2-5. 秘密の約束
本日21時に2回目の投稿をします!
(*未依沙視点)
風の中に蒸し暑さを感じるようになって、
部活動もより体力を使うようになってきた。
中学からバスケを初めて、
少しずつだけどコツを掴んできている気がする。
今日の部活も無事に終わり、
体育館の倉庫へ向かう。
ボールを戻し後ろを振り向くと、
かげちゃんが倉庫に入ってくるタイミングだった。
わたしもかげちゃんも毎日部活をしているけれど、
バレー部とバスケ部は終わる時間もバラバラだし、
意外とこうやって鉢合わせることは少ない。
「かげちゃんも部活終わり?」
「うん!未依沙もちょうど終わったみたいだな」
「今日、すっごく暑かったね。体育館、風なさすぎだよ〜」
「ほんとそれな!めっちゃ暑かった。アイス食べたい気分」
「ちょっと〜そんなの聞いたら、わたしもアイス食べたくなるじゃん」
わたしたちは互いにニヤっと目を合わせた。
きっとかげちゃんとわたしは、
考えていることが同じ…
倉庫を出ると、
かげちゃんが真っ先に声を出した。
「瑠飛〜!帰りにアイス食べよう」
「かげちゃん、下校中の買い食いはダメだから、そんな大声出したらダメじゃん」
「うわ!そうだった。よし、一旦家に帰ろう!」
やった!これで2人と一緒に帰れる!
2人と一緒に帰るの久しぶりだな〜。
部室で着替えて玄関へ行くと、
瑠飛とかげちゃんはすでに待っていた。
「よし、”一旦”家に帰ろう!」
瑠飛が”一旦”のところを
あまりにも強調して言うもんだから、
つい笑ってしまった。
「うん、”一旦”ね」
かげちゃんが追い打ちをかけて、
三人で面白くて笑い声をあげた。
あまりにも面白くて体を揺らしながら笑っていたら、
かげちゃんに肩で触れてしまった。
すごく自然にボディタッチをしてしまい、
自分で今更ドキドキが止まらなくなる。
うわ、どうしよう…
かげちゃんに当たっちゃった…
夏の日差しにプラスして、なんだか暑さが増した気がする。
21時の投稿は同じシーンの景虎視点です!
お楽しみに!




