紅の魔女戦5.5
フィイイイイイイン！！！
アルヴェの両手が真っ赤に染まっていく！！
イヴ
（魔女の攻撃が来る！？）
「させるか！！」
イヴは周囲に魔法陣を展開し、多くの銃器を錬成する！！
そして銃器から一斉にアルヴェに向かって斉射されていく！！
アルヴェは両手から赤黒い魔法を放ち、銃弾を全て撃ち落としていく！！！
アルヴェ
「こいつ…まさか人間じゃない？」
イヴ
「やるな」
イヴは両手にソードを錬成し、アルヴェに向かって突進していく！！
ゴッ！！
アルヴェの前に黒い鎧が一人、イヴへタックルしてきた！！
イヴ
「！？」
イヴは吹き飛ばされ、地面に手をつく！！
そこに黒い鎧が連続で攻め込んできた！！
クエリ
「イヴ！！」
クエリは炎の魔法を錬成し、黒い鎧に撃ち込む！！
黒い鎧はそれを避け、後方に下がる！！
クエリ
「大丈夫！？」
イヴ
「ああ…助かった」
ドラフ
「あの黒い鎧…やはり厄介だ」
フィイイイイイイン！！！
ドラフの後方から黒紫の魔法が飛んできた！！
ドラフ
「ッ！？」
ドラフはそれをギリギリに避ける！！
ドラフ
「後ろか！！」
ドラフは後ろを振り返り、銃弾を放っていく！！
そこには別の黒い鎧が立ちはだかっており、魔法障壁を展開し、ドラフの銃弾を弾いていった！！
ドラフ
「何！？弾かれた！？」
黒い鎧は片手から巨大な黒紫の魔法を生成する！！
それをドラフへ向かって解き放っていく！！
ドラフ
「何！？」
ドラフは間一髪で避けた！！
しかし、黒い鎧は次々と魔法を生成し、ドラフへ放っていく！！
ドオオオオオオオオオオ！！
ドラフは避けきれず、魔法にぶちあったってしまう！！
クエリ
「ドラフさん！？」
クエリがドラフのもとへ向かおうとしたところに黒い鎧が突進してきた！！
ドッ！！！
クエリは杖で敵のタックルを防ぐが、その衝突の勢いで体ごと吹き飛ばされる！！
クエリ
「ううう！？」
イヴ
「クエリ！！」
「くっ………この！！」
イヴはクエリを攻撃した黒い鎧に照準を合わせ、銃撃を放とうとした。
しかし、そこでアルヴェがイヴに向かって赤黒い魔法を放ってきた！！
イヴ
「！？」
イヴは盾を生成し、アルヴェの魔法を防ごうとする！！
しかし、アルヴェの魔法は盾を貫通し、イヴの体へ直撃する！！
ドッ！！
イヴ
「ッ……！」
イヴは魔法を受けたものの、すぐ体制を立て直し、銃器で反撃をする！！
アルヴェは紅いバリアを展開し、銃撃を防いでいく！！
アルヴェ
「お前……本当に人間か？」
「それともソフィアが言っていた…フクロウの魔女とやらか？」
イヴ
「！」
イヴは魔法陣を展開し、さらに周囲に銃器を増やす！！
そしてアルヴェに向かって銃で斉射していく！！
アルヴェは紅いバリアを展開しつつ、イヴを中心に横へ駆けていく！！
アルヴェ
「いきなりムキになったな…図星か」
イヴ
「……」
イヴはさらに魔法陣を展開し、今までの銃器よりさらに大きいものをいくつか生成していく！！
イヴは生成した銃器から爆裂魔法を砲弾していく！！
ドオオオオオオオオオオ！！！
爆裂魔法を受けた紅いバリアが崩れていく！！
アルヴェは走りに走ってイヴの死角を取ろうと横周りしていく！！
アルヴェ
「あなた…相当強い魔力を持っているのね……でも私には勝てないわ」
アルヴェは両手から赤黒い魔法を連発で放出していく！！
イヴは両手に生成したソードでその赤黒い魔法を切り裂いていく！！
アルヴェ
「すごいすごい！！ならこれならどう？」
アルヴェはさらに巨大な赤黒い魔法をイヴを目掛けて連発で放っていく！！
イヴ
「ッ！？」
イヴはそれを捌ききれず、何発かダメージを負ってしまう！
クエリ
「イヴ！！」
クエリがよそ見している瞬間に、黒い鎧が銃器で攻撃してきた！！
クエリ
「！！」
クエリはバリアを展開し、銃撃を防ぎつつ、後退していく！！
クエリ
「魔女の手下が銃器を！？」
黒い鎧は銃撃しつつ、クエリを追いかけてくる！！
