表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

第二話 獣王ガシュウ討伐

ボスは、黒い虎のような敵で、

めちゃくちゃ速かった。

ついていけない!

だが、楽しい!!

黒虎は獣王ガシュウという敵のようだ。

俺はもともと持っていた片手剣を上に投げて、太刀で思い切り相手の方へと飛ばす。

その剣には、魔力吸収(攻撃したときや剣で相手の攻撃を止めた時に相手のMPを吸収できる。上位のスキルならば範囲が拡大される。龍からそれを習得する魔導書?を入手したので片手剣に使った)

の能力がついているので、相手のMPを吸収できる。

MPで相手は動いているので、大量にMPはあるのだが、走り回っていればMPはいずれなくなる。

だがかなりの時間にわたって俺は虎に追尾していたので、半分くらいはなくなっているのかもしれない。

魔力吸収で動きが鈍くなった虎は、俺のほうへ顔を向けた。

その瞬間、後ろ足で地面をけって、一瞬でこちらのほうへ来る。

その勢いで突進しようとしているようだ。

「ガルオオオオオオオオオォォォォォ!!!」

一気に距離を詰め、俺にあたりかけた時、

「そうはさせるかってんだよ!スキル発動!“ラッシュ”!」

ラッシュとは突進系の攻撃の下位スキルだ。

ラッシュという英語は突進を意味するらしい。

「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

パキィン!と割れるような音が鳴って、虎の角が折れた。

それで相手は怯んだ。

その瞬間、スキルを発動した。

「スキル発動!スロー!」

そういってる間にもう走り出しているが、虎は確実に遅くなっている。

スローとは相手の動きが5秒くらい遅くなる。

遅くなったところに本気で走り、足を斬り落とす。どうやら紙装甲だったようだ。

身動きが取れなくなった敵の顔に、全体重をかけた剣を突き立てた。

「ギャアアォォォォオオォォ!!!!」

トラは断末魔とともに、細かいポリゴンの粒子になって消えて、

代わりに数々のアイテムを落としていった。

黒虎の牙6個と、

黒虎の爪7個と、

黒虎の魂1つと

黒虎の誇りというスキルと、

黒虎の怒りと、

バトルヒーリングいうスキルをゲットした。

ほかにもアイテムはあるが、使えそうなものだけが↑だ。

いつの間にかレベルは125になっていた。

どんなゲームでも、ボスの経験値は高いようだ。

装備が覚醒しました。

覚醒した怒りの小太刀(左)

覚醒した怒りの小太刀(右)

となっていた。

前に青い渦が出てきた。

帰還ポイントに転移します。

街へ戻るには、がけを登ってください

と出てきた。

崖を登れば帰れたようだ。

そして、俺がワープしてきたのは、クマが蠍と戦っていた場所だった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