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赤い月の夜
文がめちゃくちゃですが、どうぞ。
赤い月の夜。必死に走る数人の影。
「おい。ここまで来れば大丈夫か?」
「たぶんな。何だった奴は…。50人ぐらいの仲間がいたのに、俺たち6人だけなんて…」
「おそらく奴が、『赤い悪魔』だ。なんたってあの眼がその証拠だ。」
「おい!もうすぐ森を出るぞ。」
6人は森を抜けた。抜けたところは、赤い月に照らされた広い草原だった。
そこが、彼らの墓場となるとも知らずに…
「このまま、国境を越えれば逃げきれる!」
「本当に逃げると思ってんの?」
声が聞こえた方向を向くと…
赤い眼を光らせた男がいた。
「なんで…なんでいんだよ。」
「なんでだろうね…。とりあえず死んで。」
と、男はニッコリと笑って言った。
6人は、背筋に冷たい汗がつたった。
「こんなところで…死んでたまるか!!!」
6人は、武器を構え一斉に赤い眼の男に向かって走った。
「いいよ。通りたいんだったら、俺を殺してみなよ。」
男の足元には、血の海と人かどうかもわからないものが散らばっていた。
男は、それにめもくれずその場を去った。
ありがとうございました!!!