舞台・登場人物紹介
登場人物の紹介を、というリクエストをいただきましたので(ありがとうございます!!)、一覧にしました。分かりやすいといいのですが……。
作中であまり触れられなかった、見た目イメージも少し入れたり、一言設定を足したら長くなりました(^-^;無理に読まなくても支障はないです、ハイ。
話が進むにつれ、ベースは変わらずとも訂正入るかなとも思います。よろしくお願いいたします。設定もゆるゆるなのでm(__)m
本編もチビチビと整理しますね(もちろんベースは変わりません)。
あっ、ネタバレ気をつけたけど、あったらごめんなさい!
舞台はファーブル王国。一応、主人公が前世で読んだ小説『サファイアの君と共に』の世界。
国の創生期に民は妖精たちから祝福を受け、誰もが魔法を使える。現在においては、力量の差がある。
主神は愛と豊潤と光の女神、フローラ。基本的には人の世界には不干渉。時々手助けはあり。
聖女はフローラの愛し子的存在。
◇精霊
人間の隣人。ファーブル王国に共存している。作中にはまだ出ていないが、どこからか、精霊界に繋がる道がある。
◆オベロン
妖精王。ティターニアの夫で、女神フローラの代弁者であり、人間の協力者。
近年の人間との距離感に、寂しさと焦りを感じていた。
今はちょっと安心している様子。四大属性の最高魔法を使うことができる。彼の血を分け与えられると、能力が数百倍は上がるらしい。要適性だが。全精霊の父。
角度によって、虹色に光る髪と瞳を持つ。
◆ティターニア
妖精王妃。オベロンの妻。彼女も四大属性の上級魔法を使いこなす。精神、魅了系も得意とする。そもそも美し過ぎて、何もしなくとも見ただけで正気を失う者、多数。全精霊の母。
オベロンと同じく、虹色の髪と瞳。
◆シルフ(ルシール・ルシー)
四大精霊の一人。風と大気と森、花々などを司る。自由。精霊も基本は四大属性の魔法を使えるが、中級程度。やはり自分の属性が最強。
最近のお気に入りは、リリアンナ。彼女の付けた名前をかなり気に入っている。リリアンナに加護を与え、自身の愛し子とした。精霊はいわゆる性別を自由に変えられる(どちらでもない)が、今は男性性を取っている。
エメラルドグリーンの髪と瞳。
◆サラマンダー(サラ)
四大精霊の一人。火と炎を司る。情熱家で真っ直ぐ。これと決めたら結構しぶとい。愛し子テンダーも根負けしたとも言える。
ルビー色の髪と瞳。
◆ノーム(イルス・イル)
四大精霊の一人。大地と鉱物を司る。智の象徴。物作りが好き。始めは同情と、イデアの才能を潰したくないからこその加護、愛し子だったが、違う気持ちが芽生えている。彼も男性性を取っている。
シトリン色の髪と瞳。
◆ウンディーネ
四大精霊の一人。海、川など水を司る。美と癒しの象徴。
アクアマリンの髪と瞳。
◇妖精
◆自然界に、それぞれ多数存在する。
名前をもらえると、力が強くなる。妖精しか使えない不思議な力もある。作中のリリスは花の妖精。妖精さんはこういうものと見ていただけると。
◇建国時代
◆オルソン
初代勇者。魔王率いる魔物達から、民と妖精たちを守るため、オペロンからその血を分け与えられた。剣豪。
ブロンドで蒼眼。
◆アリス
初代聖女。女神フローラが民の為に遣わせた。聖魔法の使い手。彼女の血縁のみに、大なり小なり聖魔法使いが現れる。
淡いブロンドで、優しい海のような瞳。
建国時代は、この二人を筆頭に、魔法を使えるようになった民たちも頑張って協力して魔王たちを退けました。
◇サバンズ侯爵家
◆リリアンナ=サバンズ(リリー)
本作主人公。前世、日本人のオバチャンだったことを思い出し、この世界が昔読んだ小説に似ていると気づく。上げ膳据え膳のありがたみを失くしたくない。ちょいちょいオバチャン思考が出るが、リリーの自我もはっきりしていて、ちょっとオマセな9歳児(連載開始時)とでも見ていただければ。妖精、精霊、魔法大好き。家族も大好き。でもヘタレなパパにはいじわるしたくなる。ルシーの愛し子。
青銀髪ストレートにエメラルドの瞳。
◆マリーア=サバンズ(マリー)
リリーの読んだ小説「サファイアの君と共に」のヒロイン。後の聖女。パパの結婚前の恋人の子どもで、リリーの姉となる。初対面でのリリーの可愛さに撃ち抜かれ、かなりのシスコンに。マリーも家族大好き。リリーがパパに厳しくなる気持ちも分かりつつ、パパのしょげぶりに同情してフォローしがち。
王子が絡むとブラック化をしがちだが、根はとっても優しい。聖女だからね!リリーの3つ上。
ふわふわ、柔らか金髪とサファイアの瞳。
◆アルバート=サバンズ(アル)
リリーとマリーのパパ。マリーを引き取る前までは無口なクールイケメン宰相を装っていたが、その仮面をリリーに剥がされてからは、ただの家族溺愛パパである。
マリーと同じく、金髪でサファイア眼。
◆ジョセフィーヌ=サバンズ(ジョゼ)
