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※ネタバレにつき、最初に読むの厳禁

注意―attention―


 ここは本編で明かされない、解らせない、物語のネタバレを含んでいます。

 初見と違った感想を持ってほしい為の裏設定公開なので、ここを読むのは本編を先に読んでいることが前提です。

 何らかの手違いやクリックの誤爆でここに来た方、まだ本編を読んでいない方は、物語の面白さを損なう恐れがあります。前のページに戻ることをおススメします。


他注意事項二点

1.作品ジャンルがホラーに変わります。初読の作品イメージを壊したくない方にはオススメできません。

2.結構エグイ設定が含まれています。


 以上の事は大丈夫ですか?





『ほんとはこわいぞ、うらせってー』


・怪物の正体は人の脳に寄生する生物。

・生物イメージはハリガネムシ。

・怪物は自身のもつ特殊な波長を宿主に同調チャネリングさせ、宿主を自覚のないままコントロールする事が出来る。

・主人公にだけ怪物の姿が見えたのは同調された影響で、視神経にうんたらかんたらして……要は錯覚だからである。

・錯覚である怪物の姿だが、サイズの違いはあれど実際の本体の姿と差異はない。

・基本的に宿主の思考や行動は、怪物にコントロールされている結果である。

・知能はそれなりに持っており、主人公が怪物を誰にも相談しようと思わなかったりしたのは、怪物がそうさせていたから。

・勝手に身体が動いていた……文字通り怪物によって動かされていた。

・怪物は性別を持っていないが、その代わりに怪物は自身の波長と合う相手をつがいにする。

・寄生主にしか見えない怪物だが、例外として波長の合う相手(番など)には見える。

・番同士は好みや思考が一致しやすい。そうさせられている。

・宿主は恋愛感情すら寄生主に支配され、番の宿る相手を好きになる。例え七十歳差があろうと、相手の違う既婚者同士だろうろと、どんなに酷い不細工が相手であろうとお構いなしである。

・「僕」と「彼女」には具体的な年齢や容姿の設定は特にしていない。そして前の項目事項。これの意味する所はひょっとしたら……。

・怪物は長い時間をかけて宿主の人の持つ遺伝情報の約5%を組み替える。ちなみに人とチンパンジーのDNAの差は1〜4%程度といわれている。

・宿主の遺伝子をじわじわと組み替えられることによって宿主は人間とは違う生物にされている。この為、自分と違う存在の人間には興味を示さなくなり、同じく遺伝子組み換えを行われた相手にしか異性を覚えることが無い。

・組み替えられた遺伝子には怪物の情報も含まれており、宿主との間にできる子供には、同時に怪物の子も宿っている。

・子供ができると怪物は半休眠状態に入る。これにより宿主は自身に宿る怪物を感知できなくなる。二人が結ばれた後に見えなくなったのはそのため。

・怪物自体は見えなくなっただけで、宿主から出て行った訳でない。

・子供に宿る怪物は両親と似た波長を持って生まれる。この為、宿っている怪物と波長の近い子供に宿る怪物を見ることができた。


・怪物はSFではおなじみの珪素生命体。実にロマン溢れる生命体である。

・トランスフォームする超ロボット生命体に憧れている。一番人気は総司令官のあの人。

・ミンナダイスキ、キセイジュウ。

「意味が解ると怖い話」ならぬ「設定を知ると後味の悪い話」という変な実験的作品にお付き合いいただいてありがとうございます。

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