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魔女のワルツ9

イヴ

「大丈夫かララ!」


ララ

「……うん。なんとか」


ララはイヴの手を取り、立ち上がる。


イト

「よし…全員揃ったな」


カローナ

「あとは脱出だ。このまま下の階に降りれば、玄関に出れるはず」


ルイ

「さっさと行こうぜ…ドラフもかなり弱ってる」


ナナ

「おーいあんたたち」


カリア

「あれは…マベルの仲間の魔女」


エリカ

「こっちこっち!こっちの窓から外に出れるよ!」


イト

「あっちから出れるのか。行くぞ皆」


トランヴェルたちはナナとエリカと共に窓から外へ脱出する。

そして屋敷から離れていく。


ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!


突如、屋敷の屋根が吹き飛ぶ!

屋敷の中からユニオンとガーランド、アルヴェとソフィアが姿を現す!


サラ

「ユニオンが出てきた!」


トランヴェルたちは後ろを振り向き、ユニオンとガーランドが激闘を繰り広げているところを目にする。


ガーランド

「さっさとくたばれ!!」


ユニオン

「クソ!!貴様のせいでトランヴェルを完全に見失った!!」


ガーランドが次々と魔法を放ち、ユニオンを追い詰めていく。

しかし、ユニオンの前にアルヴェが割り込み、ガーランドの魔法を防いでいく!


アルヴェ

「ユニオン!!ご無事ですか?」


ガーランド

「どけえええええ!!」


ガーランドは両手に魔力を込めて、アルヴェに殴りかかる!

アルヴェはそれを果敢に避けて、後方へと後退していく!


ソフィア

「邪魔をするなアルヴェ!!」


ソフィアがガーランドに加勢し、アルヴェを追い詰めていく!

ユニオンはその隙にガーランドたちから逃げていき、トランヴェルを探し始める!


ユニオン

「どこだ……どこに行ったトランヴェル!!」


ユニオンが辺りを見渡すと、西の方向にトランヴェルたちが逃亡していることを目にする。


ユニオン

「いた!!」

「逃がすか!!」


ユニオンが魔法を生成しようとしたところ、真横からマベルが魔法を打ってきた!


ユニオン

「今度は誰だ!?」


マベル

「やあやあユニオン。やけに派手に暴れてくれるじゃないの」

「というか、あなた本当にユニオン?」


ユニオンはマベルに魔法を放つ!

マベルはその魔法を受け流し、鎮静魔法を放つ!

ユニオンは鎮静魔法をもろに受ける!


ユニオン

「な……体が……」


マベル

「やっぱりあんたユニオンじゃないでしょ?」

「ユニオンがこんな三流以下の魔法に怯むわけないし」

「あなたもしかしてトランヴェルに憑りついている奴と同じ種類の生命体なのかしら?」


ユニオン

(……この魔女。トランヴェルの正体を知っている?)

「お前は何者だ?」


マベル

「私はマベル。分解魔法を専門とする魔女よ」


ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!


ユニオンとマベルの後方で大爆発が起こった。

アルヴェが口から煙を吐きながら、地面へと落下していく。

そして爆風の中からガーランドとソフィアが出てくる!


ガーランド

「見つけたぞ!!ユニオン!!」


ソフィア

「あとはあんただけね!!」


ガーランドとソフィアはそれぞれ魔法を生成し、ユニオンへ放っていく!

ユニオンは避けきれず、魔法に被弾していく!!


ユニオン

(ぐうううう!?)

(せっかくマザーコントロールの力を手に入れたと言うのにどうして勝てない…!?)

(まだ完全に力を使いこなせていないというわけか?)


ユニオンはガーランドたちに対抗していくが、力及ばず、ガーランドたちの魔法に押し負ける。


ユニオン

「がああ……」


ソフィア

「勝てる!勝てるわ!!」


ガーランド

「もう少しだ!!」


ユニオン

(……他に何か力は無いのか?)

(マザーコントロールであれば、こいつらを制御できる力があるはずだ)

(こんなところでくたばるわけにはいかない……こんなところで!)

(今までの苦労を水の泡にするわけにはいかない!なんとしてでも……!なんとしてでも俺は勝たなければならない!!)

(ここでくたばるわけにはいかないのだ!!)


ユニオンの内部にいる"男"はこれまでの道中の記憶を思い返す。

そしてこの世界に来た目的を果たすために、彼はユニオンの力を最大限に引き出そうと四苦八苦する…。

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ツイッター:@hukurai_eichi
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