竹尾練治の墓標
なんだ、竹尾練治とはお前のことだろうと思われた読者諸兄。
全くその通りではあるが、よく見て欲しい一文字違う。
竹尾練二は『小説家になろう』で使用してきたHNであるが、竹尾練治は専らX(旧Twitter)で使用してきたHNだ。
私は昔からコロコロHNを変えてきた名残で、小説家になろうを皮切りに複数の小説サイトを利用してきた今日も、サイトごとに微妙にHNの漢字を変えている。
いずれにせよ中の人は同じだし、読みもタケオレンジで変わらないので、気軽に竹尾さんと呼んでくれて構わない。
さて、X(旧Twitter)のアカウント@NiiXM6smHrlOvNnが乗っ取られた。
6月12日の事だった。
夕方頃、新しい場所から私のアカウントにログインされたという通知が届き(確か大阪府だったように記憶している)その直後に操作ができなくなり、再ログインを試みるもパスワードが合致せず、紐付けてあるメールアドレスには、登録メールがxdmfiha6364@hotmail.comに変更されたという通知が届いた。
乗っ取られた、と気付いた私は、即座にXのサポートに通報した。
DMのスクショなどを送れば、早ければ一週間程度で取り戻すことができるという。
私はXサポートチームの尽力に期待した。
しかし、翌日届いたのは以下のような無情なメールである。
Hello,
We’re writing to let you know that we’re unable to verify you as the account owner. We know this is disappointing to hear, but we can’t assist you further with accessing your account.
If you know which email address or phone number is associated with the account, and you no longer have access to that email or connected phone number, please contact your service provider for assistance.
For privacy reasons, we can’t provide any information about this account’s registered email address or phone number
We understand it’s frustrating to get locked out of an account, but we have these policies to protect accounts and private data. We appreciate your understanding.
You’re more than welcome to create a new account to get back onto X.
Please do not respond to this email as replies to this account are not monitored.
Thanks,
X Support
簡単に和訳をすると、当該のアカウントが私のものであることが確認できなかったこと。
これにてサポートを打ち切ること。
Xで新しいアカウントでも作ってくれよ、と宥める言葉まで書いてあった。
即座に再度申請を行おうとしたが、どうやら処理中という形になっているらしく、受付られなかった。
竹尾練治@NiiXM6smHrlOvNnのアカウントは、字書き用のアカウントとして運用してきたのはこの5年程。
ここ数年はあまり作品の宣伝をするでもなく、世の雑事に対して下らない感想を呟くためだけのものと化していたが、それでも相応の愛着はあった。
無論、時間をおいて再度サポートに申請を送ってみるつもりである。
しかし、取り戻せる見込みは薄いだろう。
こういったケースに詳しい方がいれば、解決の為に、読者諸兄の智慧を恃みたい。
それから、取り戻せなかった時の為に別れの挨拶程度はしておくのが礼儀だろう。
このテキストを読んでいる方の中に、竹尾練治@NiiXM6smHrlOvNnのフォロワー、あるいはフォロイーがどれだけいるかは定かではない。私はSNSの交流に積極的ではなかったので、個人的な接点が無かった方が大半だろう。
もし竹尾練治@NiiXM6smHrlOvNnが嫌いだった方がいるなら、この惨状を指をさして笑い、インターネットガンジスたるXがほんのすこし綺麗になったことを、どうぞ存分に喜んで欲しい。
Xを通じて、様々な作品に触れるのは、私にとって良き楽しみだった。
竹尾練治@NiiXM6smHrlOvNnのアカウントは活動を停止するが、創作活動は今後も継続するつもりである。年に数本しか執筆しない遅筆ではあるが、何か縁があれば、私の作品があなた方の目に止まる機会もあるだろう。
擱筆する前に、もう一度だけお礼を言おう。
皆様ありがとう、また会えたなら嬉しい。
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とかなんとか殊勝なことを言って、惜しまれながら死んだキャラがひょっこり戻ってくるようなノリでアカウント取り戻して阿呆なことを呟くツイッタライフを再開したいですねぇぇぇぇ!
何度もサポート申請して絶対取り返してやるからな!
終わり。