魔女討伐7
魔物の襲来後、ドラフは遂にこの処刑台で魔女と戦うことになった。
彼が長年研究を重ねて開発した魔女対抗具の効果を試す時が来たのだ!
そして見事ドラフの研究成果により、魔女の攻撃を防ぎ、また魔女の魔法を破壊することに成功した。
しかし、それでも魔女は倒れない………。
魔女はまるで不死身であるように体が再生されていく。
最初は優勢であったが、戦いが長引くにつれ、戦況が逆転していく!
そして遂にドラフにソフィアの氷の刃が刺ささってしまう………!
ドラフ
「ぐっ!?」
(ここで死ぬわけにはいかない!後一歩なのだ!後一歩で魔女を倒せる!!ここでくたばるわけには……)
次の瞬間、ドラフの目の前に多数の氷の刃が襲いかかる!
ガッ!!
ドラフの前にカリアが割り込み、氷魔法を魔法障壁で抑えた!
カリア
「うう………早く………早く逃げて!」
ドラフ
(………この娘はガゼルの………)
「くっ!?」
カリアが魔法を防いでいる間、ドラフはその場から脱出する。
ドラフが出た瞬間、またソフィアの氷柱が彼を襲う!
バチバチバチ!!
ララが放った稲妻が氷柱を破壊していく!
ララ
「カリア!!」
ララは雷魔法でカリアが防いでいた氷魔法を破壊する!
ソフィア
「邪魔をするな!」
ソフィアとララの魔法が衝突し、相殺されていく!
その間にドラフは後退し、拳銃に弾丸を詰め込む!
その様子を上空から見ていたトランヴェルはドラフに目をやる。
トランヴェル
(あのサングラスの男………ペルー村の時の兵士だ)
トランヴェルはドラフとの戦闘を思い出す。
トランヴェル
(ペルー村であらゆる機材を駆使してララを追い詰めた兵士………まさかここで共闘することになるとは………)
ララたちとソフィアたちの衝突が激化していく!
ララとカリアはソフィアと、ルイとサラはカローナと、魔女狩隊とイトはダリアと対峙している!
イト
「こいつら真っ二つにしても再生しやがる………」
ダリア
「………よくもまた私に恥をかかせてくれたな人間ども」
サカ
「どうしたら倒せる………?」
ダリア
「あんたたちでは一生倒せないよ!!」
ダリアの背後から爆裂魔法が何十発も放たれていく!
イトは先陣してダリアの魔法を切り落としていく!
しかし、ダリアの魔法は尽きることなく、放たれていく!!
イト
「キリがない!?」
イトの背後からハンマーが飛び出した!
ハンマーは爆裂魔法を掻い潜って、見事ダリアの左足にに命中する!!
ナハンジ
「イト!そのままあいつの魔法を切り崩してくれ!攻撃は俺たちに任せろ!!」
ナハンジはハンマーを回収し、もう一度ダリアに向かって投げた!
それに合わせてミハエルも紅の弓で矢を放っていく!!
ダリア
「くそ!!鬱陶しい!!」
ダリアはバリアーを貼り、ナハンジたちの攻撃を防いでいく!そこにサカが懐に入り、ダリアのバリアーを斬り込んでいく!
ダリア
「邪魔だ!!」
ダリアは近づいてきたサカを蹴飛ばし、さらに爆裂魔法に加え、電撃魔法を生成し、放っていく!
バチバチバチ!!
電撃魔法がイトたちを襲う!!
ダリア
「これだけの魔法を捌けるか?」
イト
「余裕だ!!」
イトは俊足で爆裂魔法と電撃魔法を切り落としていく!
そして再びナハンジとミハエルの攻撃がダリアへ放たれる!
ダリア
「くう!?」
ダリアはバリアーを強化し、後退していく!
サカ
「逃がすか!!」
サカがダリアを追い込もうともう一度ダリアの懐に入ろうとする!
ダリア
「邪魔だって!!」
ダリアは強力な電撃魔法をサカに放つ!
しかし、その魔法はクエリの氷魔法で相殺された!
クエリ
「サカはやらせないよ!!」
ダリア
「な………!?」
ダリアの懐に入ったサカは下から剣を振り上げ、ダリアの腕を斬りつける!
ダリア
「ッ………!?」
ダリアが怯んだところに再びハンマーが襲う!
