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恋の魔法、学びます。  作者:
魔法学校
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4話

そして、前方に学校が見えてきた。

見たところは普通の学校と特に大差なく、白い壁に四角い窓がはめこまれている。

今年の4月に建てられたというだけあって、とても綺麗だ。

学校の門の前に2人で着地すると、翼は自動的に消えた。

周りを見ると、他にも同じ制服を着た生徒がこちらに向かっている。

(ここが、私達の新しい世界……)

これからどんなことが起こるのだろうと、怖くもあったが、楽しみでもあった。


生徒達があらかた着いたと思われるころ、門が音もなく開いた。

中には数人の大人の姿が見えるが、おそらく教師なのだろう。

そのうちの1人の男性が言った。

「ようこそ!国立魔法学校へ。私は魔法学担当の林だ。早速だが、このあと入学式と簡単なテストを行う。直接成績には関係しないから、心配しなくてもいい。ただ今の皆の実力がどれくらいなのかっていうデータ収集みたいなもんだ。一応順位は出すけどな。では、私についてくるように!」


私達は林先生に従い、校舎に入った。

そのまま校舎内を進む。

内装は普通の校舎をそのまま綺麗にした印象。

途中、羽がついた球体を見かけ、それについて質問すると、"監視カメラ"のようなもので不正に魔法を使用しようとすると近くにいる先生に連絡がいくのだという。

例えば、人を不用意に攻撃する魔法などだ。

その監視カメラは姿を消して街中も飛び回っているらしい。

街中では魔法を使用してはいけないから、ということだ。


「では、ここで年齢別に分かれてもらおうか。小学生は初等部の場所へ。中学生は中等部の場所へ。高校生は高等部の場所へ。それ以上は社会部へ。その中では今は学年別に分かれる必要はないからなー」

と林先生が言うと、空中に"初等部"、"中等部"、"高等部"、"社会部"と、場所別に文字が浮かび上がり、林先生が移動して、それと同時に生徒達もそれぞれの場所へ動く。

私は先輩と2人で並んで立った。


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