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魔法世界に来てしまった結果、最強の魔導士になってしまった  作者: ただっち
ミラージュエンド編:第2章-旧世代の童話-
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3rdステージ12:悪魔神ヨルヤ=ノクターン

"とある昔、1人の天使と1人の悪魔がいました。

まだ何もなかった時代、2人は仲良く遊んでいました。

しかしある日、悪魔は遊びに飽きてしまいました。

困った天使は、何かを作るべく様々な事をしました。

いつしか天使は、始まりの神と呼ばれるようになりました。

始まりの神となった天使は、悪魔と広々と遊ぶために世界を作りました。

それも、悪魔が飽きないように幾億幾兆、それ以上の無限の世界が広がりました。

悪魔はそれでも物足りませんでした。

困った天使は、再び様々な事をしました。

すると、悪魔が喜ぶ世界が出来上がりました。

それは、【冥界(めいかい)】と呼ばれるこの世の反対側の世界でした。

悪魔はその世界で遊ぶことを決心しました。

悪魔は毎日毎日面白おかしく遊びました。

しかしある日、目の前から天使が居なくなったことに気がつきます。

天使は表側の世界で、人々と呼ばれる知的生命体を誕生させて世話をしていました。

悪魔も真似をして、自分と似たような個体を産み出しましたがその作業にも飽きてしまいました。

ある日、悪魔は天使に会いに行きました。

しかし、天使はどこにもいませんでした。

それもそのはずです。

天使は死んでいました。

悪魔は嘆きました。

そして、何もかもが面倒になり、堕落して何事にも干渉することを止めました。

悪魔は冥界の最奥の【十戒社(じっかいのやしろ)】にて、今でも眠りについているそうです。

自身の興味のある事か、始まりの神の復活を待つかのように……

悪魔を怒らせてはいけません。

小指で宇宙を滅ぼす力を持つ悪魔を……

その名は、ヨルヤ=ノクターン。

闇夜に眠る悪魔の王にして神。

今なお、彼は眠る。

目覚めの時を待つかのように……"

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