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恋の魔法、学びます。  作者:
授業
15/48

14話

4時間目が終了。

昼食を摂るようにと指示があった。


この学校には食堂が完備されている。

弁当を持参することも可能だが、ほとんどの生徒は食堂を利用するだろう。

桜原と食堂に行こうとすると、清水、藤井、石岡が一緒に行きたいと言ってきたが、特に無下にする理由もないので一緒に昼食を摂る。


「午後からの授業、何だろうね?」

突然藤井が言い出した。

「俺、聞いたんだけどさ、実戦やるらしいよ」

石岡がそれに答える。

「へぇ、実戦って何やるんだろ?何かと戦うのかなぁ?詩、少し怖いなぁ……」

清水も会話に参加する。

何気なさを装ってこちらを見てくるが、気づかない振り。

「あれ、愛ちゃん、もう食べないの?」

「う、うん。私、小食だから……」

桜原は以前から食が細い。

本人曰く、食べたいが食べられない、だそうだ。

体調も崩しやすいそうで、よく保健室に行く姿を見ており、いつも俺は心配になるが、その度に桜原は笑って、大丈夫です、と言う。

その笑顔の裏に何が隠れているのか、俺はまだ知らない。


その後も、和やかな雰囲気で食事は進んだ。


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