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ダフネス5

イヴはさらに多くの銃器を生成し、赤い龍を発砲していく!

赤い龍はびくともせず、羽ばたき、上空へと上がっていく!


イヴ

「………全く効いていない」


ノーズ

「あの赤い龍………他の龍とは違うぞ!」


アイナ

「私の炎なら!!」


アイナは火柱を生成し攻撃する!


ボボボボボボボボ!!


赤い龍は炎に呑まれ、焼かれていく!

しかし、赤い龍の咆哮でかき消されていく!!


アイナ

「!?」


クエリ

「アイナの炎が効かない!?」


ドラフ

「これならどうだ!!」


ドラフは機関銃を取りだし、龍に魔女対抗弾を放っていく!


パパパパパパッ!!


命中はしているものの、ダメージは無さそうだ。


イヴ

「この世のものでは倒せない………」


トランヴェル

(どうしたら………どうしたら倒せる?)


赤い龍は口から炎を吐き出し、イヴたちを攻撃していく!


イヴ

「シールド展開!」


イヴたちの前に盾が複数現れる!

盾は炎を防いでいくが、徐々に溶けていく………。


イヴ

「このままでは全滅です。対処方法がありません。トランヴェル、撤退しましょう!」


トランヴェル

(………こちらの攻撃が通用しないのは、あいつがこの世のものでないからなのか?)


イヴ

「いいえ………あの龍自体はこの世のものなので破壊できるはずです。しかし我々の攻撃が通用しないのです」


トランヴェル

(龍は魔法が効かないと聞く。だから実弾なら効くんじゃないか!?)


イヴ

「………なるほど。試してみる価値はありますね」


イヴはノーズに近づき、話しかける。


イヴ

「そこの人間!」


ノーズ

「!?」


イヴ

「奴には抗魔法武器は効かない。添加無しの銃弾を使え」


ノーズ

「何だと?」


ドラフ

「つまり奴には魔女対抗弾は効かないということか?」


イヴ

「そうだ。私とアイナでは奴を倒すことができない。貴様らの実弾が有効だ!」


ドラフ

「ほう………」


ドラフはマシンガンを取りだし、龍へ構える。


ドラフ

「試してみようか」


ダダダダダダダダダダ!!


大量の銃弾が龍へ撃ち込まれる!


赤い龍

「!?」


赤い龍の体から血が吹き出し、倒れる!


ドラフ

「どうやら本当のようだ」


赤い龍

「ぐっ………またこいつの体の調子がおかしい」

「先ほどまでよかったのに何故………?」


イヴ

「効果抜群のようです」


トランヴェル

(よし!勝てるかもしれないぞ!!)


ノーズ

「そうとわかればもはやこちらのものだ!」


ノーズは両手に銃を持ち、龍を発砲していく!!

龍の体に弾丸がどんどん撃ち込まれる!


赤い龍

「!?!?」


龍はあまりの痛さに上空へ逃げようと羽ばたき出す!


ノーズ

「逃がすか!」


ドラフ

「待て!!」


ドラフはノーズの拳銃を素手で押さえ込む。


ドラフ

「奴を殺しては魔氷が出る可能性がある。もし出た場合、我々には助かる術がない………」


ノーズ

「チッ」


ノーズは銃を下ろす。


赤い龍

「覚えておけよ………必ずお前の計画を止めてやるからな」


赤い龍は両足で金色の龍を持ち上げ、上空へと逃げていった………。

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ツイッター:@hukurai_eichi
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