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どうやら気を失ったようだ。
ビー!!
そこで試合終了のブザーがなった。
俺達の体が光だし、ステージの外にでた。
出ると、放送がなった。
『ただいまの勝負、1年瀬戸、2年黒木ペアの勝利です。試合時間は45分21秒です。
Aブロック優勝は、1年瀬戸、2年黒木ペアです。おめでとうございます。表彰は後日ですので、これで、今日のAブロックの試合を終わりました。それでは、皆さん寮に帰ってください
なお、寮の場所は、ペア決めの時に配った、紙に書いてあります。もしわからない場合は、近くの先生に尋ねてください』
俺達は、その放送が終わると、出入り口に向かった。
向かう途中、俺達2人には、畏怖、尊敬、好意などの視線が向けられていた。
一部には、ソワソワしているものでさえ居た。
周りからは、声が聞こえた。
「・・・、誰か話し・・・・・・だから」「いやよ・・・けなんて・・・も・・によ」「おい、・・・みようぜ」「いやけどさ・・・ないか?」「だよな・・・」
俺は、そんな会話を断片的に聞いたので身の危険を感じ、慶に小声で話しかけた。
「慶・・・少し、視線が集まってるな・・・・・なんか、ソワソワしてるやつもいるし、少し急がないか・・・?」
俺が話しかけると、慶は「そうね」とうなずき、俺達は、急いで、出入り口に向かった。
俺達が出入り口に急いで向かうと、後ろから人が追っかけてきた。
「まって〜!」「まてー!」「瀬戸く〜ん!」「凌さま!!」「姫!!!」「俺の嫁!!」「王子さま!!」「まって〜!!」「まちなさい!」「待ってください!」「まて!」「こらー!!」「ダーリン!」「マイスイートハニー!!!」
後ろからさまざまな呼ばれ方をしていたが、無視して、寮まで向かう。
俺達は、どうにか追っかけをまいて、寮の分かれ道まで来た。
「それじゃあ、慶。ここから違うから、あさってね」
「わかったわ、それじゃ、お(^o^)や(^O^)す(^^)み(^-^)☆明日は、ちゃんと疲れを取るのよ」
「わかってるよ。それじゃね」
俺は慶と分かれて、寮に向かった。
寮は、ホテルなみの、高さを誇っており、かなりきれいな外装をしていた。
俺が寮の入り口が見えてくると、そこには、かなりの人数の女の人がいた。
向こうの女の人たちは、こちらには気がついていないので、俺はすぐに、近くの茂みに隠れた。
そして、その人たちを良くみてみると、その人達の頭には鉢巻がしてあり、そこには[瀬戸凌様ファンクラブ]と書かれていた。
そして、中心あたりに、旗を持っている人もいた。
俺はそれを見たとき、ため息をついた。
《なんで、こんなことに・・・・・これじゃ帰れないな・・・・そっか・・あれを使えば・・・》
俺は、すぐさま、魔法を使った。
「空間を操り、管理するもの!われの命により、開きたまえ! 転移空間接続」
俺は唱え終わると、すぐさま、空間の切れ目に入った。
俺の空間の狭間を走って抜けた。着くと、旅館の中見たく、ドアがたくさんあった。
どうやら、寮の中みたいだ。俺は後ろが騒がしいので、後ろを見ると、そのこには、俺のファンクラブの人たちの後ろ姿だった。
俺は、気づかれないように、こっそりと、紙に書かれている、自分の寮の、部屋に向かった。
俺の部屋は、15階の15、つまり1515だった。
俺は、鍵は・・・と、どうするのかと考えていると、どうやら、魔力を使って開けるみたいだ。しかも、中からは、誰でも開けれるが外からは、登録している人以外は開けれないようになっていた。しかも開けようとすると、防犯システムが働くみたいだ。
俺は部屋の中に入った。
中は、ホテルみたいだった。入り口近くには、ドアがあり開けると、洗面台が有り、その左の、ドアを開けると、トイレがあり、洗面台のトイレとは逆の右のドアを開けると、お風呂になっていた。
それを確認すると、俺は、すぐに寝室に向かった。
寝室は、入り口から入って、真っ直ぐ進んで、突き当たりにある、扉を開けたところだった。
寝室は、キングサイズのベットが1つあり、それ以外に、ベットの近くに、小さな冷蔵庫が1つあるだけだった。
「ふわぁ〜〜・・・・眠いな・・・しかも腹減ったし・・・・・飯は確か・・・」
ベットの上に置かれた本を見つけた。
俺は、説明書らしきものを手に取った。
それを開いて見ると、そこには、部屋の使い方、授業のスケジュール、などいろいろと乗っていた。
俺は、食事に関しての項目を見つけたので、そのページを開くと【食事は、自分の部屋の台所に設置された、機器で注文すると、届く】と、書いてあったので、俺は台所に向かった。
台所は、寝室に来る途中にある、扉を開けた、ところだった。
読んでいただいてありがとうございます!!!
更新しました!
なんか変ですいません。・・・・
自己満足でやっていることなんですいません。
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