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恐慌の世界2

突如、龍が世界中の国々の上空へ現れた!

龍たちは爆裂弾を放ち、人間を襲い始める!!


あっという間に世界中に龍が蔓延し、一気に大パニックへと陥った。

龍の数はどんどん増えていき、その数は数千、いや数万匹いるのではないかと示唆されていた。

国によっては魔法障壁装置を展開し龍の攻撃を凌いでいるところもあれば、龍にやられるがままで大被害が起きているところもあった。

本部もいきなりの出来事に大パニックに陥っており、状況が全くつかめていなかった。


ドラフ

「クラフト国の被害状況は!?」


<現在、クラフト国内で魔法障壁装置を展開。龍の攻撃を防いでいるとのこと。被害は現段階では不明です!>


ガタラフ

「ドラフさん!他の国でも龍が出現し、パニックとなっているそうです!」


ドラフ

「くそ……悪夢か……」


<各国で援護の要請があり!!全32か国から通達が来ております!!>


ドラフ

「こんな世界中で同時に被害があれば、援護は難しい……。各国に対応をお願いするしかない」


<龍の数は衰えることなく、さらに増えていきます!!>


ドラフ

「どこからこいつらは来ているのだ!?魔女の転送魔法か!?」


<現在確認中!……たった今、龍の発生ポイントを発見しました!!>


ドラフ

「どこだ!?映せ!!」


モニターに大量の龍が映し出される。

魔氷に覆われている山から龍が湧き出ていた!


ガタラフ

「どこだここは……」


ドラフ

「……まさか。この山は……」


ドラフはこの山の形に見覚えがあった。


ドラフ

「カグヤ国の……不死山」


フオオオオオオン!!!


イヴたちは航空機の上に立ち、襲ってくる龍たちの攻撃を魔法障壁で防いでいた!


ルイ

「このままじゃやられちまう!!」


アイナ

「うううう……」


サラ

「……敵の攻撃マタ来ル!!」


大量の龍が航空機に向かって爆裂弾を放っていく!!

その攻撃を全て魔法障壁で何とか凌いでいく!!


ガガガガ……


イヴの耳元に魔法陣が出現する!

魔法陣からドラフの声が聞こえてきた。


<イヴ!!生きてるか!!>


イヴ

「ドラフ!!」


<イヴ!!この龍はカグヤ国の不死山から途切れなく大量に発生している>


イヴ

「なんだと……!?」


<あの不死山に恐らくこの龍を召喚している魔女がいるはずだ!!そいつを倒さない限り、この龍が増え続けてしまう!!>

<不死山に行って、何とかこの龍たちを止めてほしい!!>


イヴ

「簡単に言ってくれるな……今ここで防衛するだけで手いっぱいだぞ!?」


ドドドドドドドドド!!!


イヴたちのいる航空機の後ろから複数の戦闘機が援護にやって来た!

戦闘機は銃器で龍たちを攻撃してく!


グオオオオオオオオオ!?


龍たちは体中蜂の巣にされ、力尽きて地面へ降下していく!!


ドドドドドドドドド!!!


戦闘機はミサイルや爆弾を投下し、次々と龍たちを撃破していく!!


ミランダ

「あれは…!」


イヴ

「あの戦闘機。フンボルト軍のものだ」


<こちらルージー!生きてますかミランダ!!>


ミランダ

「ルージーさん!!助かりました!!」


戦闘機にはフンボルト軍のルージーとガデが搭乗していた。


ガデ

「我々が龍たちを撃破している隙に目標ポイントへ移行お願いします!」


ガデたちが龍を撃墜していき、

トランヴェルたちを乗せた航空機は不死山へと向かっていく!


<イヴ!!目標ポイントへ到達次第、魔法障壁装置を投下しろ!>


イヴ

「了解!」


航空機は龍の大群の中を駆け抜けていく!

ガデやルージーたちの護衛で何とか大群を切り抜けていく!


イヴ

「見えた!目標ポイントだ!!」


龍の大群を抜けた先には、4千メートル近い大きな山が見えてきた。

その山の頂上から次々と龍が湧き出ている!


ミランダ

「あそこの山からたくさん龍が出てる!」


イヴ

「あの山の頂上に魔法障壁装置を投下させる!皆龍を寄せ付けないで!」


航空機は不死山の真上に上昇する!

