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外部調査2

転送装置を使用してペルー村のご神体に着いたドラフたち。

転送先はご神体の内部であり、また転送地点の周りは魔氷だらけであった。


クラフト国軍

「魔氷がすぐそこにあります。触れないように注意してください」


クエリ

「こんな近くに魔氷が……ここから踏み出したら魔氷に接触してしまいそう」


足元には黄色いラインが引かれており、そのラインを踏み外すと魔氷に接触してしまう。

ドラフたちは黄色いラインに沿って真っすぐ歩いていく。


クラフト国軍

「ここです」


黄色いラインの先は広い部屋につながっていた。

クラフト国軍は目の前にある壁を指さし、ここに魔法障壁装置が設置されていたという。

その場所は魔氷で固まっていたものの、真ん中だけぽっかりと穴が開いていた。

またパイプがいくつか地面に残っており、クラフト国軍が言うには、このパイプと魔法障壁装置が繋がっていたということだ。

ドラフはパイプを見ては周りを見渡す。


ドラフ

「確かにここだけ魔氷があまり侵食していないな」

「村長たちはここに籠って助かったわけか」

「このパイプも魔氷に侵食されていないことからこのパイプも調べる必要があるな」

「切り取って持っていこう」


ドラフはカバンからショートソードを取り出し、パイプを切り取っていく。


ドラフ

「この素材……なんの素材なんだろうな」


ドラフは切り取ったパイプをじろじろ見渡す。


クラフト国軍

「やはりそのパイプの原料が魔氷を防いだのでしょうか」


ドラフ

「わからん。わからんが試してみよう」


ドラフはソードでパイプを少しカットする。

切り取ったパイプの破片を魔氷へと投げる。


ジュー……


パイプに触れた魔氷から煙が昇っていく!


ドラフ

「!」


パイプは凍ることなく、魔氷の上に残っていた。


クエリ

「パイプが凍らない……」


ドラフはポケットからシャープペンを取り出し、魔氷へ投げる。


シュッ……


ドラフが投げたボールペンは一瞬で凍ってしまった。


ドラフ

「なるほどな」


ドラフはもう一度パイプに目をやる。


ドラフ

「これはガゼルの置き土産だったか……」


クエリ

「ドラフさん……やはりこのパイプは……」


ドラフ

「ああ。魔氷を溶かす要素を持っている。間違いない」

「この魔法障壁装置の一部が村長たちを魔氷から守っていたんだ」

「一体何が魔氷を溶かしているのか、さっそく調べる必要がある」


ドラフたちはパイプを持ち運んで転送装置へ向かう。



一方ノーズはブリジット大陸から船でデービー大陸へ渡り、

列車でフンボルトへ向かっていた。


ノーズ

「……」

(正直今後は銃器だけでは太刀打ちできない……今の人間の姿のままでは戦えそうにないな)

(もう一度魔物の姿へ戻るべきか)


ヒュウウウウウ……


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!


外から爆発音が聞こえてきた!!

ノーズはとっさに列車の窓を開けて、外を見る!


フオオオオオオオオオオオオオオン!!!


ノーズ

「最悪だ……」


外はキノコ雲が大きく広がっており、フンボルトの町々が炎に包まれていた!

そして上空には銀色の竜の姿があった!!


ノーズ

「くそ!!こんなタイミングで!!」


列車は急停止し、避難警報が列車内で鳴り響く!


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン


銀色の竜は口から爆裂弾を何発も放ち、フンボルトの街を破壊していく!!

やがて竜は破壊活動を止め、上空へと飛び立っていった…!


ノーズ

(竜がどっかに行った?)

(やけに撤退が早いな……妙だな)

(しかし、ここで立ち止まるわけにはいかない…)

(武器屋が無事だといいが……)


ノーズは徒歩でフンボルトの街へ向かう……。


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ツイッター:@hukurai_eichi
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