同人誌 ほたる 二号 短歌同好会 同人誌 ほたる 二〇二五年令和年七年十月
同人誌 ほたる 二号 短歌同好会 同人誌 ほたる 二〇二五年令和年七年十月
同人誌 ほたる 二号 短歌同好会 同人誌 ほたる
ほたる
目次
Tさん 「今」
やすもとひとえ「白黒」
Mさん「ひらく時間」「レシピ」
はあとのええす「約束」
編集後記 あたる世界観。全部抱きしめて四首引用 あたる
ジョギング研究会論文「OnTheRoad:PromisedLandまでの時」
二〇二五年令和年七年十月二十六日
ページ一
ほたる
ほたる
井上武明 「今」
やすもとひとえ「白黒」
上島美穂「ひらく時間」「レシピ」
はあとのええす「約束」
編集後記 あたる世界観。全部抱きしめて四首引用 あたる
ジョギング研究会論文「OnTheRoad:PromisedLandまでの時」
二〇二五年令和年七年十月二十六日
「今」 Tさん
がんばれと言いたいだから今ここで頑張っている十七の夏
振り向くか振り向かないかは別として青空だよと叫びたかった
NHK短歌五月号 テーマ「青空」 佳作 川野里子 選
濡れた手の痕跡でしょう公園の遊具のサビが塗り潰される
数えれば背中ばかりのマラソンのきみの呼吸が聞こえる位置で
ページ二
「白黒」 やすもとひとえ
あるはずの風船屋台が四つ角の指定の場所にいなかった夏
ダ・ヴィンチ三月号 短歌ください テーマ「風船」 採用歌 穗村弘 選
白黒の写真によれば抱かれつつ母の瞳をみつめたのだろう
NHK短歌 五月号 テーマ「物語」 佳作 俵万智 選
子を送るいつもの道が愛という言葉を習ったようで金色
畦道の今日の日だった陽だまりがてっぺんにある赤い夏雲
ページ三
「ひらく時間」 Mさん
自己採点震える指の助手席の左側見てハンドル切って
いつの日か分かち合うのを拒むよに排水口の怪音を聴き
茶の葉ゆえひらく時間を下さいな 君の器で踊り香るから
両頬にサラと触れくる指先が我慢の日々を知ってくれてた
ページ四
「レシピ」 Mさん
気に入りのパーカーなのに色を抜き風呂の天井今日じゃなきゃなの
「美味し」って食べたレシピこの夜に書き加えたよいつか見るため
丁寧にそっと生きたい毎日を豚バラ白菜重ねるみたく
いちいちと順番を説くその口に人それぞれを丸め込みたい
ページ五
「約束」 はあとのええす
約束の時間をすぎて一時間スマホなるけど空をみている
NHK短歌三月号 テーマごめんね/すいません 佳作 枡野 浩一 選
またひとつ気付いた例えば玄関のなかなか枯れない花のこととか
NHK短歌四月号 テーマ ありがとう/うれしいです 佳作 枡野 浩一
指先にきみがあたると全身のミトコンドリアが一回転する
まず感謝、ねぎらい、愛を言いたくて四つの僕にわたすクレヨン
ページ六
編集後記 あたる世界観。全部抱きしめて四首引用 あたる
富士山が見えるのが北と言う教師 見える世界に閉じ込められて
上坂あゆ美 歌集「老人ホームで死ぬほどモテたい」
教師を「教え」と一般化したとき「教え」って何。同じ事柄も地域で語られ方が違うのか。東西南北からの富士の多彩さは、富士山を富士山と見て生まれる。
ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし
岡本真帆 歌集「水上バス浅草行き」
愛してるの一言を発するにはタフでなければならないと思う。傘は愛の暗喩か。告白した方が負けは絶対のルールなのか。利己と利他の両立にやさしさが連なる
体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ
穗村弘 歌集「シンジケート」 辰野町図書館 所蔵
熱の彼女が見る世界を見守る彼の二人の関係。同じ雪も「体温」で見えるものが異なるのか。伝言ミスか。多様な彼女。そのまま平凡な冬の一コマとみて美しいが。
落ちてきた雨を見上げてそのままの形でふいに、唇が欲し
俵万智 歌集「サラダ記念日」 T町図書館 所蔵
雨をみあげる行為は防御本能でイコール求「愛」行動だ。「雨」をしのぐ「わたし」を包むものとは、傘、語らい、法、道、愛、「あなた」。これらは共通の価値観だ。
ページ七
「名もなき公理」の論理作用による「マリア;海の星;についての理論」の浮揚
The Emergence of the "Theory of Maris Stella" through the logical operation of the "Nameless Axiom"
ジョギング研究会研究発表;同人誌ほたる創刊号
文責;Tさん;ジョギング研究会会長 中央大学理工学部物理学科卒理学士
短歌研究会同人誌ほたる 会長
M公民館文化祭において同人誌ほたる創刊号にて発表 2024_10_27
「平和への希望、関与をはぐくむために役立てることを選んだ
すべての被爆者をたたえたい」 2024年度日本被団協ノーベル平和賞主題
「自由で相互に独立した人々の間における共同の自己統治」 宇野重規「民主主義とは何か」
愛は「技術」であり、技術の「習練」が必要だ。 エーリッヒ・フロム
国家の繁栄には民主主義的な制度が重要。法の支配が乏しく、国民を搾取するような制度を持つ社会の成長は長続きしない 2024年度 ノーベル経済学賞主題
要旨
われわれは、名もなき公理とわれわれが呼ぶ系、N公理系を人道として採用する。これによって実存はアプリオリに「黄金律」を内包している。N公理系は天空の記述であり、これが地を行く人の道の理論、民主主義理論を保証することを示した。N公理は、自然に、滑らかに「愛の定義」となっている。われわれは、この系が、われわれがマリア理論と呼ぶ地上の諸法を浮揚することを示した。a1とAnの両立という、a1とanの相互間で交わされる束縛条件のもとで、この系は、普遍的価値(観)の明文である。すなわちこれは「人の尊厳」である。マリア理論は自由・民主主義;が実存のとりうる形態の最終形態;Promised Landであることを強く示唆している。N公理の作用がもたらす帰結の景色、「愛の世代」、そして「永遠平和」を一般解「ゼネラル・ドリーム」とする。ゼネラル・ドリームすなわち全集合Gの部分集合として、特解S「スペシャル・ドリーム」が位置する。永遠平和の景色は、何色でもない花が咲き誇る平凡な景色である。




