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魔女討伐3

ララたちトランヴェルの魔女とダリアたち真性の魔女との激戦が続いていく。


ララ

「サラが戻ってこないよ!」


イト

「奴ならきっと大丈夫だ!目の前の戦闘に集中しろ!」


イトはサカと共に接近して剣でダリアを斬り込んでいく!

そしてカリアは魔法障壁でダリアの攻撃を防いでいく!


カローナはダリアがイトたちに押されているところを上空から見ていた。


カローナ

(くッ………ダリア)


カローナはダリアに加勢しに行きたいところだが、ルイがそれを許さない。ルイの猛攻によりカローナは精一杯であった。


ルイ

「チョロチョロと逃げるな!!」


ルイが莫大な黒紫の魔法でカローナにぶち当て、地上へと落とす!


カローナ

「ぐあああああ!?」


カローナが起き上がろうとした瞬間、発砲音が鳴り響いた!

発砲したのはサングラスの男だ。

彼は見事カローナの胸元に銃弾を撃ち込んだのだ!


カローナ

「!?」


カローナから大量の魔力が抜けていく!


サングラスの男

「他の魔女にも効果があるか試さないとな」


カローナ

「あ………ああああああああ!」


カローナが痙攣し始める!


ガラウ

「ま………魔女たちが押されているぞ!?」


ミドラス

「くッ………騎士団とフンボルト軍は何をしている!?早く迎撃に向かえ!」


騎士団員

「しかし………」


魔女たちの戦いを前にして、騎士団たちは立ち竦んでいた。

騎士団より優秀なフンボルト軍でさえ全く歯が立たない上、魔女たちの魔力が規格外であり、とてもじゃないが戦いに参入できない。


コッホ

(もはや我々の力ではどうしようもない………)


騎士団長の1人であるコッホもこの場に居合わせていたが、

魔女たちの戦いを目の前にして余りにも次元が違いすぎるため、唖然と立ち尽くしていた。


ガラウ

「腰抜けどもめ!!お前らはそれでも我が国の騎士団か!?」


コッホ

「………」

(我々では太刀打ちできない………無駄に戦力を消費することに何の得があるというのだ………)

(しかし………フンボルトのダリアは本当に人間なのか?いくら上級の魔法使いと言えど規格外すぎる………)

(そして、あの片翼の女性はダリア指令の仲間だろうが………あれはどうみても人間じゃない………)


コッホはダリアたちが余りにも人間離れをしているため、ダリアたちを魔女なのではないかと疑っていた。あまりにも強力な魔力を放っており、そして致命傷を負っているのにも関わらず、体が即元通りになっているからだ。


コッホ

(そしてダリアたちと対立している奴等………間違いないペルー村の魔女たちだ)


ガラウ

「早くダリア指令の援護を指示しろ!これは命令だ!!」


騎士団員

「はっ………はい!!」


ダリアに加勢し、謎の集団を撃退するように騎士団内で指令が渡される。


コッホ

「………無謀だ」


騎士団とフンボルト軍が魔女たちの戦いに参入しようとしたその時、上空から一本野太い氷柱が降ってくる!

氷柱は騎士団とフンボルト軍の目の前に突き刺さった!


騎士団員

「!?」


コッホ

「氷柱………!?」


ソフィア

「ダメダメ………あなたたちでは役不足」


氷柱を突き刺したのはソフィアだった。


ガラウ

「ソフィア………!?」


ソフィア

「人間が横槍入れたところで意味はない」


ソフィアは展望席から外へ飛び出し、空中を浮遊してララたちのもとへと降りていく。


ララ

「!?」


イト

(………あの魔女………ついに来るか)



カローナ

「………ソフィ…ア」


ソフィア

「あなたたちを調べたいがために生かしておいたけど………どうやら手に追えない存在になりつつあるようね」

「何人か死んでもらおうかな」


ゾゾゾ………!!


