ソフィア12
ソフィア
「まさか……本当に!?」
「ユニオンは…魔女を殺せるのか!?」
ユニオンは片手をあげて、もう一つ大きな黒紫の魔法を生成する。
テクラスの魔女たちは身動き一つとれず、ただただ怯えている。
ガーランド
「このおおおおお!!!」
ガーランドは踏ん張って上空へと駆け上がっていく!
そしてユニオンに炎魔法を連発していく!!
しかし、ユニオンには傷一つつかない。
ガーランドの抵抗も虚しく、ユニオンの黒紫の魔法が分裂し、テクラスの魔女たちを次々と消し去っていく!
マインド
「ガ…ガーランド!!!」
ガーランド
「マインドおおお!!?」
マインドたちテクラスの魔女たちが全滅する。
そして今この場に残っているのはユニオンとガーランドとソフィアのみだ。
ソフィア
「……ッ」
ガーランド
「てめえええええ!!!」
ガーランドはユニオンへ殴りかかる!
しかし、ガーランドの拳はユニオンに届くことなく、
一瞬で消滅した!
ガーランド
「ぐあああああッ!?」
両手を失ったガーランドは、ユニオンの魔法障壁で吹っ飛ばされる!
ガーランドは地面へ転倒し、倒れてしまう。
ソフィア
「ガーランド!!」
ガーランド
「うう……」
ユニオン
「本当に殺すには惜しい存在ね」
「でも反抗者には罰を与えなければならないの」
「さよなら」
ユニオンから黒紫の魔法が放たれる!
ガーランド
「ソフィア……お前だけでも……」
ガーランドはソフィアに魔法をかける。
そしてかけ終わった瞬間、ユニオンの魔法を喰らい、
ガーランドは木端微塵となった。
ソフィア
「ガーランドおおおおお!!!」
ユニオンは着地し、ソフィアの前に立つ。
ソフィア
「っく……」
ユニオン
「ソフィア……あとは貴方だけね」
ソフィア
「殺すなら早く殺せ」
ユニオン
「そうねえ……うん……貴方をすぐ消してもいいのだけど」
「でも貴方はまだ使い道がありそうね」
フィイイイイイン!!!
ユニオンはソフィアに魔法をかけていく!
ソフィア
「ああああああッ!!?」
ユニオン
「貴方は下級魔女を上級魔女に仕立てるという素晴らしい考えを持っている」
「もしかしたら、貴方はこの世界の大役を担える存在になれるかもしれない」
フィイイイイイン!!!
ソフィア
「ああああああああああ!!!」
バチバチバチバチバチバチッ!!!
シュウウウウウウ……
ユニオンは魔法を止める。
ソフィアの体から大量に煙が出ている。
ユニオンの近くにファニージルが近づいてくる。
ユニオン
「あら?ファニージル……。大丈夫?」
ファニージル
「ユニオン……まさかユニオン自らここにいらっしゃるとは……」
「本当に……申し訳ございません」
ユニオン
「いいのよファニージル。そこでゆっくり休んでいなさい」
ファニージル
「ユニオン……ソフィアに一体何をなさったのですか?」
ユニオン
「彼女の記憶を消したわ」
ファニージル
「……!」
ユニオン
「彼女は非常に優秀な魔女よ。ここで殺すには勿体ない」
「だから記憶を消してもう一度更生させることにしたわ」
ファニージル
「……」
(何故ユニオンは……こんな奴を買いかぶる……どうしてだ?)
ユニオン
「ファニージル。先に館に戻るわ」
「ここの片づけをお願いね」
ファニージル
「……はい」
ユニオンは転送魔法を生成し、この場から去っていく。
記憶を失ったソフィアはその場でキョトンと立っている。
ソフィア
「……ここは?」
ファニージル
「……」
ファニージルはテクラスの魔女たちの遺体を抹消し、そして記憶を失ったソフィアを連れて、館へと戻っていった…。




