレ地面へと倒れた。

 そのまま斬撃となって後方の木を数本切り倒した。


「思った通りの剣だな」


 レイドは剣の性能を見て笑った。

 魔力も十分に流せており、これなら思いっきり戦えるだろう。


 次に魔力を可能な限り大剣へと流す。

 すると大剣から自身の魔力と同じ色の真紅のオーラを出していた。

 見る者からしたら禍々しささえ感じるだろう濃密で膨大な魔力。


 魔王城がある反対の方へと一閃。

 巨大な斬撃が放たれた。斬撃は止まることを知らないのか、山を切り裂きなお進んでいく。数十キロ離れた山で砂塵が上がったことから、相当な距離まで飛んだと推測できていた。


 この結果を見たレイドは口元に笑みを浮かべた。


「最高だ。これなら十分に戦える」


 レイドは魔物を見つけては大剣を扱う練習をしていた。

 使っていてレイドは気が付いた。


 この大剣は思ったよりも軽く頑丈だ。

 魔力の通りは人間達が使っている剣より優れている。

 切れ味も抜群。


 ただ難点があるとすれば取り回しの辛さだろう。

 大剣だからか、短剣や長剣のようには扱えない。


 レイドは魔物と戦いながら大剣を振るうに最適な構えなどを模索していった。


 数時間してレイドは大剣の扱い方を大方マスターしていた。

 この習得の早さに関してはもはや生まれ持った天性の才能としかいえないだろう。


 こうして試し切りを済ませたレイドは魔王城へと戻った。


 すると魔王城に入ってすぐ、リリスがレイドの下にやってきた。


「どうしたリリス?」

「準備が出来た。その報告」

「そうか。俺も出来てはいるが収納魔法が使えなくてな」


 ポリポリと頭を掻いて申し訳なさそうにする。

 そんなレイドを見てリリスがある提案をしてきた。


「なら収納魔法を私が教える」

「良いのか? 願ったり叶ったりだが……」

「ん、任せて」

「ならお願いしよう」

「私の部屋に来るといい。そこなら教えられる」

「わかった」


 リリスのあとにレイドは付いて行く。

 しばらく歩いて着いた扉の前にリリスは立ち止まる。


「ここが私の部屋」


 扉を開けレイドを招き入れる。

 中は思ったより女の子らしい部屋であった。フランの部屋と似ているだろう。


「……何?」

「いや、何でもない」

「そう」


 相変わらず表情の変化が乏しいリリスにそう返すレイド。


 それからリリスの指導の下、収納魔法を学ぶレイドだったが……


「中々コツがつかめないな」

「最初はそんなもの」


 数時間後。


「少しはコツがつかめてきたな」


 レイドの言葉にリリスは驚いたような表情をしていた。


「凄い」

「そうか?」

「うん。魔族でもコツをつかむには一週間以上はかかる」

「そうなのか」


 さらに数時間して……

 レイドの目の前には魔法陣が現れていた。


「出来たな……」

「これはもう才能。イリーナでも習得には二日かかっていた」

「そうなのか」


 だが習得できたしいいだろう。

 あとは練習あるのみだ。


 こうしてリリスの指導で効率的かつすぐに発動できる訓練を行うのであった。






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