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妄想のメシア  作者: 柊 潤一
救世主
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続・病室で

この話で終わりです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今後は他のサイトに載せている短編を修正加筆して載せていきます。



「でも、玲弥君よく戻ってこれたよな。」


 センタが言った。


「うん。お母さんと会ったらどうしても戻らなきゃいけないと思った。まだまだ僕にはこれからやることがいっぱいあると思ったらね」


「でも不思議よね。あんな夢のような世界で出会った私たちがこうやって会ってるなんてさ」


「それはそうだが」


 あつしが言った。


「人間の出会はきっかけはどうあれ、出会うべくして出会っているんだと思う。それより僕はあの世界の経験が現実の世界にフードバックされることの方に興味があるな」


「あつしがまた難しい事言い出したで」


「センタも分かってるはずだろ?僕はあの世界で弓の技を磨いたがその経験が現実でも的の中心に矢を射ることに関して役立っている」


「それは分かるけどさぁ。もっと簡単に言われへん?」


「物事は論理的かつ正確に言わないとね」


「あーはいはい。確かに俺もあの世界の経験は役立ってるな。きっと精神的に思うことと現実の出来事はつながってるんやろな。おれ最近、あの世界でやりたいことが出来たように、現実の世界でもやろうと思えば出来ない事はないと思うようになったんや」


「それは僕も同じだ」


「ねぇ、そろそろ帰ろうか?あまり長くいると玲弥君も疲れるしさ」


 三人は玲弥君とお母さんに挨拶をして病院を出た。


 こうして三人の夏休みは終わった。


 そして妄想の世界もいつしか消えていた。

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