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ラッカラ・ハーベスター領主館
槍の雨の一件から三日後。
善は急げと翌日に領主館に伺ったところ後日また来て欲しいと言われたので、今日に取り付けたアポイントメント通り、俺たち三人は持っている服の中で一番良いと思われる服を着て領主館にやって来た。
「家宰のデニスと申します。ようこそお越しくださいました」
「グレンだ。よろしく」
「妻のナディアです」
「バババババーバラです」
「お待ちしておりました。さ、こちらへどうぞ」
門から正面玄関に入り、凛々しいじいちゃんに案内されるままに歩いて来てるが、床が絨毯でフッカフカ。
内装も真っ白な壁・天井、床の赤絨毯、曲がり角ごとに置かれている調度品が映えてとても洒落てる。
今俺たちを案内しているデニスのスーツは洒落ていて、今の俺たちの服が見劣りする気がしてきた。
俺は白いシャツとズボン。
ナディアは嬢時代に着ていた桃色のワンピースドレス。
バーバラは首元と腕がシースルーの黒いドレス。
これで良かったんだろうか。
服装について何も言われてないから一応はパスしたんだろうが、ちょっと気になってしまった。
デニスはやっぱり普段の暮らしがいいのか、農民と違ってシャンとしていて背筋も曲がってねえ。
年取ったらこんなイカしたじいちゃんになりてえな。
応接間に着くと、『主がお呼びになるまでこちらでお待ちください』と言ってデニスは去っていった。
俺たちは手頃なソファに体を預ける。
「うわあ…すっげえ体が沈む…良いソファだなこれ」
「うちにも買う?」
「事務所の修理が終わったらにしようか」
「うん♡」
黒の革張りソファはまるで水中を漂うようなゆったり感。
イス一つとっても格が違う…。これぞ成功者って感じだな。
「緊張するねえ…」
「そうか? 俺は全然平気だけどな」
「そりゃそうだよ、あん…旦那は関係ないんだからさ」
「デッカい屋敷だよなあ。領主なだけの事はある」
「いつかこんなお家に住めるといいね、あなた♡」
「そうだな、ナディア♡」
「気楽でいいねえもう…」
もし新築一戸建てを建てるならどうする?
庭付きの広いお家で家族みんなで楽しく過ごした~い。
例えばそこの壁にかかってる絵、いいね。あんなの飾ってみようか。
良い~。来る途中に綺麗な花瓶とお花があったからあんなのもあると彩りがあっていいね♡
天才。ナディアそれ名案だよ~♡
そ~う~♡? うふふ~♡
なんて話を楽しくしていたら、一日船に揺られたみたいな死んだ顔でバーバラがこっちを見て呆れていた。
しょうがねえだろ、こんな立派な家を中から見られる機会なんてなかなかねえんだから。
ちょっとくらいイチャイチャしてもいいだろ。
新婚なんだ。許せ。
「お待たせしました。主がお呼びです」
しばらくして面会の準備が整い、デニスが呼びに来たのに合わせて俺たちはソファから立ち上がる。
「よし行くぞ。どうしたバーバラ」
「ああ……帰りたい…」
「そうも行かねえだろ。アレの説明をしなきゃいけねえんだし」
「はぁぁぁあぁぁぁ…」
露骨にテンションが下がるバーバラを連れ、デニスに着いていく。
シワなく敷かれた絨毯の廊下を進み、角を二つ曲がった先でデニスがドアをノックした。
「お連れ致しました」
「お通ししろ」
中から主の声が返ってくると、デニスは取っ手が金、全面が焦げ茶色のドアを開き、右手で俺たちに入室を促しながら部屋へ入っていく。
俺たちも後に続き、ドアから五歩ほど入ったところでデニスが止まったので俺たちもその辺りで横一列になって止まった。
「左からグレン様、ナディア様、バーバラ様でございます」
「ご苦労。下がって良い」
「は」
デニスは一礼の後、先程のドアの向こうへ消えた。
ごくり、と生唾を飲む音がナディア越しに聞こえるほどに緊張した様子のバーバラが頭を下げながら。
「………こ、こ、こ、こにょ度はお忙しい中私共の――」
「よいよい、そう固くなるな」
「…ほぇ?」
「今日は公務ではない。ゆるりと寛がれよ」
「は、はあ…」
挨拶しようとしたところ、奥のソファに腰掛ける気品ある男性がそう言い、儀礼ばった挨拶は要らぬとそのまま着席を勧めた。
「では失礼します。ナディア、バーバラ」
「はい」
「あ…はい」
落ち着いて部屋の中を見渡してみれば、ここは執務室だろうか?
