推しの幸せが第一です
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
プロトタイプです。
沢山書いていきたいです。
そうしてこれは私の願望100%詰め詰めです。
主人公ちゃんと推しがくっ付けば私は美味しい米が食えます。
好きな乙女ゲームに異世界転生して、そのまま生きるって話、あるじゃない? 今、現在進行形でそんな人生を歩んでる。
推しである攻略対象が大好きで、主人公も大好きで、ならば二人くっ付いたエンドが私のハッピーエンドである。何時だって私は推し達の家の壁になりたい。そうしてその夢が実現した。なんと転生先は主人公の友人ポジ。自らの手で叶えられる現状にある。何それ最高じゃん。という訳で、推しである主人公と、その攻略対象がくっ着く様に日々奮闘している。
「今日ね、○○と××がお話していたのよ」
「○○と××がお手て繋いでたのよ」
「ほんっと可愛い。あのカップル」
そう、午後の茶会で婚約者に布教しまくる毎日である。一度迷惑かと考えたが、ずっと婚約者は、にこにこの笑顔で聞いてくれていた。決して迷惑だとは思っていなさそうな微笑みだった。
しかしある時、彼は鷹揚に微笑んで一つの問い掛けを投げた。
「君は何時も、あの子達の話ばかりして、幸せを願っているね。君の幸せは何処にあるの?」
「え……」
私的には推し同士がくっ付いてくれればそれで満足なんだけど……。でも転生前の話をしたところで、頭おかしい認定されて距離置かれそうだしなぁ。
その戸惑いを幸せを求めていないように思ったらしい。彼はそっと指先に手を這わす。それから蕩けるような微笑を消して、静かに語り掛ける。
「もし、あの子達が幸せにならなかったら、添い遂げなかったら、君は不幸になってしまうのかな? だったりあまり二人に入れ込まない方が良い」
……分かってはいる事だった。この世界の人間はデータで構成されていない。血の通った心のある人間だ。私がどれだけ二人と添い遂げて欲しいと願っても、変わる可能性だってある。そうなった時だって、『二人が幸せならOKです!!』とドヤ顔で言えるだろうか……。
「だって二人のことが推……好きなんだもの」
推しと言いかけて、言葉を濁す。流石に伝わらない。
本当にこのゲームが大好きで、大好きで、大好きだ。それは何もストーリーだけじゃない。主人公の○○も好きだったし、攻略対象の××が居たから。二人が並んでいるだけで、ずっと幸せだった。別に他のルートでも楽しかったけど、一番はやっぱりあの二人だった。
「昔から思っていたけど、君って結構鈍感?」
「そんなことは無いよ。じゃなかったらここまで手厚いサポートは出来てないから」
烏滸がましくも言わせて欲しい、二人がいい感じなのは、私の尽力が少なからずある。鈍感には出来ない事だ。それを鈍感だなんて、婚約者とは言え真面目に話さなければならない。
彼は指の間に自らの指を絡めて、静かに握り込む。それから少し寂しそうな顔で微笑んだ。
「じゃあ、二人の事だけで頭を一杯にしないで、私のことも考えて欲しい」
顔に血が登るのを感じた。今まで攻略対象じゃなくて、友人ポジの婚約者だったから眼中になかった。掴み所ないキャラだなぁとしか思わなかった。でも今、結構サラッと愛の言葉を吐いたよね?
「嫉妬してしまう」
「善処致します……」
以下、プロトタイプの設定
主人公ちゃん
乙女ゲー主人公と攻略対象強火担。
自分の幸せ二の次。
政略結婚の相手はそのこと知ってる。
政略結婚の相手は友人ポジの事が好きでアプローチしてる。
でも、主人公は二人のハッピーエンドに尽力するあまり、政略結婚の相手のことは意識してない。なかった。
転生元のこの子へ体を返すことも考えて、出来うる限り友人ポジの子の性格に沿った行動をしている。
前情報から、友人ポジが料理好きである事を知ってるので、本人も頑張って料理好勉強中。
得意じゃないけど頑張ってる。
私にも好きな乙女ゲームの一つや二つありますよ。
攻略対象だけじゃなくて、主人公ちゃんもしっかり好きです。
二人寄り添ったスチルが最高なんです。
それだけで美味しい白米が食えます。
転生するなら主人公ちゃんの友人ポジが最高です。
礎になりたいですし、壁になりたいです。
そうして多分、周りに布教しまくる狂人になります。
体良く生まれた婚約者です。お前も推せ。
そうして二人のことが大好き過ぎて、婚約者ガン無視していたら、意識してしまった話。
お前も幸せになれ!! 此方からは以上です。
プロトタイプなのでまた書いたら宜しくお願いします。