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紅の魔女戦15

銀龍

「フオオオオオオオオオン!?」


銀龍はもがき苦しみ、その場で倒れてしまった。


ミランダ

「何……?何が起きてるの?」


トランヴェル

(ミランダ!大丈夫か!?)


トランヴェルは倒れたミランダの側に寄る。


ミランダ

「うん…何とかね……」


トランヴェル

(あの赤い龍……以前ムーンチャイルドで戦った龍か)


トランヴェルは思い出す。赤い龍と対立したときのことを。


トランヴェル

(あいつは他の龍とは違って言葉を話す……。そして奴は私の名前を知っていた)

(なぜ私のトランヴェルという名を知っているんだ…?もしかして、マベルと認識があるのか?)


銀龍

「グオオオオオオオオオ!!!?」


銀龍はあまりの苦しさに耐えることができず、ジタバタと暴れだす!!

銀龍のジタバタで地面が大きく揺れる!


リリィ

「あ…危ない!?」


アマミ

「皆元来た方向へ下がれ!!」


研究員たちが元来た道へ戻ろうとした時、

その道からアルヴェが姿を現した!!


ミスリル

「ひっ!?」


ミスリルはアルヴェの姿を見て、すぐさまその場で縮こまった。

アルヴェはミスリルを襲うと思いきや、彼をスルーし、物凄いスピードで上空へと駆けあがった!!


アルヴェ

「銀龍!」


銀龍の近くにアルヴェが近づく!


アルヴェ

「どういうことだ……だんだん銀龍の存在が感知できなくなっている」


赤龍

「なんだお前は?この生命体の所有者か?」


赤龍は顔をアルヴェへ近づける!


アルヴェ

「おまえ……何者だ!?」


赤竜

「私の質問に答えろ。これらの生命体はお前が所持しているのか?」


アルヴェ

「ッ!!」


アルヴェは手をかざし、赤龍へ紅の魔法を放った!!

赤龍は寸でのところでその魔法を避けた!!


赤龍

「こいつ…この世界の魔法使いと言うやつか」


アルヴェ

「魔法使いだと!?ふざけるな!!私は魔女だ!!」

「貴様は一体何者だ!?もしかして、お前も魔女なのか!?」


赤竜

「魔女…?なんだそれは」

「はじめて聞く名だな……それとも何かの動物の名称か?」


アルヴェ

(こいつ魔女ではない!?)

「一体何者なんだ!!なぜ私の龍を操ることができる!?」


赤龍

「この世界の生命体のほとんどは容易く操ることができる」


アルヴェ

「何だと!?」


トランヴェル

(この龍…今、この世界と言ったな)

(やはりこの龍は以前イヴが言っていた「外の敵」…)


赤龍

「しかし、この生命体は中々コントロールするのが難しい」

「以前のマモノと呼ばれる生物とは段違いだ」


アルヴェ

「魔女でないというならば、お前は何なんだ!?まさか人間とは言うまい!?」


赤龍

「そうだ。私は人間だ」


アルヴェ

「なんだと!?」


トランヴェル

(!?)


赤龍

「いや…しかしお前らにとっては神ともいえるか」


アルヴェ

「神……だと?笑わせるな!!そんな紛い物がこの世に存在するはずが無い!!」


赤龍

「紛い物…まあ間違いではない。私はこの世のものでは無いからな」

「…しかし、お前の力は凄まじいな。この生命体の何倍もの強さを感じる」

「次は貴様の体をいただくとするか」


赤龍は禍々しい色の音波をアルヴェへ放つ!!


アルヴェ

「!?」

「なんだこれは!?」


アルヴェは音波を喰らっては、徐々に意識が朦朧としてくる。


アルヴェ

(うう……意識が…持ってかれる!?)

「何を…するつもりだ!!」


アルヴェは紅い魔法を複数生成し、赤龍へ放っていく!!


ドオオオオオオオオオオ!!


赤龍はアルヴェの魔法を諸に喰らい、悲鳴を上げながら地面へと落ちていく!!


赤龍

「ぐうう!?……やはりうまくはいかないようだ」


アルヴェは攻撃を止めることなく、次々と魔法を繰り出していく!!


ドドドドドドドドド!!


赤龍

「ぐああああ!?」


トランヴェル

(まずいぞ!?あの赤色の龍がもし死んだら…)


ミランダ

「まさか…魔氷が発生する!?」


以前青龍を倒した時、龍の体から大量の魔氷が発生した。

もし赤龍が死亡した場合、赤龍の体から魔氷が出てくる可能性があるのだ。


アマミ

「もし魔氷がここで発生したらこの研究所もろとも全滅だ!」


ミスリル

「くそっ…一か八か」


ミスリルはポケットから魔法障壁作動のスイッチを取り出す。

このスイッチはドラフが所持していたものと同じものだ。

ミスリルはスイッチを押し、研究室にある魔法障壁装置を再び作動させた!!


ミスリル

「魔法障壁をもう一度展開してみる…間に合えばいいが」


魔法障壁装置は一度銀龍の攻撃を防ぐために展開した。そのあと、バリアは消滅し、

もう一度展開するには時間を要する。


ミスリル

「一度展開してから30分は経っているはずだ…少しぐらいなら出力できるはず」

「しかし、展開ができたとして、魔氷を防ぐことができるかどうかは神のみぞ知るだ……」


ドドドドドドドドド!!


赤龍はアルヴェの猛攻を受け、今にでも力尽きそうだ。


赤龍

「せっかく手に入れたこの体…壊すわけには」


フオオオオオオオオオン


上空から金龍がアルヴェに攻撃を仕掛ける!!

アルヴェは金龍の攻撃をバリアで防ぎ、さらに反撃を行う!!


グオオオオオオオオオ!!!


先ほどまでもがき苦しんで倒れていた銀龍が起き上がり、

アルヴェに炎を吐いていく!!


アルヴェ

「銀龍!?洗脳されたか!?」


アルヴェはバリアで炎を防ぎ、紅の魔法を銀龍へと放つ!!


ドオオオオオオオオオオ!!


銀龍と金龍がアルヴェと戦っている隙に赤龍が起き上がった!!

そして羽ばたき始め、上空へと逃げていく!!


アルヴェ

「逃がすか!!」


アルヴェが赤龍へ紅の魔法を放った!!


しかし、銀龍が赤龍の盾となり、アルヴェの魔法を体で受ける!!


ドオオオオオオオオオオ!!


銀龍は爆散し、中から大量の魔氷があふれ出した!!


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