奥に執務机と椅子。手前には来客用に用意しているテーブルとソファセット。
壁際には大きな本棚があり、ここにはメイド三人と彼しかいない。
「ラッカラ領主、ロナルド・ハーベスター子爵である。今日君たちに会えた事を嬉しく思う」
「…っ! 市中で金貸しを営んでいるグレンと申します」
「その妻のナディアでございます」
「グレンの……食客? の、バババーバラです」
子爵らしからぬ人当たりの良い礼に俺たちは座りかけたソファから飛び上がり、子爵よりも深い礼で挨拶した。
非公式の場、とはいえ。
立場はあちらの方が圧倒的に上。染み着いた平民根性は簡単には抜けない。
子爵が着席するのを待ってから、俺たちは着席した。
こういう時は何から話せばいいのか。
今日はお詫びの為に来ているからまずは手土産を差し出す。
「こちら、お気に召すか分かりませんが――」
「おお有難い。……お茶を」
「はい」
ちらりとメイドに目配せすると、近くのミニテーブルに置いてあったティーポットとカップ・ソーサーを載せたトレイを流れるような手つきで運び、子爵と俺たちの前に紅茶を淹れる。
渡したばかりの菓子を手頃な皿に取り分け、カップの横に添えた。
メイド三人が一度に無駄なく動いたため、準備は直ぐに終わった。
「では、今日の出会いに」
「「「……!」」」
そう言ってソーサーからカップを軽く浮かせるだけの乾杯をした子爵は湯気立ち昇る紅茶に口を付けた。
俺たちも倣って浮かせる乾杯をし、紅茶を飲んでみた。
「ほぉ……!」
「どうだろう。妻の実家の名産なんだ」
「あ。はあ。奥様の」
「とても、美味しいです」
「ええ本当に」
貴族様相手に何を話せばいいのか分からずしどろもどろになる俺たち。
劇団時代の経験を生かして、昔のように役柄を作り込めば話せなくはないが、決まったセリフがないと不安。ボロが出そうだ。
バーバラは最初からアガっていてカップがカタカタ言っている。
この中で一番自然体に近いのはナディアだろうか。
「このお菓子と一緒に飲むとより美味しく感じられますね!」
「そうだろう。この茶葉はあらゆる菓子に合うんだ。王国一の八方美人だと思っている」
「子爵様ったら…子爵様は普段からお茶会を?」
「妻が好きでね。たまに付き合いでする。婦女子に交じって男が茶を嗜むのは少々外聞がよろしくなくてな…」
「奥様は喜ばれるんじゃありませんか?」
「そう言われればそうだがね。私も茶は好きだ。酒より茶の方が楽だがそうも行かない。無理にでも飲まねばならぬ夜も多々」
「へえ。参考になります。私もお茶の安らぎは捨てがたいものがあって好きです。お付き合いでお酒を飲むことがありましたが、そういう時こそ心温まるお茶に惹かれるのです」
「分かっているじゃないか」
「子爵様には及びませんわ」
ナディアは客商売をしていたのもあるだろうけど、何よりフラットに楽しんでいる。
天真爛漫にお茶やお菓子を楽しむその雰囲気はとてもほんわかとしていて、見ている人を和ませる効果がある。
ドレスに着飾れば上流階級のオーラに様変わりするだろうナディア。
今着ている胸元まで切れ込みが深く入ったワンピースドレスは夜の雰囲気が強く出てしまうとはいえ、彼女の持ち前の笑顔と耳に心地よい声は陽だまりのような温かさを感じた。
「――子爵様。本日お邪魔させていただいたのは、このバーバラについてです」
「…ああ」
ナディアの見えない後押しで心を落ち着ける時間を確保出来た俺は、子爵に今回の訪問の要件について語りだした。
「子爵様はどこまでご存じでしょうか」
「そうだな…、あの謎の攻撃によって大量発生した負傷者を教会で受け入れ、その治療に当たっていたのがそこの彼女であることは承知している。彼女の出自・経歴・治療の詳細については当方では不明だ」
「まず、バーバラの恩恵について説明します。ここだけの話にしていただきたいのですが――」
「…分かった。君たちは下がっていなさい」
「「かしこまりました」」
子爵はメイドたちを下がらせ、俺たち四人だけになった。
メイドたちの足音がドアの向こうに遠ざかったのを感じ取り、話を続ける。
「彼女の恩恵は一言で言うと『嘘が現実になる』です」
「嘘が現実になる?」
「はい。まだその詳しい効力・条件・範囲は検証中ですが、教会で傷ついた人達に『あなた達は一瞬で怪我が完治する』とバーバラ自身が言葉にすることで、本当に言葉通りの結果になってしまうのです」
「鵜呑みにはしがたい事だが…」
「では一つ試してみましょうか。そうですね…」
