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魔法学校   作者: 壬生
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FILE6

中はスーパーみたいになっていた。


「これは、デカイな・・・・まぁとっとと、昼食を買うか・・・・」


このとき慶は、自分の昼食を買うため先に行った。


俺は、まず、パン売り場を目指した。


パン売り場には結構の種類があった。


「へぇ〜、種類が多いな・・・・お!なんか面白いのあるな・・・・えっと・・・メロンジャムパン・・・うわ・・・すげー、いろいろあるな・・・」


俺は、そこにある100種類くらいの中から無難なカレーパンと焼きそばパンとカツサンドイッチ

を選んだ。


次にドリンクコーナーに足を運んだ。


そこにもまたパン売り場と同じようにかなりの種類があった。


「ここもまたすごいな・・・・・なんか、色が悪いのからいいのまでいろいろありすぎだ・・・・・」


俺は、そこにつくと、ミルクティーを手に取った。


俺は、パン数点と、ミルクティーを持ってレジに向かった。


「合計350円になります。500円をお預かりします。おつり150円です。ありがとうございました」


レジを済ませて、入り口に行くと、慶は、まだ来ていなかった。


俺は、少し、そこで待っていると、慶がやってくる。


「ごめんなさいね、遅れて、それじゃ、会場に戻りましょうか」


そういってきたときと同じ場所を見ると、そこには着たときにできた、空間のゆがみがあった。俺たちは、そこを、入って、格技場に向かった。


格技場に着くと、12時を過ぎていた。


「慶、もう12時だね、試合はまだみたいだし、あっちで昼食にしようか」


「いいわよ、いきましょ」


俺たちは、壁際にある椅子を目指して、椅子に座った。


「慶、慶は何買ったの?」


「私は、紅茶とパフェとプリンと卵のサンドイッチだよ、凌は?」


「俺は、カレーパンと焼きそばパンとカツのサンドイッチとミルクティー」


「うわー、男の子だね、カロリー高いのばっかりだよ。私は、カロリー高いのは、あまり食べたくないわね、太っちゃうから・・・・」


「そうだな。確かにカロリー高いな。けど慶は、甘いものでカロリーとってない?」


「これは、好きだからいいのよ。それに、頭を使うから丁度いい糖分なのよ」


「あ!そっか、慶は、生徒会長だから、頭を使う仕事が多いもんね」


そうよ、と慶が言った。


「そろそろ、食べましょうか」


「そうだな」


「「いただきます!」」


俺たちは胸の前で手を合わせた。


俺は、まず焼きそばパンから手をつけた。


「フム・・・・まぁまぁか」


俺は、もそもそと焼きそばパンを食べた。


俺は、焼きぞばパンを食べ終えると、気になっていたことを慶に聞いた。


「慶、慶ってどこで、魔法とか習ったの?」


「私は、家でだ、親がな・・・・」


慶は、悲しそうな顔をしてうつむいた。


俺はそんな慶を見て、聞いてはならなかった、と思いすぐに慶に謝った。


「ごめん・・・なんか聞いちゃいけないことだったみたいだね・・・・ごめん」


俺が謝ると慶は


「いや、いいんだよ。それに凌が謝ることでもない」


「・・・・・わかった」


俺は、壁の時間を見た。


「慶、試合そろそろかも、早く食べないと」


慶は俺に言われて、壁の時計を見た。


「そうだね、早く食べないと」


そういって、俺たちは、昼食を食べ始めた。


俺たちは、昼食をすばやく食べた。


俺たちは昼食を食べ終わると、試合が今どうなっているのか見るために、中央のモニターがある場所に向かった。


今、試合は、俺たちの2試合前まで終わっていた。


「慶、あと少しみたいだ、どこか2つ試合が終われば次は俺たちみたいだ」


「そうみたいね、それじゃ、ここで試合を待ちましょう」


「わかった」


俺たちは、試合を待ちながら、話をしていた。


「慶、今度、俺と試合をしてくれない?」


「いいけれど、どうせあなたの勝ちよ、それでもいいの?」


「いや、それはないって、やってみないとわからないって、だから、ね?」


「まぁ、いいわ、それじゃ今度ね」


「ありがとう」


俺は、慶にお礼を述べた。


「いえいえ、ところで、凌。凌は、どなたに魔法の使い方などを教えてもらったの?」


俺は、慶が聞いてきた、問いに答える。


「え?ああ、両親とじいちゃんだよ。両親は、俺が物心ついたころから、厳しかったよ。魔法で作った、両親お手製の高い知能を持った、魔獣を俺と一緒に空間の狭間に放って、倒してここから出て来い!って言われたね。あれは、死ぬかと思ったよ。じいちゃんとは、俺の魔力が強すぎるから自我を崩壊しないようにって精神の修行をしたね。」


慶は俺の言葉に言葉を失ってるみたいだ、しばらくすると慶が口を開いた。


「そんな経緯で・・・・・それで凌は、親を恨怨まなかったの?」


「そうだな・・・はじめは、かなり怨んでたよ。死ぬかも知れなかったから、両親は俺のことが嫌いで、捨てられたんだって、小さかったから、親の考えがわからなかったからね・・・・」


俺が、そういい終わると、慶は、俺をじっと見ていた。

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