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妄想のメシア  作者: 柊 潤一
ボスを目指して
29/39

ボス討伐

うーん……今回のはちょっと、駄文です(´-ω-`)


申し訳ないです。


精進します_| ̄|○

 センタは元の大きさになってみんなの所へ戻り、そして六人は遺跡の入口へやってきた。


「今度は大丈夫だろう」


 あつしがそう言って前と同じようにエルフ達と手をつないで遺跡の奥へ飛んだ。


 しかし、気がつくとエルフ達は入り口にいる。


 三人は入口に戻った。


 そしてあつしがエルフの一人に歩いて入るよう言い、歩いて入ったエルフは入った瞬間に入口に戻っていた。


「ふむ。資格がないというのはこういう事なのか」


 あつしが言うと、剣を持ったエルフが


「どうもそのようですな。我々は入れないらしい。ここで待つことにします」


「そうですか。出来るだけ早く片付けてきます」


 三人は奥へ飛びあたりを見回した。


 遺跡はそこから更に、入口から見て左の方へと道が続いていて突き当りになっていた。


 三人はまたその突き当りまで飛ぶと、そこから更に奥へ行った所に広くなっている場所があった。


「あそこが怪しいな」


 あつしが言って三人は今度は飛ばずにあたりを警戒しながら奥の方へ歩いていった。


 そこは一段と天井が高く壁のどこにも他へ続いている道はなく中央に丸い大きな台座があった。


「多分この台座に乗ると魔物が沸くようになってるんだろう」


 あつしが言うとセンタが


「じゃ、準備が出来たら俺が台座に乗るわ」


 と言った。


「うむ。そうしてくれ。俺と凪沙さんは離れるからな」


「センタくん、ベールかけるよ」


 そう言って凪沙はセンタにベールをかけた。


 そして、あつしと凪沙は少し離れた場所に行った。


 それを見届けたセンタは


「ふんっ!」


 と気合を入れた。


 センタの体が段々と大きくなり五メートル程の高さになると、センタがあつしに合図をして台座の上に乗った。


 途端に広場に地響きが起こった。


 センタはすぐに台座から離れた。


 そして台座からは何かがせり上がってきた。


 そいつは体が桃のような形をしていて小さい頭がちょこんと乗り足も手も短く、手には先に桃がぶら下がった杖を持っていた。


「きゃー、何あれ。可愛い」


 凪沙が言った。


 しかし可愛い風貌の割には怖い目をしていた。


 そいつは全身を現した途端に大きく息を吸い込んだ。


 みんなは、『危ない!』と思ったが次の瞬間魔物から波動のようなものが周りに飛び出した。


 波動はベールを通して三人をにダメージを与えていた。


「くっ……凪沙さん大丈夫かい?」


「イタタタ……だ、大丈夫よ」


 一番ダメージの少なかったセンタは怒っていた。


「つぅ……こんのやろう!お返しやぁー!」


 センタは魔物に向かって跳び、刀を振り下ろした。


 しかし刀は魔物の体にボョンとめり込み、はね返された。


「なんじゃこりゃああ!」


 センタは続けて刀を振り下ろしたがやっぱり刀は通らなかった。


 次にあつしの放った矢が魔物に当たったが、矢も同じ様に体にめり込んではね返された。


 魔物はまた息を吸いこみ波動を放ち三人を襲った。


「きゃっ!」


「くっ……」


 凪沙とあつしはまたダメージを受けていたがセンタは平気な顔をしていた。


 彼は波動が出た瞬間に体に力を入れ、その振動で体の周りに波動を起こし魔物の波動を和らげていた。


 凪沙はダメージを受けたあつしの体に手のひらをかざした。


 あつしの体に緑色の光がぼんやりと浮かびすぐに消えた。


「おお、凪沙さんありがとう。回復したよ」


「そう?良かった。効き目あったのね」


 凪沙はそう言ってからセンタに向かって


「センタくーん!回復しないで大丈夫?」


 と叫んだ。


 センタは


「ぜんぜんオーケーだよ!」


 と、手を振った。


 しかし攻撃が効かないと倒せない。


 センタとあつしがそう思っていると凪沙が魔物に手をかざした。


 途端に、魔物の体がパリッ、パリッ、と凍っていった。


『そうか!その手があったんだ』


 やがて、魔物が完全に凍った時、あつしは渾身の力で矢を引き絞り放った。


 センタは気合を込めて刀を振り下ろした。


 矢は魔物に『ザクッ!』と突き刺さりセンタの刀は『シャクッ!』という音を立てて魔物を切り裂いていた。


 魔物は倒れて消えた。


 その後には例の箱にはめ込むものが落ちていた。


「ふぅ……」


 センタは元の大きさに戻り、魔物が落としたものを拾ってあつしと凪沙のいる場所にやってきた。


「凪沙さん、あいつを凍らせてくれて助かったわ」


「うん、凪沙さんのお手柄だね。前の時といい、凪沙さんがいないと倒せなかった」


「えへへ。結構やるでしょ?」


 凪沙はそう言ってにこにこしていた。

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