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絶望の宴2

午後1時ごろアサダにもまた多くの魔物が結界を破り市内に侵入していた………!

市民が次々と襲われる中、駐在していた騎士団は苦戦を強いられていた。

さらに同時刻アボット、アーベル、イネスなど大都市に多くの魔物が出現していた!

騎士団は対応を急ぐものの、魔物の数が圧倒的に多く、次々とやられていってしまう。

アポロにも多くの魔物が侵入し、国会は大騒ぎになり、大混乱に陥っていた………。


国会では多くの議員たちが緊急で収集され、あらゆる都市で魔物の被害を受けていることを確認し、それぞれ対応に急いでいた。


国会議員

「国のあらゆるところで同時に魔物の被害を受けております!騎士団は魔物退治に向かっておりますが、魔物の数が圧倒的に多く対処できない状況に陥っています!」


国会議員

「フンボルト軍はどうした?ダリア総司令はどこにいる?」


国会議員

「現在フンボルト軍はアポロ市内に侵入した魔物退治に向かっております」

「ダリア総司令も現場で指揮をとっているそうです」


オードリー

(こんな同時に魔物があらゆるところで襲ってくるとは………)

(違和感がある………まるで誰かに仕組まれたような………偶然にしてはあまりにも不自然すぎる)


国会では大きく映像が写し出されており、それぞれの都市での状況が窺える。

どの映像も魔物が人々を襲っており、騎士団が抵抗するものの全く歯にたたない。


オードリー

(まるで地獄絵図………悪夢だ………)


オードリーは頭を抱えていた………。


オードリー

(こんなところにいる場合では無い………)

(ソフラとアイナは無事なのか?)


オードリーはいてもいられず、今すぐ国会を抜けて家族の安否を確認したい気持ちでいっぱいだった………。


ガジャアアアアアアン!!


国会の窓から多くの魔物が侵入してきた!!


国会議員

「ま………魔物!?」


オードリー

「!?」

(ま………魔物が何故ここまで………)


国会議員

「外にいたフンボルト軍はどうした!?護衛を急がせろ!!」


国会議員

「緊急解散!!地下へ避難!!」


国会議員たちは慌てふためき、避難場所へ走り込む!!

しかし魔物たちの足は早く、瞬時に国会議員たちに追い付き、襲いかかる!!


国会議員

「があ!?」


国会議員

「うわああああああ」


次々と国会議員は補食されていく………。


オードリー

(こんなところで死ねるか………!?)


オードリーは外へ出て、馬車へと向かう!


魔物

「ガアア!!」


魔物がオードリーの前に現れ、彼に襲いかかる!

オードリーは必死に逃げるものの、魔物に押し倒されてしまう!!


魔物

「不味そうな親父だな………」

「まあいいか腹減ったし」


オードリー

「ぐ………ソフラ………アイナ」


魔物がオードリーに噛みつこうとした瞬間

魔物の頭にハンマーがぶつかる!


魔物

「ぐお!?」


魔物はハンマーで頭を潰され、血しぶきをあげて倒れる!


ナハンジ

「オードリーさん大丈夫ですか」


オードリー

「ナハンジ………!助かった………死ぬかと………」


ナハンジ

「オードリーさん!早く馬車へお乗りください!!できるだけ遠くに逃げてください」


魔物

「おい!てめえ!!」


魔物が2、3匹ナハンジに襲いかかる!


ナハンジ

「早く!」


オードリー

「す………すまない!!」


オードリーは体を起こして、馬車へと走りだす!

オードリーは馬車に乗り込み、馬をムチで叩き、馬車を走らせる。


オードリー

(頼む………無事でいてくれ)


オードリーはソフラに着信をかけるものの、繋がらない………。


オードリー

(嫌な予感がする………)


オードリーは自宅へと向かった………。


一方イトたちは魔法研究所内で魔物と戦闘を行っていた!


イト

「こいつら………市内の結界を破ってきたのか!?」


サカ

「気を付けろ!こいつらは今までの魔物とは違う!!かなりの魔力を保持している!」


魔物

「こいつら軍人だ………」


魔物

「やだな………面倒だな」


魔物

「お前らどけ!俺がこいつらを食い殺してやる」


イトたちの前には数十体の魔物がおり、その中から巨体な魔物が前に出てきた。

サラは両手から魔法を生成し、巨体な魔物へ放つ!


魔物に魔法は当たるものの、ほとんどダメージが無いようだ。


巨体な魔物

「なんだこのひ弱な魔法は?」


トランヴェル

(魔女の魔法が効かない………)


イト

「ならば近づいて斬るまで!」


イトは魔方陣から剣を取り出し、巨体な魔物へ斬り込む!

巨体な魔物は真っ二つとなり、倒れる!


イト

「サラ!こいつらには魔法より物理攻撃のほうが効くぞ!」


サラ

「ワカッタ!」


イトとサラは次々と魔物を切り刻みにしていく!


アマミ

「こいつらすげえな………魔女狩隊レベルじゃん」


トランヴェル

(しかし………どこから沸いてきたんだこいつら………)

(外はどうなってるんだ?)


イトたちは魔物を葬り去りながら、出口へと向かって行った。

魔法研究所を出て周りを見渡せば、建物は崩れ、市民の遺体が転がっていた……。


サカ

「これは一大事だ………」


リリィ

「外も危ない………中にいたほうがいいかもしれません」


サカ

「リリィさん………一度研究所へ戻って魔法障壁装置を作動させてください………」

「まだ未完成ではありますが、研究所の周辺なら魔物の侵入を防ぐことができるかもしれません」


リリィ

「そうですね………わかりました!」

「アマミ君戻ろう!」


サカ

「サラ!君はリリィさんたちと共に研究所へ戻るんだ!彼女たちを護衛してくれ!」


サラ

「ワカッタ!!」


イト

「俺たちはどうする?」


サカ

「魔女狩隊と連絡をしてるが、一向に繋がらない………」

「状況がわからない以上、まずは周辺の魔物を退治して国会か王宮に行くしかあるまい」


イト

「了解!そうしよう!」

「トランヴェルはどうする?」


トランヴェルはイトの肩に止まった。


イト

「一緒に行くのか………自分の身は自分で守れよ?お前を守ってる余裕は無いからな」


トランヴェルは首を縦にふり、承知したようだ。


サカ

「それじゃあリリィさん………何かあったら連絡下さい」

「俺とイトは現状を確かめに行く」


リリィ

「わかりました。お気をつけて………」


リリィとアマミとサラは魔法研究所へ戻り、イトとサカとトランヴェルは国会の方へと向かった。

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