彼氏のストーカー
ねー聞いて!!!!
私の好きぴがね?ストーカー被害似合ってるみたいなのー!!!
やばくない??ちょー怖くない??
もーケート君も怖がっちゃってさあ!あ、ケート君って好きぴの名前ね?
ほんっとーに可哀想なの〜〜っ!!
…あっケート君の女友達たちが心配してくれてるー!!
ありがたい...ケート君笑顔になってくれた!
...でも好きになったりしないでよ〜?私のケート君なんだからね!
ケート君、こんな良い友達もいて、私みたいなケート君をだーいすきな人がいるんだから、そろそろ元気だしてよね!
ストーカーなんてわたしがぶっ潰してあげるからっ!
心配しないでね!
...あっケート君もう帰るの?
今日は部活ないんだ?そーなんだ!
じゃ私も帰ろーっと!
あー待って待ってケート君!
まだ行かないでってば!早い早い!
...ふぅ、追いついた。
はぁーやっぱ、ケート君の後ろ姿はいつ見てもかっこいいなぁ〜っ
ケート君背高いしスラッとしてるから後ろ姿映えるし〜〜!
ケート君のそのサラサラな髪の毛とか
意外とがっちりした腕とか
その広い肩幅とか
部活で4つに割れた腹筋とか
手とか足とか顔とか首とか腰とか目とか鼻とか耳とか口とか脳とか爪とか胃とか腸とか内蔵全てが大好き
全てが眩しすぎて直視できないから
今日も後ろから隠れてついて行くね!
私はケート君の彼女 。
ケート君のストーカー被害は語り手によるものでした。