魔女のワルツ5
ユニオン
「トランヴェル!!今度こそ逃がさん!!」
ユニオンはトランヴェルに向かって突進していく!
ルイ
「くそ!!トランヴェルをやらせるか!!」
サラ
「イヴ!アイナ!トランヴェルを連れてニゲテ!!」
ルイとサラがユニオンに立ち向かっていく!
イト
「ルイ!サラ!」
「あいつら二人だけじゃ無理だ!イヴ!アイナ!先に行け!!」
アイナ
「アイナも戦う!!」
ミランダ
「アイナ!!ここは私たちに任せて!しっかりトランヴェルを守って!」
アイナ
「ミランダ!?」
イトとミランダとカローナ、カリアもユニオンへ立ち向かっていく!
イヴ
「行こうアイナ!私達はトランヴェルを護衛して外へ出よう!」
アイナ
「……わかった!」
イヴとアイナはトランヴェルを連れて脱出を試みる!
しかし、そこに赤い仮面の魔女がイヴたちの前に立ちはだかる!
イヴ
「アイナ!トランヴェルを頼む!」
イヴは赤い仮面の魔女と激突する!
アイナはトランヴェルを抱いて逃げていくが、次々と仮面の魔女たちが襲い掛かってくる!
アイナは攻撃魔法を避けきることができず、トランヴェルを庇って倒れてしまう!
トランヴェル
(アイナ……アイナ!?)
バシュウウウウウ!!!
ララたちがユニオンに次々と倒されていく!
トランヴェル
(皆!?)
<トランヴェル…早く最後の魔女化を…!?>
トランヴェルはユニオンの言葉を思い出す。
トランヴェル
「最後の魔女化……!誰でもいい。誰か!?」
周りにいた反抗者たちは皆倒れていた。
トランヴェル
(マベルでもいい…どこにいる!?)
ドサッ……
トランヴェルの目の前にマベルが血を吐いて倒れている!
トランヴェル
(マベル!?)
ユニオン
「見つけた…トランヴェル!!」
トランヴェルに向かってユニオンが飛んでくる!
トランヴェル
(くそ!!)
トランヴェルはユニオンから逃げていく!
すると、トランヴェルの前にイヴと赤い仮面の魔女が倒れていた。
どうやら同士撃ちのようだ。
そして赤い仮面の魔女がボロボロの体で立ち上がる。
トランヴェル
(イヴ!起きてくれ!!)
しかし、イヴから反応が無い。
背後からはユニオンが迫ってくる。
トランヴェル
(そうだ……この仮面の奴を魔女化すれば……!)
トランヴェルはその仮面の魔女に最後の魔女化を試みる!
フィイイイイイイイイン!!!
トランヴェルは赤い仮面の魔女の脳内に語りかける。
しかし、仮面の魔女からは応答が無い。
トランヴェル
(なんだ……?全く反応が無い……)
フィイイイイイイイイン!!
トランヴェルの脳内に映像が流れていく!
トランヴェル
(なんだこれは!?)
ベルチカ
「やあトランヴェル!」
トランヴェル
(ベルチカ!)
ベルチカ
「ついに……ついに最後の魔女化を行うんだね!」
トランヴェル
(しかし……相手の反応が無い…これでは魔女化ができない!?)
ベルチカ
「恐らく彼女はユニオンに操られている。だから意識が無いんだ」
トランヴェル
(そうなのか!?)
ベルチカ
「でも大丈夫。今までの君の能力を全てフル活用すればきっと話すことができる」
「ほらトランヴェル。君の脳内に彼女の記憶が映っただろう?」
トランヴェルの脳内には一人の魔女の姿が映し出されていた。
トランヴェル
「これは…カローナを魔女化する時と一緒の現象か!?」
ベルチカ
「そう。お互いに今までの過去を見せ合って、お互いのことをすぐ理解させる能力」
「今その能力が発動しているんだ」
「ほら、見てごらんトランヴェル。この赤い仮面の魔女の記憶が次々と映し出されていくよ」
赤い仮面の魔女の記憶がトランヴェルに流れ込んで行く。
トランヴェル
「この魔女の名前は……ガーランド」
トランヴェルはガーランドの今までの記憶を共有していく……。




