ユニの世界5
ユニたちが観測者3体を惑星へ投入しよとした時、研究室の扉が破壊された!
ドオオオオオッ!!!
ユニ
「まずい!?」
マスズ
「投下まであと残り40%!」
ダダダダダダッ!!!
侵入者たちがユニたちへ発砲する!!
しかし、ユニたちの前にバリアが展開され、銃弾は防がれる!
ゴッティル
「ならばッ!!」
ゴッティルはビームナイフを取り出し、バリアを切り裂いていく!!
ユニ
「マスズ!先に逃げろ!!後は僕がやる!!」
ユニはマスズを押しのけ、生命プログラムの操作を開始する!
マスズ
「でも…!?」
ゴッティル
「くたばれユニ!」
ゴッティルはユニへ発砲する!
ユニは上半身に銃弾を受け、大量に血が流れ出す!
ユニ
「ぐっ……」
マスズ
「ユニ!?」
ゴッティルは続いてマスズへ発砲していく!
マスズ
「!?」
マスズは撃たれて、倒れ込んでしまった!
ユニ
「マスズ!?」
ゴッティル
「生命プログラムを破壊しろ!」
ゴッティルの指示により、他の侵入者たちは生命プログラムを発砲していく!
周囲の機材が次々と破壊されていく!
そしてゴッティルは惑星を発砲していく!
しかし、惑星には傷一つつかない!
ゴッティル
「なんだこいつの硬さは……並大抵のものじゃない」
観測体3体がケーブルに接続される。
ユニは観測体たちを惑星へ出発させようとしていた。
ゴッティルは観測体に標準を定め、銃弾を放つ!
観測体3体が銃弾によって破壊されていく!
ユニ
(くそ!?観測者たちが……!?)
ゴッティル
「よし!後はあの惑星を破壊できれば…」
ゴッティルはビームナイフで惑星を刺す!
しかし、ビームは弾かれ、惑星には傷一つつかない。
ゴッティル
「ダメなのか!?」
ゴッティルが惑星を壊そうとしている横で、
ユニはぐったりと倒れている。
ユニ
「最悪だ……観測者たちが全滅……もう……実験はできない……」
「ごめんよ……マスズ」
マスズは倒れたままだ。
ユニ
「マスズ……まだ…息がある…」
「せめて君だけでも……」
「もう……これしか……君を救う……方法が……ない」
ユニはマスズの体にケーブルを差し込む。
マスズが発砲されて穴が空いているところに無理矢理差し込んだのだ。
ケーブルは惑星に繋がっいたものだ。
ユニはマスズの顔を両手で掴む。
マスズは口から血を吐き出しており、目をつむっている……。
ユニ
「マスズ……今までありがとう」
ユニはマスズの魂を身体から抜き出した。
そしてマスズの魂を惑星へと送り込む!
ドドドド!!
侵入者たちが次々と設備を破壊していく!
ユニの生命プログラムが壊されていく!!
ユニ
「こんなところで終わってしまうなんて……」
「これで……地球人類は……全滅……」
「……いや……ダメだ。ダメだダメだ!まだ終わっていない……!」
ゴトッ
ユニの目の前に一羽のフクロウが落ちてきた。
そのフクロウはユニが始めに作成したプロトタイプの観測者だ。
ユニ
「……!」
「これは……プロトタイプ……」
(そうだ……かくなる上は……)
ユニは右目から生命プログラムにアクセスし、コマンドを入力する。
ゴッティルたちの死角で、ユニはフクロウを掴む。
そしてそのフクロウにもケーブルを接続する!
ユニ
(観測体が破壊された以上…もうこれしか手段が無い)
(プロトタイプといえど、10体のサンプルを集めることができれば……まだ希望はある!)
ユニは電子データにコードを入力する。
そのコード名は『トランヴェル』
フクロウはトランヴェルという名で登録された。
ユニが以前乗ったトランヴェールという列車からこの名前を名付けた。
フクロウは青白く輝き、ケーブルの中へ吸い込まれる!
そしてケーブルを通じて惑星の中へと入っていく!
ユニ
(マスズの魂と……)
(トランヴェルの魂……)
(これが……人類最後の……希望……)
(頼む……地球人類を……救ってくれ)
トランヴェルは、惑星の中へと入っていった。
ユニ
「最期の最期に神頼みとはな……やれやれだ」
「やはり……人間は……神にはなれない……な」
ユニは力尽き、そしてマスズとトランヴェルの魂は無事惑星内へと辿り着いた。
マスズの魂は一体の魔女に宿り、そしてトランヴェルの魂は、一羽のフクロウへと宿った。