龍たちが航空機へ向かって攻撃を仕掛けてくる!


ドドドドドドドドド!!!


魔法障壁で何とか攻撃を防いでいくものの、敵の攻撃の衝撃で機体がボロボロになっていく!!


アイナ

「このままじゃ……もたない!?」


航空機の側に数体の龍が近づいてくる!

龍たちは航空機へ体当たりしていく!!


ルイ

「うわあああ!?」


機体が体当たりで揺れに揺れまくる!!


イヴ

「まずい……機体がもたない」


龍が再び体当たりしようとしたところに、

炎魔法が龍へ衝突する!!


グオオオオオオオオオ!?


龍は炎魔法に被弾し、下へと落ちていく!


クエリ

「大丈夫!アイナ!!」


アイナ

「クエリ!!」


炎魔法を放ったのはクエリだった。

クエリは戦闘機の上にたち、トランヴェルたちの航空機を龍から守ったのだ。


ドドドドドドドドド!!!


後方から戦闘機が次々と護衛に入り、龍たちを撃墜していく!!


イヴ

「今のうちに…!!」


イヴは航空機のハッチを開け、魔法障壁装置の投下を準備する!


次々と龍たちが航空機へ攻撃をしかけていく!!

ミランダとルイがバリアで攻撃を相殺し、

アイナとサラが魔法で龍たちを撃破していく!!


イヴ

「魔法障壁装置を投下する!!」


航空機から魔法障壁装置が投下された!!

魔法障壁装置は不死山の頂上へ突き刺さり、

魔法障壁を展開していく!!


ガリガリガリガリ!!!


不死山を覆っていた魔氷がどんどん溶けていく!!

魔氷は溶けていくが、龍たちが次々と頂上から生成されていく!


イヴ

「どうやら龍の発生を食い止めるのは、龍を召喚している魔女を倒すしかないようだ」


ルイ

「これからどうする!?」


イヴ

「魔女はこの山にいるのは間違いない。そいつを倒せば召喚している龍も消えるに違いない」


ミランダ

「つまり……あの山に行って魔女を見つけ出して倒せばいいってこと?」


イヴ

「そうだ!どっちにしろこの機体ももうもたないだろう。山の中へ行くぞ!!」


イヴは魔法障壁を身にまといながら航空機から飛び降りる!!


アイナ

「アイナも行く!!」


アイナもイヴを追いかけて投下していく!!


ルイ

「おいおい!待てよ!!置いていくな!!」


ルイとミランダ、サラも続いて航空機から飛び降りる!


その様子を本部から見ていたドラフはクエリに通達を送る。


ドラフ

「クエリ!お前の部隊も不死山へ向かえ!!」

「魔女を倒さない限り、この騒動は収まらないぞ!!」


クエリ

「了解!!私の軍は皆不死山へ直行せよ!!」


クエリを乗せた戦闘機は不死山の頂上へと向かっていく!!


一方そのころソフィアたちは、人間が龍と戦っている様を水晶を通して鑑賞していた。


アルヴェ

「人間たち、わりと抵抗するわね。もっと大混乱して阿鼻叫喚になると思っていたわ」


ソフィア

「想像以上に人間は厄介な存在になってきたってことね」

「クロノブレイクがこんなに容易く解除されるとは……それに龍たちにも応戦できているし」


アルヴェ

「人間が何匹かこの山に降りてきたみたい。どうする?」


ソフィア

「ここに来れる人間はきっと優秀なやつね。いい実験サンプルになりそう」

「もちろん迎え撃つけど、実験の成果も試してみたいわ」

「アルヴェ。この子たちを連れていって」


ソフィアは魔氷から複数の"サンプル"を取り出す。


ソフィア

「この子たちを使って実験開始よ」

「あと、何人かは捕まえてきてね。強い個体をサンプルにしたいから」


アルヴェ

「わかったわ……楽しみね」


アルヴェはソフィアのサンプルを連れて、不死山の頂上へと向かっていく。


ソフィア

「さあ……決戦もとい、実験の始まりね」

「私の"アルファ"がどこまで通用するか、見ものね」


ソフィアたちは人間の洗脳を企み、そしてトランヴェルたちは龍の被害を止めるべく不死山へと降り立った。人間と魔女の最後の戦いが始まる……。

第4章終了です。次回から第5章へ移ります。

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