何か良い材料がないかを見渡すと、テーブルの上にちょうどいいサンプルがあった。
バーバラに目配せし、復唱させる。
「『この紅茶は凍っていて飲めない』はい」
「この紅茶は凍っていて飲めない」
バーバラがそう口にすると、俺が手にしたカップの中の紅茶が一瞬にして凍結した。
「なっ…!?」
揺らしても、振っても、取っ手を持って逆さにしても、紅茶はこぼれない。
完全に凍った紅茶は段々カップを冷やし始め。
「試しにカップに触ってみてください」
「……冷たい…!?」
「これが彼女の恩恵の力です」
「ううむ……なんとも珍妙な恩恵だ」
不思議そうに俺のカップを揺らし、返し、振る子爵。
カップから放たれるほのかな白い冷気が漂う。
「今までこの様な恩恵は聞いたことがない」
「はい。俺たちも初めてです」
「広く知られてしまえば身が危ういだろうに。献身的に治療に当たってくれた事、嬉しく思う」
子爵はバーバラに小さく頭を下げた。
「いやいやいや、やめてください子爵様。滅相もありません」
「あの数の怪我人をたった一人であれほど早く治して見せたのは神の御業と言って差し支えない。医者を総動員してもあそこまで迅速に解決は出来なかっただろう」
子爵は凍ったカップを俺に返しながら、バーバラの功績を称えた。
俺たちはその称賛を苦々しく聞いていて。
「此度の功績は大きい。傷ついた民衆を救った聖女として、このロナルド・ハーベスター直々に恩賞を授けよう」
「お、お、お待ちください子爵様。私は恩賞を貰えるような人間では…」
「謙遜するな。お前ほどの恩恵は見たことがない。その功績はきちんと称えなければ――」
「子爵様、俺たちは今日恩賞を頂きに来たのではなく、子爵様に謝罪するために来たのです」
「……謝罪?」
ソファから立ち上がりテーブルの横、部屋の下座に移ると、ナディアとバーバラも遅れて立ち上がって俺の両隣に移った。
「バーバラの恩恵は『嘘が現実になる』ですが、バーバラが起こした変化は怪我人の治療だけではなく、もう一つあるのです」
「もう一つ。それは何だ」
「それは――…」
俺が言葉を選びながら説明しようとするのをバーバラが遮って一息に言った。
「それは、私がはずみで『槍が降ってくる』と言ってしまったからなんです!」
「……何?」
「今回の騒動は全て私一人の責任です。子爵様、大変申し訳ございません!」
バーバラは土下座して額を床にこすりつけた。
「私が冗談で『槍が降ってくるんじゃないか』と言ったことで、本当に町に槍が降ってしまいました。すぐに取り消しましたが、大勢の人々を傷つけ、住処を壊し、子爵様のお手を煩わせてしまいました。心から謝罪致します…本当に申し訳ございません!」
バーバラは、涙声で平謝りするしか出来なかった。
自分のミスを自分で尻ぬぐいしただけで、褒められるようなことはしていない。
むしろ、ラッカラ全域を混乱と不安に陥れた咎人。
せっかく真人間になってこれから新しい余生を始めようとしていたのに。
せめて、旦那とその妻に類が及ばないようにはしなければならない。
その一心でバーバラは謝り続けた。
「これは私一人の失態で、ここにいるグレンとナディアは関係ありません。ただここまで着いてきてくれた心優しい方々で…。全ての罪は私が背負います。どのようなことになってもいいので、この二人の命はお助けください。お願いします…」
擁護の口一つ挟むことすら躊躇われ、俺とナディアは直立に近い姿勢のまま、目だけを動かしてバーバラと子爵の行く末を見守った。
このまま首が飛ぶんじゃないか。
バーバラ一人だけを罰してくれと言う懇願は通らず、三人まとめて捕らえられるのか。
子爵の出方次第で俺たちはまとめてあの世行きだ。
固唾を飲んで子爵の言葉を待った。
「―――あれは帝国軍か賊による攻撃と見ていたがそうではなく、そなたの恩恵によるもの。そう捉えてよいか」
「はい…」
「嘘偽りはないな」
「はい。誓って…!」
土下座で真剣に訴えるバーバラの目線と子爵の目線が交錯する。
――その言に嘘はないか。
――誓って。一切の嘘はありません。
と、子爵とバーバラが瞬きもせず無言の問答を繰り広げる。
しばらく黙って見つめ合っていると、子爵の放つ圧で張り詰めていた部屋の空気が、一気に解れたのを感じた。
「ふぅぅぅ、そうか。ならば良し」
子爵はソファの背もたれにトサッと背中を預けた。
「帝国の侵略を肉薄されるまで気付かぬ無能子爵と謗られず助かったわ。礼を言うぞ」
「は、はあ…?」
拍子抜けした様子で、涙で赤ら顔のバーバラが子爵の様子を窺う。
