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パラダスト  作者: りぃーと劉華
第一章
9/12

被害……は?

はい!りぃーです!頑張っちゃいます!


と言っても……うーん今回はちょっと切れが悪いですねぇ

ちょっと上手く行かなかったかもですが、どうぞ↓

~ルネア~


「はい。それではクラウディが及ぼした被害について」


被害って……セイヤそんなことまでしてたのか?

ホントにセイヤそんな奴には見えないよなぁ

他人の事なんか関係ない、俺は一人で生きていくってタイプだし。

俺はセイヤに会った時のことを考えてみた。


うーん……。


傍から見た普通の一般人だったらあの状況は絶対怪しむな。

なんせマンホールから出てきてるし、きったなかったし、めっちゃ弱り切ってたんだから。

俺は仕事柄そうゆう状況には慣れてたし、別に気にしなかったんだけど。


なんて考えていたら秘書が話を進めていた。


「クラウディは甚大な被害を各地区に及ぼしました。 

 たとえばこの地区、クラウディ捕獲の為に魔獣三体を召喚しましたが、全て殺害されています。

 クラウディは三体共剣技で殺害したとみられます。

 これは、天使から人間になりたいという欲望から魔法を自主規制したとみています。

 又、魔獣はこの時代には少ない希少種で、こちらの戦力が劣ることが分かっています」


秘書は長い言葉をつらつらと棒読みで言った。

て言うか、これ、普通魔獣なんか召喚されたら何も考えずに戦うんじゃないのか……?

セイヤのしたことは真っ当な事じゃないか。(てか、セイヤかなり強いな。うん。俺ほどじゃないけど)

こいつ、こっちの都合だけで言ってんだろ。やだなぁ


「分かった。次、レビレス」


は?俺ぇ?

被害についてなんて何も調べてねぇよ。

それに俺は建国祭の警備してたし、そんな暇ねぇだろうが。

ちったぁ他人の事も考えろってんだ。


「ん?どうしたレビレス。何も調べてないのか?」


あぁそうだよ。当たり前だろ。

それにレビレスレビレスうるせぇんだよ。

こちとら「レビレス」っていう姓名を使いたくない事情ってもんがあるんだ。

連呼すんな。


俺は反抗期のガキみたいに色々思っていたが、それが顔に出たらしい。

大尉に怪訝そうな顔をされた。


「お前、何か私に不満があるのか?」


あーもーイラついた


「特になんもないっす。俺、建国祭の日は警備に駆り出されてたんで調べてないっすよ」


行った後、つーんとそっぽを向いてやった。

後ろでミノアがあわあわしているのに気が付いたが、あえて無視。

ふんっどーせ大尉が激怒でもしてんだろ。そんなの分かってらぁ


ちらりと大尉の方を見る……。うわぁ

やっちゃったー。

ガクガクと震える大尉。やっべぇめっちゃ怒らせた。


「あ、で、でも、多少は調べてる……それに直接会ったかなぁ……なーんて」


最後の方は声が蚊の鳴くような声になって、多分聞き取れていないだろう。


「もう、お前はいい。さっさと出ていけ」


うおーマジ切れだぜ……。

この冷徹な声。怖ぇー


「ぐすっ」


後ろで泣いている声が聞こえた。ミノアだ。

ちっ。しょうがねぇ。


「すみませんでしたっっ!!」


俺は立ち上がり、深々と頭を下げた後、ミノアを小脇に抱えて遁走した。

後ろでマリーが何か言っていたが、気にせず走った。


もうこんな大尉に身を任せてられなかった。 



今回はかなーり短いですねぇ

次はセイヤに……おっと、ネタバレですねww


それでは次、劉華さんです

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