ララたちに重圧がかかる………。


カリア

「………ツ」

(どうやって………どうやってあの魔女を倒す?)


昨日カリアたちが戦った時はソフィアに全く歯が立たなかった。一撃も喰らわせることもできず、喰らわすどころか、むしろ秒殺されてしまったのだ。


イト

(まともに戦っては勝てない………何か方法は無いのか?)


イトが思考を巡らせているうちに、

ルイが黒紫の魔法をソフィアに向かって放った!

しかし、彼女の魔法はソフィアの魔法障壁で防がれてしまった。


ルイ

「チッ………」


ソフィア

「いきなり攻撃してくるだなんてせっかちね」


ルイ

「お前も魔女なのか………何人いるんだ?」


ソフィア

「あなたもこの子たちの仲間?」

「あなたもそこそこ魔力があるみたいだけど」


ルイ

「私はイトたちと同じトランヴェルの魔女だよ!」


ルイは両手に巨大な魔法を生成し、ソフィアにもう一度放っていく!


ソフィア

「無駄ね」


ソフィアの体から魔法障壁が再び展開される。

その時、イトは両手に剣を握り、ソフィアの懐にはいる。そして魔力を込めた剣先で魔法障壁を斬り込んで行く!


ソフィアの魔法障壁が崩壊し、ルイの魔法がソフィアに直撃した!


ボオン!!


爆発音と共に煙が立ち込めていく!


ソフィア

「痛………」


ソフィアは片手で煙を払い、ごほごほ咳をしていた。


ソフィア

「大した魔力ではないけど、痛いものは痛いね」


ルイ

「全然効いてない………それなら!」


ルイは魔法で蝶々を生成し、ソフィアにとりつかせる!


ソフィア

「面白い魔法ね」

「魔法を蝶々の姿に変えて攻撃してくるだなんて」


ソフィアの目が青く青く色濃くなっていく。

周りにいた蝶々たちは徐々に氷付いていき、終いには地面に落ちて割れてしまった。


ルイ

「………!?」


イト

「気を付けろルイ!そいつは他の魔女とは違うぞ!」


ソフィア

「なかなか面白い魔法を作るから殺すにはもったいないわ」

「そうねぇ………まずは貴女から死んでもらいましょうか」


ソフィアは片手を手前に掲げ、いくつか氷柱を生成する!

そしてララに向けて氷柱を飛ばしていく!


イト

「ララ!!」


イトはララの前に入り込み、氷柱を切り落としていく!

しかし、2、3本はイトの体に突き刺さってしまう!


ララ

「イトさん!!」


ソフィア

「あはは。あなたからでもいいよ?剣士さん」


ソフィアはまた氷柱を生成し、次から次へとイトたちへ放っていく!


カリア

「イト!ララ!!」


カリアは魔法障壁を展開して氷柱を防ごうとするが、氷柱は魔法障壁を簡単に破壊していき、ララたちの体へ突き刺さっていく!


ララ

「うっ………」


イト

「くそ!!」


イトは体に刺さった氷柱を引っこ抜き、ソフィアへ斬りかかる!


ソフィア

「あは♪」


バチバチバチ!!


イトはソフィアの魔法障壁にぶつかり、吹き飛ばされてしまう!


カリア

「イト!!」


吹き飛んだイトをカリアが受け止める!

そこにソフィアが立て続けに氷柱を飛ばしてくる!


ララ

「やらせない!!」


ララは雷魔法を氷柱へ放ち、相殺を試みる!

しかし、氷柱は雷魔法を受けてもびくともせずにカリアとイトへ突き刺さってしまう!


ソフィア

「これで止めね」


ソフィアが氷柱をもう一度ララたちへ放とうとした瞬間、雷撃がソフィアを襲う!


ソフィア

「!?」


ソフィアは魔法障壁で防ぐ!


ソフィア

「………何!?」


ゴオオオオオ………


雷鳴が鳴り響く………。

ソフィアの目に蒼く光輝くララの姿が映っていた………。


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