リリーの母で、マリーの義母。リリーのお陰で闇落ちを回避する。今は、マリーもリリーも可愛くて仕方ない。
リリーと同じ青銀髪にエメラルドの瞳。
◆エルランサ=サバンズ(エル)
サバンズ侯爵家の末っ子長男。年の離れた弟に、マリーもリリーもデレデレ。末っ子特有のあざとさアリ。金髪にエメラルドの瞳。パパ似。
◆マルセール=サバンズ
前侯爵。生粋の貴族だが、やはり孫は可愛いお年頃。昔のことを後悔しているが、素直になれない。
◆ヘレナ=サバンズ
前侯爵夫人。貴族のしきたりは大事にしてきたが、実は情がある人。引退までは大人しくしていた所あり。
◆シンシア
アルバートの元婚約者で、マリーの実母。元子爵家の令嬢。実家の没落後、一人でマリーを出産し、育てていた女傑。馬車の事故で儚くなる。シンシアの母方が、アリスの血を引く一族のひとつ。
淡いブロンドでタンザナイトの瞳。
◆エリザベート(エリおばさま)
アルバートの従姉妹。同じ侯爵家。子どもの頃にジョセフィーヌにちょっとやらかしたが、今は仲良く親戚付き合いをしている。
◇王家
◆サーフィス=オルランド(フィス)
ファーブル王国の王太子。後の勇者。「サファイアの君と共に」の、ヒーロー。自分の力に少し図に乗りかけていた頃にリリーと出会い、いろいろ反省する。小説とは異なり、自分からリリーに婚約を望む。
深いブロンドと深い青の瞳。髪は伸ばしていて、後ろで1つに束ねている。マリーと同い年。
◆陛下
◆王妃
すみません、名前決めてません。出ることになったら編集します。二人共に、リリーパパと同級生で、仲良し。
◆第二王子殿下
まだ5歳なので、今のところ出番なし。
◇愛し子
◆テンダー=セラータ
サラの愛し子。辺境伯次男。優れた剣技と魔法力を持つ。パッと見いかついが、優柔不断で優しい。実は女子力高め。
赤髪で琥珀色の瞳。短髪。マリーと同い年。
◆イデアーレ=ドゥルキス(イデア)
イルの愛し子。伯爵家の長女。弟あり。天才魔道具師。魔道具の研究となると、周りが見えなくなりがち。基本一人が好きだが、マリーやリリーとは仲良くしたいと思っている。
亜麻色の髪にクリっとした茶目。マリーたちの1つ下。
◇仲良し
◆ヒンター=アクシーズ
公爵家嫡男。父は財務大臣。フィスの側近。フィスとグローリアは従兄弟。フィスと顔つきが似ている。グローリアは嫌いじゃないが、ちょっと面倒と思っている。黒髪黒目長髪。マリーと同い年。
◆マークス=オロス(マーク)
伯爵家次男。父は騎士団長。フィスの側近。マリーと同い年。明るい茶髪に琥珀色の瞳。
二人ともに、フィスのいわゆる幼馴染み。業務外は親友とも呼べる。主人に振り回されつつも、主人を抑える術も勉強中。主人の初恋を見守り中。
◇学園の仲間たち
◆グローリア=エクスシス
公爵家の一人娘。ヒンターの従姉妹で兄妹のように近い存在だが、最近微妙なすれ違いを感じている。フィスに憧れている。貴族的な階級思考は身に染みているが、わりと扱いやすい。この性格が、どう出るか……。エレナの動きを把握している?していない?
ピンクブロンドの髪とアメシストの瞳。マリーの1つ下。
◆エレナ=グリッタ
侯爵家の長女。上に優秀な兄が一人いる。グリッタ家はエクスシス公爵家の親族で、公爵家の後ろ楯で侯爵家でいられたりするので、いろいろあったりなかったり。
魔力が深緑ギリギリでの学園入学に、コンプレックスあり。家柄と魔力量とフィスへの想いも含めて、グローリアが王太子妃に相応しいと思っている?
水色の髪と紺色の瞳。マリーと同い年。
◆ソーニャ=シュマール
リリーのクラスメイト。数十年振りに男爵家からの学園入学で話題に。なかなかの秀才。栗色の髪と瞳で小動物っぽい。聖女と勇者に強い憧れがある。
◆デュオル=グリッタ
リリーのクラスメイトで、エレナの弟。さらにソーニャの婚約者。リリーを目の敵にしている?姉と同じく、水色の髪と紺色の瞳。
◇エール伯爵家(ジョセフィーヌの実家)
◆ジョージ=エール(ジョーおじい様)
前伯爵家当主。今は悠々自適の隠居生活中。愛妻家で家族思い。孫が増えて、ますます元気。
◆アンリエッタ=エール(アンおばあ様)
前伯爵夫人。今は悠々自適の隠居生活中。初恋の君に嫁いだ娘を、夫と共に心配しながらも見守って来た。
◆現当主
ジョセフィーヌのお兄さま。まだ名無し。
家族で密かに末娘を心配していましたが、最近になって本当の意味で安心できています。
◇名脇役
◆セバスチャン
アルバートが子どもの頃からのサバンズ家の執事。ずっとヘタレの旦那様が幸せそうでほっとしている。だからこその諫言あり。
◆スザンヌ
リリーの専属侍女。男爵家三女。リリーの9つ上のお姉さん的存在。
◆アイリ
マリーの専属侍女。
◆フレッド
サバンズ領の屋敷の執事。代官的なこともしている。心配していた主人一家が、幸せそうでホッとしている。
◆へイゼル
◆シエナ
マリーアの元祖父母。シンシアの父母。元貴族。




