俺は長渕についてよく知らない
長渕剛、俺はこいつについてよく知らない。
知りたいと思ったこともないし、なんなら知りたくないくらいであるが、余りにも知りたいと思わなすぎて逆に何か気持ちの整理を付けたくなったので書き散らす
そもそもなんで知りたくないかというと、これは理由がはっきりしていて単に「胡散臭いから」ただそれだけ。
胡散臭いと言われると長渕を知ってる人はピンとくるモノがあると思う、多分、共通認識。
あ、長渕に対して酷いこと書くかもしれないので根っからのファンには先に謝っておきます(既に遅いか?)
昔を知っていれば尚更そう思うのではないだろうか。
俺が知ってる長渕は「巡恋歌」や「俺らの家まで」辺りの長渕で、この辺の長渕については正直好きまである。
「乾杯」もまあ悪くない。
そこから飛ぶが「とんぼ」はもう無理、見た目も曲も歌声も別人に感じられる、長渕Ⅱヨシって感じ(激ウマギャグ)
どうしてこうなってしまったのか……
俺の知人は「あのドラマに出て変わった」と言ってた
松山千春は「あのドラマに出て変わった」と言ってた(らしい)
あのドラマが何かは知らないが俺もそう思う、そういう人結構居るし。
余談だが上記の知人は「反町隆史もあのドラマに出て変わった」と言ってた、本当かどうかは知らないがつまりそういう人は結構居るのである。
そんなんでただでさえ胡散臭えなぁと思うのに、あいつはこともあろうか「巡恋歌」や「順子」をもうスネ夫しか思い浮かばないあの声で歌ってしまうわけで。
俺からしたらそれは裏切りに思える、長渕Ⅱの長渕への裏切り。
もちろん俺も勝手に裏切られておく。
あの頃の何とも言いようのない何かを抱えた(と俺は思い込んでいる)長渕の歌を、自惚れチンピラ(個人の感想です)が我が物の様に扱ってほしくない、そもそも今の自分にあった歌えやボケが、となるのは当然のことだと思う。
※気になってた娘がチンピラに絡まれてるときの気持ちに近い
自分の歌を歌わないで人様の歌(ではないです)を台無しにしてんじゃねぇよと。
そんなんリアルじゃない、フェイクでしょ。
そういうとこ(思い込み)が、胡散臭いと、思うわけです。
とはいえ長渕Ⅱ自体が嫌いなわけじゃなくて、あの自惚れチンピラな芸風もある意味長渕らしいなと思う部分もあって。
あの頃の(中略)を抱えた長渕は不安定なバランスの上に立ってて、ソレがたまたま件のドラマでチンピラ側に落ちただけの話なんじゃないかと、不安定だったからこその着地点なんじゃないかと。
ちなみに自惚れチンピラと評してるのは大体「とんぼ」のせいです、文句は「とんぼ」と長渕Ⅱに言って下さい。
なので、ここまで書いておきながらなんだが、俺自身は長渕Ⅱにがうぬチンなのは受け入れていて、だからこそ長渕Ⅱも自覚して一生「孤独なハート」とか「とんぼ」歌ってろよと強制したいだけ、別に嫌いじゃない。
その証拠?にあの見た目や声から繰り出される「金色のライオン」とかいうバカ曲は結構気に入っている。
「金色のライオン」はリアルだ(kinirono raion is riaru)
さて、書きたいことはほぼ書いたので最後はあれで締めようと思う。
このエッセイ「ろくなもんじゃねえ」 (どっ!!