「敵対勢力の攻撃ではないと確証が得られた今、こちらで適切な対応策を打てる。情報痛み入る」
「ですが…私は…」
「その通り、このまま放免とは行かん。恩賞と相殺としてもやや不足する。そこでだ」
ソファから立ち上がった子爵は今なお床に座り込むバーバラの傍へ寄り。
「私の頼みを二つ聞いてもらえれば今回の件は内々に処理しよう」
抑えた声で、やや含みある笑みを浮かべた。
◇
ラッカラ・大衆酒場
翌日の夜、市民たちが酒を片手にワイワイと噂話に興じている。
ついさっき、ある権威筋から聞いたホットな話題に人山が出来ていた。
「じゃあ話すぜ、まずこの前槍が降ってきた謎の事件からだ」
「ああアレな。何かわかったのか?」
「おう。最初は帝国が攻めてきたのかと思ったがどうやらその日の朝、教会で禁呪が見つかったらしい」
「「何だって!?」」
「どうやら<破壊者>の恩恵を持ったガキが来たらしくてな。すぐに捕縛して処刑場にしょっ引こうとしたんだが、そいつが抵抗してな。逃げ出そうとしてラッカラ全体に槍の雨を降らしやがったらしいんだわ。それがついさっき、領主側から公式発表された」
「はああ。<破壊者>ねえ」
「どうせ殺されるんなら町ごと道連れにしてやろうってことかい」
「そう言う事だな。結果的にソイツは迅速に処刑したから槍が降るのは短時間で食い止めたが、モタついてたらもっと被害出てたかも知んねえってな」
「怖え…」
「町丸ごと攻撃出来るなんて…おっそろしいな」
先日の騒動の真相に男たちは震え上がった。
「で、あの聖女様が現れたってことかい」
「あの方にはみんな助けられたよなァ」
「うちも世話んなったよ」
「でもあの方は<聖女>じゃなくて祈祷関係の恩恵らしいぞ」
「え。<聖女>じゃねえのか」
「祈祷か。それであの力はスゲェな」
「全くだ。祈祷の恩恵ってこと以外は公開されてねえ。医者でもねえらしいが、今回はあまりにも負傷者が多すぎるから緊急避難ってことで治療に当たったらしい」
「へえ。あんなすげえんなら、普段から治療してほしいな」
「それは医者の仕事奪っちまうから避けたんだろ。町の医者全員敵に回すのはマズイって思ったんじゃねえの」
「そりゃそうか」
通常の診察・治療・回復までのプロセスを踏まず、たった一言で治して見せる神業は怪我や病気で苦しむ人々の苦痛を一瞬でなくしてしまう夢のようなものであるが、それをしてしまうと困る医者が大勢生まれる。
手法が確立されていて広く技術継承が行われるなら時代の移り変わりに伴う淘汰と割り切れるものの、たった一人しか知らない・出来ない、恩恵依存の治療法では旧来の医術より効果が上回っていたところで患者の全てをカバー出来ないし取って代われない。
大量の失業者を出し、多くの地域をたった一人の恩恵に依存させる無医市町村にし、多くの反感と負担を一身に受けながら治療し続けるのは三方いずれの為にもならない。
時代を先取りしすぎた優秀な聖女の判断はある意味仕方ないものだった。
人々はその絶大な力が世の為に用いられないことを惜しみつつ、酒を飲んだ。
「おい、それよりあの地震だよ。聞いたか」
「何だ何だ」
「昨日でけえ地震起きたろ。あれでやべえ事が起こってよ…」
「勿体つけんなよ、何だ」
「ディプシー平原の真ん中。ちょうど国境線付近に地割れが発生して、馬鹿でかい峡谷が出来ちまったんだと」
「ハァァ?!」
「何だそりゃ」
「帝国と行き来する商人から聞いたんだ間違いねえ。地震と同時に平原の真ん中に、まるで国境線に沿うようにでっかい裂け目が入って、深い谷底が出来てよ、あっちとこっちで行き来が完全に出来なくなっちまった」
「マジかよ…」
「じゃあ帝国に行くには?」
「迂回するしかねえな。馬車なら片道で二日は伸びるんじゃねえかってよ。あとは橋が架かるまで待つしか…。まあ何年後か分かんねえし、橋がかかるかも怪しいがな」
「そいつはやべえな…」
帝国と王国の中間・ディプシー平原の国境線に沿って深い地割れ――峡谷が刻まれた。
これまでハーベスター領ルートを用いて帝国と王国を渡って商売していた商人たちには死活問題となるニュースだった。
非武装地帯であったディプシー平原はこれを契機にディプシー峡谷と併称され、より両国の防壁・防衛線としての役割を果たし大軍の展開は困難と化すこととなる。
帝国との取引を主要取引としていた商人はここで新たな方向転換を強いられることになるのであった。
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