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大会 中章

缶コーヒーを飲みながら試合を見ている。

剣犬という片手剣使いと虚空という双剣使いが戦っている。

一応虚空が勝ったようだ。

その瞬間、また俺はテレポートされた。

蒼き銃士という銃使いと獣を総べるものというビーストテイマーだった。

「よろしく。」

「僕を楽しませてくれ。」

「よろしくお願いします。」

バトルスタート!

俺は瞬間転移・小で、近くの岩陰に隠れた。銃士が何やら奥で詠唱を始めた。

「バーニング・ビックバン!」

魔法も使えるのか?と思った瞬間、火の玉が大量にこっちと獣を総べるもののほうへ行った。

アクロバットで、俺は後のほうへ逃げて、炎は前にあった岩に当たった。

バォン!!!という音を聞こえて、岩は物体破壊ダメージが体力を削り爆発した。

物体破壊ダメージとは物体にある体力を削るダメージの事だ

「これで隠れることはできなくなった!さぁ!僕から必死に逃げてください!」

子供にはしっかりと社会を思い知らせてやる!

「アクロバット!」

一気に銃士のもとへジグザグで駆け寄り、月影斬を使った。使ったはずだった。

「何で使えない!?」

走りながらウィンドウを確認すると、夜しか使えないと書いてある。

どんなスキルだよ!GMに心の中で罵倒し、スキル欄を見る。

オーバーレイスラッシュを使いたいがMPが足りない。

なら鏡を使う!

「鏡獣召喚・上位!」

パキパキパキパキ!と鏡が獣の形に形成され、虎が出てくる。

それを走りながら三回繰り返した。

「全員突撃!」

俺は鏡壁・上位を使って、銃の猛攻を防ぐ。

「なんでだ!なんで攻撃がきかない!」

鏡でできてるから見えないように見えるんだよ!

鏡獣は半透明くらいで見えるが。

「ガウウウウォォォォォォォォォォ!!!!!!!」

鏡獣に気付いていない!これは勝てる!と思ってかみついた瞬間、

「死んでください」

「うあぁ!?」

後から龍に噛みつかれた。もう一人の存在を忘れてしまってた!

「鏡獣召喚」

犬を出して乗る。そしてその場を離れた瞬間、

「地雷がありますよ。」

バゴォォオォン!!!!という地雷の音。俺の体力は10分の3くらいまで減ってしまっていた。

くそ!片方は倒せたのに!

「鏡龍召喚!」

飛び乗って鏡人召喚で大量にメイジを召喚する。

「全員!あいつの龍をターゲットに時間差をつけてファイアーボール!」

「了解」

順番に魔法陣ができている中、俺はスローで動きを遅くして、瞬間転移で近づき、足を斬る。

その時、鏡のメイジのファイアーボールが炸裂する。なのでもう一度瞬間転移で逃げ、テイマーのほうを見ると、炎しか見えなかった。

客席から卑怯だ!正々堂々と戦え!と怒号が飛び交ってきた。

俺はそれに一言。「自分で戦ってから言え!」

その内にバトルは終了して、Aブロックの準決勝へと進出した。(ABCDのブロックにわかれている)

そして、ふとTVを見ると、ありえないような光景が目に入った。それはらーさんがダメージを与えられずに両手太刀を持った“業火”という奴に完敗していたのだった。


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