グシャア!!
ダリアの右肩にヒットし、ダリアの右腕がミンチと化す!
ダリア
「あああああ!」
ダリアは更に爆裂魔法を増やし、魔女狩隊を駆逐しようとするが、その魔法も全てイトによって切り落とされた!
ダリア
「何故………何故こんな!?」
さらにダリアの体にミハエルの放った弓が突き刺さっていく!
そしてクエリの氷魔法がダリアの体を凍らしていく!
そこにサカがダリアの左足を切り落とし、またイトもダリアの魔法を切り落としながらダリアに向かって剣を振りかぶる!
イト
「とどめだ!!」
ダリア
「!?」
イトはダリアを真っ二つに引き裂いた!
イト
「クエリ!!ありったけの氷魔法を奴に!!」
クエリ
「わかった!!」
クエリは強力な氷魔法をダリアに撃ち込む!
ダリアの体は凍結し、体の再生が遅くなった!
ドラフ
「あとは任せろ………!」
ドラフは拳銃をダリアに向けて発砲する!
ダリアに6発命中し、彼女の体から大量の魔法粒子が飛び散っていく!
ダリア
「あ………ぐあ!?」
ゴオオオオオオ!!
ダリアから魔法粒子が抜けていき、彼女の再生能力が落ちていったのか、
体の修復が追い付いていない!
カローナ
「ダリアああああ!!」
カローナはダリアを助けに向かおうとするが、またルイの黒紫の魔法に邪魔される!
ルイ
「行かせないって言ってるでしょ!!」
ルイの魔法がカローナを襲う!
カローナは瞬く間に避けていくが、目の前にサラが突進してきた!
サラ
「この魔法デ!!」
サラの体が赤く光り、炎を纏ってカローナの腹に目掛けて突進する!
ドッ!!
サラの体当たりでカローナは地面へ落ちていく!
カローナ
「こいつら………」
カローナが落ちたところをルイが更に魔法を撃ちまくる!
ドドドドドドド!!
ルイの魔法を直撃し、カローナは体がボロボロになっていく!
そしてカローナの周りからツタが伸び、彼女を拘束する!
サラ
「捕まえた!!」
カローナは体の修復に専念するが、ツタがきつく絡まりついて再生すればするほどツタに肉体が食い込む………。
カローナ
「う………」
ルイ
「なるほど不死身なら捕まえちゃえばいいのね」
ルイは巨大な円型の黒紫の魔法の中にカローナを取り込む!
カローナは魔法の中へと収納され身動きができない!
一方ララとカリアはソフィアと対立し、攻防を広げていた!
バチバチ!!
ララの雷魔法が炸裂する!
そしてソフィアの氷魔法はカリアの魔法障壁によって防がれる!
ソフィア
「………」
(間違いない……この子たち魔力がさっきよりも強くなってる………!)
ソフィアは怪しく笑みを浮かべ、ララたちにどんどん魔法を放っていく!
ララとカリアはソフィアの魔法を凌ぎながら、果敢に攻めていく!
ソフィア
(………面白い)
「あは!あははははは!!」
ソフィアは楽しそうにララたちと戦闘を繰り広げる!
ソフィア
「これはどう?」
ソフィアは氷魔法の規模を拡大していき、ララたちへ放つ!
ララ
「!?」
カリア
「ララ下がって!!」
カリアは氷魔法を魔法障壁で防ぐ!
ソフィア
「あははッ!!あなたたち本当に魔女みたい!」
「このゲーム………楽しくなってきたよ!!」
ララ
「ゲーム………?あなたにとってこれはゲームなの?」
バチバチバチバチ!!
ララの纏う雷が周りの建造物を破壊していく………!
ソフィア
「そうそう!これは私たちが遊ぶためのゲーム盤なんだよ!そしてあなたたちはゲーム盤の駒にすぎない!」
ララ
「駒!?ふざけないで!!こんなに多くの人が死んだのに………これは全てあなたたちが遊びでやったってわけ!?」
ソフィア
「そうだよ?」
バチバチバチバチバチバチ!!!
ララの魔力が向上していく………!先程とは比べ物にならないぐらい魔法粒子が溢れている!
ソフィア
「フフフ………それぐらいの魔力があればちょうど良さそう………」
「さあ………私と遊びましょう?」




